
万愚節、おめでとうございます。
季何学研究所所長代理の堀田季何です。
笠間書院様が電子空間内に有する広大な敷地をご提供いただき、本日4月1日、季何学研究所は無事開所の運びとなりました。
3月20日に事前告知いたしましたが、開所記念事業もとい実験として、12ヶ月連続で広い意味での俳句をとても広く募集することになりました。
広い意味での俳句というのが重要で、無季・超季も自由律も可です。一部の外国語も可です。また、作者が俳句であると信じている限り、その作品が発句、俳諧詩、川柳のようであっても可です。
しかも、ヒト実験……いえいえ、開所記念事業ですので、投句は一切無料、しかも句数無制限、投句回数無制限です。上位の方には、記念品もご用意いたします。
肝心のお題ですが、毎月3つ出しますので、お好きなものでお好きなだけお作りください。もちろん、弊所は季題なんてありきたりのものは出しません。(意地の悪い=)作り甲斐のあるお題で(無茶苦茶な=)刺戟的な(実験=)俳句体験を演出いたします。
これにより、何らかの新しい流れが少しでも、少しでも、少しでも生まれれば、弊所としてはこの上ない喜びです。
さて、本来は弊所所長がご挨拶いたすところでしたが、春眠暁を覚えず、いえ、数年前に入った冷凍睡眠カプセルから起きてこないため、略儀ながら、私が代わりにいたしました次第です。
何卒末永くご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
平成31年4月1日

堀田季何
俳人・歌人。「吟遊」同人、「澤」同人、世界俳句協会監事を経て、現在、歌誌「短歌」同人、「扉のない鍵」別人、現代俳句協会会員(前青年部委員)、現代歌人協会会員、日本歌人クラブ会員。俳句で芝不器男俳句新人賞齋藤愼爾奨励賞、澤新人賞、短歌で石川啄木賞、日本歌人クラブ東京ブロック優良歌集賞、中部短歌会新人賞。句集『亞剌比亞』、歌集『惑亂』。多言語多形式で創作
【俳句:有季定型】
ニンゲンけダモノ http://weekly-haiku.blogspot.com/2018/08/10.html
密告の楽園 http://shiika.sakura.ne.jp/works/haiku-works/2018-06-09-19256.html
メメント・モリ http://kangempai.jp/seinenbu/haiku/2015/12hotta.html
【俳句:英語・自在季自在律】(※英語。狭義の俳句でないため当時は「ハイク」と表記)
haiku-digest http://spica819.main.jp/tsukuru/tsukuru-hottakika/page/31
【俳句についての見解】
夢見る俳句 http://kangempai.jp/seinenbu/essay/2019/hotta01-1.html
【最近の活動:俳句の翻訳について】
https://www.gendaihaiku.gr.jp/news/?id=140