2月の刊行予定です。

解説
「女性のつくった恋の歌としては最も優れたものだと、私は思っています」
詩人・大岡信氏にそういわしめた鮮烈な二十九首。
紹介
「女性のつくった恋の歌としては最も優れたものだと、私は思っています」
詩人・大岡信氏にそういわしめた鮮烈な二十…
笠女郎—生没年、閲歴未詳。奈良時代の女流歌人。『万葉集』に29首の短歌が所収。その作すべてが大伴家持との恋の贈答歌であり、恋の始まりから終わりまでの諸相が詠まれている。家持は、笠女郎を女性としては愛さなかったが、その歌才は愛したといえる。そして笠女郎は、愛は報われなかったが、そのことによって豊饒の歌世界を永遠に遺すことになった。
著者プロフィール
遠藤 宏(エンドウ ヒロシ)
1936年東京都に生まれる。1961年東京大学文学部国語国文学科卒業。1967年東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻。博士課程終了。現在 成蹊大学名誉教授。
主な編著書『古代和歌の基層』(笠間書院)、『日本古典文学大事典』(明治書院 共編)
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