展示情報です。
●詳しくはこちら
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/sokuhou2018-1.html
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鎌倉は源頼朝が幕府を開いた地として知られていますが、中世都市として発展した鎌倉には、武士をはじめ商人や職人など多くの人々が生活していたことがわかっています。それは、発掘調査により、鎌倉の地下から昔の人々が生活していた住居の跡や当時使っていた道具など、多くの遺跡が発見されるからです。
しかし、数百年前の人々の生活の様子を知ることができる貴重な遺跡も、現代に生きる私たちが生活していくための土木工事などで失われてしまう場合があります。このように、やむを得ず失われる遺跡について可能な限り記録を残し、未来へ引き継ぐために発掘調査は行われています。
今回の速報展では、「鎌倉の構造と境界」をテーマに、平成28年度に実施した発掘調査のなかから、若宮大路周辺遺跡群(小町一丁目343番2地点、および大町一丁目1084番1・1085番1地点)と、大倉幕府周辺遺跡群(二階堂12番8地点)について、出土した遺物と関連資料により紹介いたします。
日々、鎌倉市内で行われている調査のごく一部ですが、数百年前の鎌倉に住む人々の生活を思い描きながらご覧いただければ幸いです。
学芸員による列品解説(ギャラリートーク)
毎週土曜日11:00から、当館学芸員による列品解説を行っています。
事前申込不要、聴講無料です(通常の観覧料のみいただきます)。
ダウンロード
・発掘調査速報展2018vol.1「特集:鎌倉の構造と境界」のパンフレット(表面・裏面)のダウンロードはこちら(PDF:599KB)
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/documents/flyer-2018-1.pdf
・発掘調査速報展2018vol.1「特集:鎌倉の構造と境界」の解説資料のダウンロードはこちら(PDF:1,300KB)
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/documents/handout-2018-1.pdf
・発掘調査速報展2018vol.1「特集:鎌倉の構造と境界」および本館平常展示の出品リストのダウンロードはこちら(PDF:747KB)
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/documents/list-2018-1.pdf
開館時間/10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日/日曜・祝日
主催/鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)
観覧料/一般300〔210〕円 小・中学生100〔70〕円 ※〔 〕内は20名以上団体料金
※本料金で本館平常展示もご覧いただけます。
※鎌倉市内の小・中学生と、市内の65歳以上の方、または障がい者手帳等の交付を受けた方と付き添い1名は無料となりますので、受付に学生証・福寿手帳等を呈示してください。