原爆文学研究会さまよりいただきました。
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http://www.genbunken.net/
A5判・並製・170ページ
2017.12.23発行
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発行 (有)花書院
〒810-0012福岡市中央区白金2−9−6
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定価 1,200円
【目次】
◆批評
林京子「黄砂」における日本人娼婦をめぐって―「日本人のくせに」/山﨑信子
音楽における原爆の表象―原爆詩の扱いとその変遷に着目して/能登原由美
雑誌『人間』と「戦後日本」との接点―八〇年代台湾における「核」言説のジレンマ/李文茹
三〇〇〇通の手紙から見えてくるもの―第五福竜丸無線長・久保山愛吉と家族に送られた手紙を読む/市田真理
◆特集 「原爆文学」再読5――林京子「再びルイへ。」
原爆文学再読5―林京子「再びルイへ。」報告/村上陽子
林京子「祭りの場」から「再びルイへ。」まで/村上陽子
「再びルイへ。」から「祭りの場」へ/「祭りの場」から「再びルイへ。」/島村輝
◆特集 四國五郎―表現と運動の軌跡―
四國五郎と辻詩の問題─シベリア収容所の民主運動から広島のサークル運動へ/川口隆行
四國五郎と「市民が描いた原爆の絵」―被爆体験の継承と表現をめぐって/小沢節子
丸木美術館「四國五郎展」報告/岡村幸宣
『わが青春の記録』と出会って/山本捷馬
◆詩
詩/髙野吾朗
◎彙報
表紙/石原一慶