浮遊霊[ふゆうれい]

心霊にまつわる怪異。死後現世に留まり、当てもなく彷徨(さまよ)っている霊のこと。無害な霊も多いが、人に憑依したり直接危害を加えたりする霊もあるとされる。
特定の場所から離れられない地縛霊と対になって語られることが多い。日本では一九六〇年代終盤にはすでにこの名前が使われていることが確認できるが、浅野和三郎著『心霊主義』などを読む限りだと元々心霊主義の考え方では地縛霊が地上に縛られる霊全般を指していたと思われるため、浮遊霊は地縛霊が特定の場所に縛られる霊、と意味が変質したことによって、そこから漏れた霊を表す言葉として誕生した可能性がある。

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