2004年4月 1日

西鶴研究会編『西鶴が語る江戸のミステリー―怪談・奇談集』(ぺりかん社、2004.4)

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西鶴が語る江戸のミステリー

著者西鶴研究会編
西鶴が語る江戸のミステリー
 
A5判・256頁
1900円 + 税 (8% 税込:2052円)

ISBN4-8315-1075-0
ISBN978-4-8315-1075-4

2004 年発行

●版元公式サイト

http://www.perikansha.co.jp/Search.cgi?mode=SHOW&code=1000001041


西鶴の作品から18編を選りすぐり、原文と口語訳、語注と解説をそれぞれに付し、西鶴の時代の年表や貨幣制度、主要参考文献なども収録。主要目次●殺され たふたりの女商人-『西鶴諸国ばなし』巻二の五「夢路の風車」飛騨の奥山にありし事/狐が化けた女-『西鶴諸国ばなし』巻三の四「紫女」夢人 筑前の国博 多にありしこと/一生にただ一人の男-『西鶴諸国ばなし』巻四の二「忍び扇の長歌」恋 江戸土器町にありしこと/首のミステリー-『西鶴諸国ばなし』巻五 の六「身を捨てて油壺」後家 河内の国平岡にありし事/娘達の悶死-『本朝二十不孝』巻三の一「娘盛りの散り桜」吉野に恥を曝せし葛屋/少女と異人殺し- 『本朝二十不孝』巻二の二「旅行の暮れの僧にて候」熊野に娘やさしき草の屋/崩壊する家族-『本朝二十不孝』巻四の二「枕に残す筆の先」土佐に身を削る鰹 屋/奈落の底にさそう昼舟-『懐硯』巻一の二「照を取る昼舟の中」祈れどきかぬかるた大明神の事/呪いの絵姿-『懐硯』巻三の五「誰かは住し荒屋敷」姿絵 針さしとなること/猿はなぜ自殺したか-『懐硯』巻四の四「人真似は猿の行水」子ゆへに俄発心の事/瓜ふたつの謀略-『懐硯』巻五の一「面影の似せ男」無 筆は無念なる事/快楽殺人の裏側-『本朝桜陰比事』巻二の一「十夜の半弓」黒谷の壺掘り出してこれ 二たび死人の顔見る事/鑑定やいかに-『本朝桜陰比 事』巻三の八「壺掘りて欲の入れ物」あいやい井戸は水汲むため 金はわかぬに極まれる事/拉致からの生還-『本朝桜陰比事』巻四の九「大事を聞き出だす琵 琶の音」方角知れぬ夜の乗物 昼のない屋敷住みの事/捨てられた子供が大きくなったとき-『新可笑記』巻三の五「取りやりなしに天下徳政」武士は善悪の二 道を知る事/口は禍の門-『西鶴織留』巻四の一「家主殿の鼻柱」心から九度の宿替 別れをなげく中の喧嘩/死ぬことのできない男の恐怖-『万の文反古』巻 三の三「代筆は浮世の闇」烏は目前のしるし 命のままならぬ因果/逃げても追い来る怨霊-『万の文反古』巻五の二「二膳据ゑる旅の面影」危ない物乳母がさ し櫛 因果は身に添て桑名迄/江戸時代のお金について/収録作品の原拠・解題/西鶴関連年表/主要参考文献