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入会セット

入会セットはこちらからダウンロードしてください(PDF・2.1M)

はじめに

笠間書院は、当学会の会誌『西行学』の発行を行います。

西行学会は2009年4月に設立されました。
今年(2009年)8月には第1回の大会を國學院大學で既に開催。
2010年7月には、学会誌『西行学』創刊号を刊行する予定です。

この学会は、「巨人」「自由人」たる西行を発見すべく、文学、宗教、歴史、地理、民俗、芸能、説話伝承等、ジャンルを超えて、「西行学」の名の下に、 開かれた場を作ろうとするものです。

広く日本文化の諸領域で西行に関心がある、あるいは関わっていこう、という意志をお持ちの方のご参加を、 心よりお待ちいたしております。

学会設立趣意書

 中世初頭、十二世紀を生きた西行は、「中世文化の全領域を貫く精神的伝統の源泉としての巨人」「中世文化の諸領域のすべてに関わる自由人の典型」(目崎徳衛『数奇と無常』)という高い評価が定着している。和歌文学がひとつの絶頂を迎えた『新古今和歌集』で最高入集を果たした歌人であっただけでなく、その和歌文学が日本文化の中核であったがゆえに、影響力は文学の諸ジャンルにわたったのである。また、全国各地に及ぶ足跡を残した旅人としても、仏教、神道、修験道といった宗教世界に関わった神仏習合の推進者としても、文学、宗教、歴史、地理、民俗、芸能、説話伝承それぞれの世界に極めて大きな存在であり、中世文化の領域をすでに大きく越境して、現代の日本文化に多大かつ複雑な影響を与えている。

 西行を研究し、関心を抱く者は、古今に拠らず東西を問わず、国文学、民俗学、宗教学、仏教学、歴史学、美術史学、古筆学等々のさまざまな研究領域に及び、さらには西行嫌いも含めて、西行を愛好する者や西行を表現する者もまたさまざまな領域にわたっている。それは西行八百年遠忌を記念して編纂された『西行関係研究文献目録』を繙くだけでも、日本文化のほとんどあらゆる領域に及ぶ文化人、知識人たちの担い培ってきた思いが、なにがしかの形で西行に関わろうとする思いでもあったと読み解くことができるほどである。

 ところで、西行に関わる諸領域の一つ「西行伝承」については、十二年ほど前に「西行伝承研究会」が発足された。西行に深い関心を寄せる和歌文学研究者、説話文学研究者、口承文学研究者の有志が一堂に会し、全国各地の西行伝承を調査することを通して、西行の日本文化への多大な影響が現代の今に至るありようを確認してきた。その「西行伝承研究会」も、平成二十年三月には解散した。

 西行は、その精神力の強靱深遠、表現力の豊饒重厚、行動力の活発機敏、さらにそれを支える好奇心の旺盛縦横、いずれを見ても、諸領域の一つに限定して取り組むことを許すものではなく、しかしそのすべてを網羅しつつ、現代第一線級の研究エネルギーをあてることは個人のよくするところではない。まさしく「巨人」「自由人」たる所以である。

 今こそは、西行に関心を抱く、すべての人々が結集し交流し、それぞれの西行を深め合い、新たな西行を発見してゆくことで、越境する西行、脱領域する西行を「西行学」の名の下に再構築する、いわば「西行する」開かれた場を設立すべき時期の到来だと思い至ることとなった。

 ここに、本会設立の趣旨に賛同くださる方々の参加を切にお願いする次第である。
平成二十一年四月  西行学会発起人一同

発起人一同(五十音順)

浅田 徹
阿部 泰郎
嵐山 光三郎
伊東 玉美
稲田 利徳
宇津木 言行
黄地 百合子
岡田 隆
小栗栖 健治
川島 秀一
金 任仲
久保田 淳
小島 孝之
小林 幸夫
小堀 光夫
坂口 博規
志立 正知
高城 功夫
谷 知子
近本 謙介
津田 さち子
徳田 和夫
礪波 美和子
中川 委紀子
中西 満義
名古屋 茂郎
錦 仁
西澤 美仁
花部 英雄
埴岡 真弓
日野西 眞定
平田 英夫
別府 節子
松本 孝三
峰岸 純夫
宮本 達郎
村尾 誠一
山口 眞琴
山田 昭全
山本 章博
渡部 泰明

会則

■第一章 総 則
第一条 本会は、西行学会と称する。
第二条 本会は、西行の研究を学際的に開かれた視野で推進し、会員相互の親睦をはかることを目的とする。
第三条 本会は、次の事業を行う。
 一、機関誌・資料等の刊行
 二、研究発表会・展覧会・講演会等の開催
 三、その他、目的を達するのに必要な事業

■第二章 会 員

第四条 会員は、西行の研究に携わり、かつ委員会の承認を経たものとする。
第五条 会員は、入会金一〇〇〇円、会費年額四〇〇〇円を納付するものとする(ただし大学生・大学院生に限り会費を半額免除する)。二年以上会費を滞納した場合は会員から除くことがある。
第六条 会員は機関誌に投稿し、本会主催の会合に出席し、研究発表会において研究を発表することができる。また、機関誌の配付を受ける。

■第三章 役 員

第七条 本会に次の役員をおく。
 一、代表委員 二、常任委員 三、委員 四、会計監査
第八条 委員二〇名は全会員の投票により選出する。常任委員は一〇名とし、委員の互選による。また、その内一名を代表委員とする。会計監査二名は総会で選出する。
第九条 代表委員は本会を代表し、常任委員は会務を執行し、委員は会務の審議に当り、会計監査は会計の監査に当る。
第一〇条 役員の任期は二年とする。ただし、再任を妨げない。

■第四章 事 業
第一一条 本会の事業は総会の議に基き、常任委員がこれを企画し、執行に当る。
第一二条 本会の事業は毎年総会に報告する。

■第五章 会 計

第一三条 本会の会計は、会費及びその他の諸収入によって賄う。会計年度は毎年四月一日から翌年三月三一日までとする。
第一四条 会計報告は総会において行う。

■第六章 総 会

第一五条 毎年一回総会を開く。ただし、必要ある場合は臨時にこれを開くことができる。
第一六条 総会の運営に関して必要な事項は別に定める。

■第七章 事務局

第一七条 本会の事務局は代表委員の所属する機関内におく。

■付則
 一、本会則の変更は総会の決議による。
 二、本会則は平成二一年四月から有効とする。

なお、本会の事務局を下記住所に置く。

〒001-0016 札幌市北区北16条西2丁目 藤女子大学文学部平田英夫研究室内 西行学会事務局

機関誌『西行学』刊行リスト

●第一号(創刊号)2010.8刊 詳細はこちら
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●第二号 2011.8刊 詳細はこちら
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●第三号 2012.9刊 詳細はこちら
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●第四号 2013.9刊 詳細はこちら
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投稿規定

○資格—投稿の資格は、会員に限ります。
○内容—西行およびその周辺に関する研究成果に限り、次の二種類とします。
 A 研究論文 B 研究ノート
○分量—Aについては16,000字(400字詰原稿用紙換算40枚相当)、Bについては6,000字(400字詰原稿用紙換算15枚相当)を基準とします。分量には図版等も含みます。
○投稿方法—原則としてデータをメールで送信するか、フロッピーディスクをお送りください。いずれの場合もプリントアウトを郵送してください。原稿にはA・Bの種別を明記し、現在の所属を書き添えてください。原稿は原則としてお返しできません。図版を使用する場合は、原則として執筆者本人が使用許可を取り、使用料・印刷費用を負担することとします。
○審査—編集委員会にご一任ください。なお内容に応じて査読を編集委員以外の会員に委嘱する場合があります。掲載の場合は本誌5部を贈呈します。
○締切—毎年 2月16日(西行忌)
○投稿先—西行学会事務局
入会方法


学会設立趣意書・会則に賛同いただける方で、入会御希望の方は、

ゆうちょ銀行 払込取扱票 口座記号番号:00160−9−358137
加入者名:西行学会 宛

入会金1,000円 年会費4,000円 (学生・院生は年会費 2,000円)

を住所・氏名および入会申込と明記の上お振込下さい。なお、学生・院生は年会費を2,000円といたしますので、大学名を明記してください。
入会方法について詳細をPDF文書にしてあります。この指示にしたがってお申し込みください。

事務局住所

〒001-0016 札幌市北区北16条西2丁目 藤女子大学文学部平田英夫研究室内 西行学会事務局
事務局メールアドレス

saigyoujimukyoku@gmail.com