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水原紫苑著『あくがれ――わが和泉式部』(ウェッジ)
『NHK短歌』2012.6月号(広告掲載)
あきた文学資料館・平成24年度文学セミナー「第3回 「民話」でよいか・西欧は昔話と伝説―私の文学史(18)」(2012年6月8日(金))
「河野裕子短歌賞」を創設 京都女子大など(朝日新聞)
太田記念美術館 展示「浮世絵猫百景 --国芳一門ネコづくし--」(2012年6月1日(金)〜7月26日(木))
平成24年度全国大学国語国文学会夏季大会(第105回大会)(平成24年6月2日(土)、3日(日)、國學院大學渋谷キャンパス(東京))
国際日本研究センター 社会言語部門主催 講演会 「方言コスプレ」とは何か? 講演者: 田中ゆかり氏(2012年6月28日(木)、東京外国語大学府中キャンパス)
佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 正集篇』(笠間書院)
佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 続集篇』(笠間書院)
松花堂庭園・美術館、石川透氏共催、企画展「奈良絵本・絵巻の楽しみ -おとぎ話のはじまり-」(平成24年5月16日(水)~7月1日(日))
[一般聴講可]京都精華大学・石川九楊連続 [公開]講座 "Style."(2012年5月17日(木) ~2012年12月13日(木))
望月郁子『新 源氏物語は読めているのか Ⅲ 密通によって生まれた人間の生』(笠間書院)
国立国語研究所・第23回NINJALコロキウム「上代日本語の「スル」について ― コーパスによる研究」(2012年5月29日(火))他
2012年度龍谷大学国文学会 総会・研究発表会(2012年 6月30日(土))
神戸女子大学 古典芸能研究センター展示「檜書店旧蔵版木データベース完成記念  版木のいろいろ  ~古典芸能研究センター蔵の版木から~」(2012年5月7日〜8月31日)
異類の会・異類妖怪関係資料―浮世絵、番付、その他―(第28回例会)(2012.5月18日(金)、学習院女子大学4号館1階)
国立国会図書館、デジタル化した博士論文1万5千点をインターネット公開・文学系博論25本ピックアップ
記紀・万葉プロジェクトスタート記念特別企画 万葉講演会「日本画家森田りえ子に聞く」(対談方式)(2012/6/16(土)、奈良県立万葉文化館)
伝承文学研究会 第398回 東京例会 (2012年6月16日(土)、学習院女子大学)
リポート笠間新聞2012春号(第0015号)発行
最新の記事

2012年5月18日

 この記事のカテゴリーは : いただいた本・送られてきた本です。

●水原紫苑著『あくがれ――わが和泉式部』(ウェッジ)

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水原紫苑氏よりいただきました。

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●公式サイトはこちら

永遠の愛情を宿命づけられた、王朝随一の歌人・和泉式部の生涯――。 受領の娘として生まれ、同じく受領・橘道貞と結婚した和泉式部は、弾正宮為尊親王、その弟・帥宮敦通親王という身分違いの高貴な二人と恋に落ちる。そして、若くして二人と死別する。魂の「あくがれ」るまま、ただ一筋に追い求めた愛とそれゆえの孤独が切々と浮き彫りにされる。

<書籍データ>
◇B6判並製、236頁 
◇定価:1,470円(本体1,400円+税)
◇2012年5月18日発売

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●『NHK短歌』2012.6月号(広告掲載)

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『NHK短歌』2012.6月号に広告を掲載しました(表2)。

NHK短歌はこちらから。

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●あきた文学資料館・平成24年度文学セミナー「第3回 「民話」でよいか・西欧は昔話と伝説―私の文学史(18)」(2012年6月8日(金))

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セミナー情報です。
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●公式サイトはこちら

平成24年度文学セミナー

次回開催日時 6月8日(金)午後1時30分~2時30分
講  師 井上 隆明 氏(文学史家)
場  所 講座室

第3回 
「民話」でよいか・西欧は昔話と伝説―私の文学史⑱
井上氏による連続講座。中世歌論にみる日本人の「美」についてお話しいただきます。一回だけのご参加も大歓迎です。

詳しくはこちら(PDF) をご覧ください。

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●「河野裕子短歌賞」を創設 京都女子大など(朝日新聞)

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●詳しくはこちら(2012年4月6日、朝日新聞)

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●太田記念美術館 展示「浮世絵猫百景 --国芳一門ネコづくし--」(2012年6月1日(金)〜7月26日(木))

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展示情報です。
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●公式サイトはこちら

浮世絵猫百景 --国芳一門ネコづくし--

2012年6月1日(金)〜7月26日(木)

前期:6月1日(金)〜6月26日(火)
後期:6月30日(土)〜7月26日(木)
(6月4、11、18、25、27〜29、7月2、9、17、23は休館)

●入館料: 一般¥1000 ・大高生¥700・中学生以下無料
● 6.7月展示の図録は作成予定です。

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●平成24年度全国大学国語国文学会夏季大会(第105回大会)(平成24年6月2日(土)、3日(日)、國學院大學渋谷キャンパス(東京))

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研究会情報です。
プログラムは公式サイトへ。
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●公式サイトはこちら

日にち:平成24(2012)年6月2日(土)、3日(日)
会 場:國學院大學渋谷キャンパス(東京)
〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/campus_shibuya.html
交 通:JR線・東急線・京王井の頭線・地下鉄各線「渋谷駅」東口下車。
都営バス(学03系統 日赤医療センター行き)に乗り、「國學院大學前」バス停下車すぐ。
連絡先:電話 03-5466-0211(辰巳正明研究室)

テーマ:グローバル化の中の日本文学
―「魂の記憶」と「異国とモダニズム」をめぐって―
【趣旨】第一部は、文学とは何か、文学はどのように語られたかを、「魂の記憶」と言うキーワードを通して講演を行う。魂の記憶とは、民族を超えて現れる人間の魂の起源であり、記憶は我々の魂を揺さぶり続けることで、歌い・語ることを必然とした魂の故郷である。第二部は、異国とモダニズムの問題を、古代・中古に起源を求めて文学のモダニズムを考える。日本の古典期のモダニズムは、「カラ」から獲得した。そこには異国への限りない憧れと羨望があった。その起源はどのようなものであったのか。

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●国際日本研究センター 社会言語部門主催 講演会 「方言コスプレ」とは何か? 講演者: 田中ゆかり氏(2012年6月28日(木)、東京外国語大学府中キャンパス)

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講演会情報です。
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●公式サイトはこちら

国際日本研究センター
社会言語部門主催 講演会
「方言コスプレ」とは何か?

講演者: 田中ゆかり氏(日本大学文理学部国文学科 教授)
日 時:2012年6月28日(木)16:00~17:30
会 場:東京外国語大学府中キャンパス、研究講義棟2階大講義室227室

詳細はこちら( PDF

2012年5月17日

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●佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 正集篇』(笠間書院)

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6月下旬の刊行です。

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佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 正集篇』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70595-2 C3092
定価:本体19,000円(税別)
A5判・上製・函入・928頁

和泉式部が語りかけてくる――。
『和泉式部集』を解読する奇蹟の全注釈、遂に刊行です。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
小松氏があらたな研究成果を織り込んで、全面加筆改稿した迫力の928ページ。

※本書は昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』の注釈部分を小松登美氏が全面加筆改稿したものである。底本は榊原本。

「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子

【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集正集の893首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「正集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後、53年間にわたる研究成果を反映している。

【著者プロフィール】
佐伯梅友(さえき・うめとも)
明治32(1899)年、埼玉県比企郡小川町に生まれる。昭和3(1928)年、京都帝国大学文学部卒業。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。平成6(1994)年没。著書に、『万葉語研究』(昭和3年)、『上代国語法研究』(昭和41年)、『奈良時代の国語』、『源氏物語新抄』、『古文読解のための文法』等。

村上治(むらかみ・おさむ)
大正6(1917)年、千葉県我孫子町に生まれる。昭和24(1949)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。千葉県立八千代高等学校校長、千葉県教育長指導課長。正六位勲五等受勲。昭和43(1968)年没。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『更級日記』『和泉式部日記』『蜻蛉日記』『紫式部日記』(最新国文解釈叢書)等。

小松登美(こまつ・とみ)
大正11(1922)年、東京市小石川区(現東京都文京区)で生まれる。昭和23(1948)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。元跡見学園短期大学教授。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『和泉式部集全釈』(昭和34年・共著)、『寝覚物語全釈』(昭和35年・共著)(昭和47年)、『和泉式部日記全訳注』(講談社学術文庫)(昭和55〜60年)、『和泉式部の研究 日記・家集を中心に』(笠間書院)(平成7年)等。

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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70595-2.html
または、直接小社まで、メールで info@kasamashoin.co.jp ご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】
序(東宝書房版)・佐伯梅友
凡例
和泉式部集全釈 正集篇
和泉式部集諸本解題(東宝書房版)
 一 和泉式部集の伝本 
 二 和泉式部集正集の諸本と系統
和泉式部正集全句索引

後記(東宝書房版)・村上治・小松登美
後記・小松登美

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▼推薦

島内景二

 和泉式部から、何を引き出せるか。彼女の歌には、深い闇がある。かと思えば、飛翔する夢の翼がある。だからこそ、日本浪曼派の保田與重郎は彼女に吸引され、和歌という日本文化の真実に迫った。折口信夫は、和泉式部と西行を結びつける独創的な文学史を打ち立て、日本文化論に一石を投じた。
 和泉式部を論ずることは、日本文化の過去と現在を考えることである。混迷する現代人が、新しい文化を呼び込もうとする時、今なお和泉式部の和歌は有効でありうる。
 だがすべては、和泉式部をどう読むかにかかっている。小松登美『和泉式部集全釈 正集篇・続集篇』全二冊は、「注釈」という文化事業の可能性を、極限まで探究した奇蹟の大著である。平安時代の同時期に、三人の天才が誕生した。物語の紫式部、和歌の和泉式部、そしてエッセイの(と仮に呼ぶが)清少納言である。『源氏物語』に関しては、北村季吟の『湖月抄』スタイルが決定版として確立しており、「源氏文化」を探究する際の指針となっている。『枕草子』の注釈には、まだ決定版がない。『和泉式部集』に関しては、この小松の『全釈』スタイルが決定版となるだろう。ここには、わが国の「和泉文化」のエッセンスが詰まっている。
 和泉式部の膨大な和歌を心に納め、和泉式部と一体化した人物が、漢詩文・物語文学・和歌文学・絵巻物などの諸文化に幅広く触れる。すると、それらと『和泉式部集』とが響き合い、和泉式部の和歌の源泉と影響とが測定できる。この響き合いを感じることが、小松登美にとって「生きる」ことだった。
 品が良く、荘重ぶらない「通釈」の現代語訳は、和泉式部の等身大の心を映し出す。豊かな解釈の可能性を摸索する「語釈」。一生を費やして増補され続け、「和泉文化」を網羅した「余説」。見事な三点セットである。読者はこの完璧なフォーマットに、自分自身の知見を書き加え、『増注・和泉式部集全釈』を作りたくなる。実はそのような読者の獲得こそが、祈りにも似た小松の願いだろう。「増注」を支えるに足る盤石の基盤を造り上げた者のみに、天が与えた至高の願いである。
 本書は、和泉式部の顕彰碑であるばかりか、戦後の劣悪な文化的環境の中で国文学再興の夢を共有した同志たちへの紙碑でもある。国文学研究と日本文化論を結ぶ通路が、ここに開鑿されたことに、心から感謝する。


岩佐美代子

 佐伯梅友・村上治・小松登美のお三方による和泉式部集共同研究の発足は、国鉄人員大量整理にかかわる下山事件・三鷹事件・松川事件の続発した昭和二十四年。その成果『全釈 正集篇』の刊行は安保反対デモ前夜の三十四年。まさに敗戦後激動の社会相の中での、息長く真摯な営みでした。ついで五十二年、『続集篇』完成。その一方で小松氏は和泉式部日記研究にも取組まれ、五十五年から六十年にかけ、大作『和泉式部日記全訳注(上・中・下)』を世に問われました。小松氏の情熱はなおも衰えず、共著者お二人の他界後も研究を重ね、旧著を全面的に改稿加筆、今回新たにほとんど単著に近い性格をもって、両篇再刊行に至りました。心から嬉しく、その御研究姿勢に敬慕の念を新たにいたします。
 本書の特色は多々ありますが、何よりもすばらしいのは通釈の文章です。たとえば、

 秋までの命も知らず 春の野の花の古根をやくとやくかな
人間なんて、ほんとにばかなものね。自分がそれまで生きてゐられるかどうか判りもしないのに、秋、美しい花を見たいばかりに、春の野の、去年の花の枝をせっせと焼いたりして。

昭和初期の若い女性の話し言葉をそっくりそのまま、和泉式部から直接語りかけられているようで、何とも楽しく理解できましょう。全文、旧仮名遣いである事には、少々違和感もありましょうが、気にせず読み馴れて下さい。今は忘れられた旧仮名遣いの美しさに触れる事も、今後の文学体験に役立ちます。
 大歌人あまたある中で、最も魅力的な人、和泉式部。その作品に心酔した一人の女性研究者が、千年の時を隔て、六十年の歳月をかけて、自らの言葉をもって読み解かれました成果を、丁寧な【語釈】【余説】、充実した解題・全句索引ともども味読できます喜びを、皆様、それぞれの人生体験と照らし合せつつ、十分に享受なさって下さいませ。

 この記事のカテゴリーは : 新刊案内です。

●佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 続集篇』(笠間書院)

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6月下旬の刊行です。

70596_k.jpg

佐伯梅友・村上治・小松登美著『和泉式部集全釈 続集篇』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70596-9 C3092
定価:本体11,000円(税別)
A5判・上製・函入・480頁

和泉式部が呼びかけてくる――。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
全面加筆改稿した『和泉式部集全釈 正集篇』の完成にあわせ、
昭和52年刊の『続集篇』も新装版として刊行します。

※本書は昭和52年笠間書院刊『和泉式部集全釈 続集篇』の新装版である。

「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子

【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集続集の647首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「続集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後の研究成果を反映している。

【著者プロフィール】
佐伯梅友(さえき・うめとも)
明治32(1899)年、埼玉県比企郡小川町に生まれる。昭和3(1928)年、京都帝国大学文学部卒業。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。平成6(1994)年没。著書に、『万葉語研究』(昭和3年)、『上代国語法研究』(昭和41年)、『奈良時代の国語』、『源氏物語新抄』、『古文読解のための文法』等。

村上治(むらかみ・おさむ)
大正6(1917)年、千葉県我孫子町に生まれる。昭和24(1949)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。千葉県立八千代高等学校校長、千葉県教育長指導課長。正六位勲五等受勲。昭和43(1968)年没。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『更級日記』『和泉式部日記』『蜻蛉日記』『紫式部日記』(最新国文解釈叢書)等。

小松登美(こまつ・とみ)
大正11(1922)年、東京市小石川区(現東京都文京区)で生まれる。昭和23(1948)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。元跡見学園短期大学教授。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『和泉式部集全釈』(昭和34年・共著)、『寝覚物語全釈』(昭和35年・共著)(昭和47年)、『和泉式部日記全訳注』(講談社学術文庫)(昭和55〜60年)、『和泉式部の研究 日記・家集を中心に』(笠間書院)(平成7年)等。

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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70596-9.html
または、直接小社まで、メールで info@kasamashoin.co.jp ご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】
序・佐伯梅友
凡例
和泉式部集全釈 続集篇
和泉式部集全釈 続集篇 注
和泉式部続集全句索引
東宝版『和泉式部集全釈』附記
後記・小松登美

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▼推薦

島内景二

 和泉式部から、何を引き出せるか。彼女の歌には、深い闇がある。かと思えば、飛翔する夢の翼がある。だからこそ、日本浪曼派の保田與重郎は彼女に吸引され、和歌という日本文化の真実に迫った。折口信夫は、和泉式部と西行を結びつける独創的な文学史を打ち立て、日本文化論に一石を投じた。
 和泉式部を論ずることは、日本文化の過去と現在を考えることである。混迷する現代人が、新しい文化を呼び込もうとする時、今なお和泉式部の和歌は有効でありうる。
 だがすべては、和泉式部をどう読むかにかかっている。小松登美『和泉式部集全釈 正集篇・続集篇』全二冊は、「注釈」という文化事業の可能性を、極限まで探究した奇蹟の大著である。平安時代の同時期に、三人の天才が誕生した。物語の紫式部、和歌の和泉式部、そしてエッセイの(と仮に呼ぶが)清少納言である。『源氏物語』に関しては、北村季吟の『湖月抄』スタイルが決定版として確立しており、「源氏文化」を探究する際の指針となっている。『枕草子』の注釈には、まだ決定版がない。『和泉式部集』に関しては、この小松の『全釈』スタイルが決定版となるだろう。ここには、わが国の「和泉文化」のエッセンスが詰まっている。
 和泉式部の膨大な和歌を心に納め、和泉式部と一体化した人物が、漢詩文・物語文学・和歌文学・絵巻物などの諸文化に幅広く触れる。すると、それらと『和泉式部集』とが響き合い、和泉式部の和歌の源泉と影響とが測定できる。この響き合いを感じることが、小松登美にとって「生きる」ことだった。
 品が良く、荘重ぶらない「通釈」の現代語訳は、和泉式部の等身大の心を映し出す。豊かな解釈の可能性を摸索する「語釈」。一生を費やして増補され続け、「和泉文化」を網羅した「余説」。見事な三点セットである。読者はこの完璧なフォーマットに、自分自身の知見を書き加え、『増注・和泉式部集全釈』を作りたくなる。実はそのような読者の獲得こそが、祈りにも似た小松の願いだろう。「増注」を支えるに足る盤石の基盤を造り上げた者のみに、天が与えた至高の願いである。
 本書は、和泉式部の顕彰碑であるばかりか、戦後の劣悪な文化的環境の中で国文学再興の夢を共有した同志たちへの紙碑でもある。国文学研究と日本文化論を結ぶ通路が、ここに開鑿されたことに、心から感謝する。


岩佐美代子

 佐伯梅友・村上治・小松登美のお三方による和泉式部集共同研究の発足は、国鉄人員大量整理にかかわる下山事件・三鷹事件・松川事件の続発した昭和二十四年。その成果『全釈 正集篇』の刊行は安保反対デモ前夜の三十四年。まさに敗戦後激動の社会相の中での、息長く真摯な営みでした。ついで五十二年、『続集篇』完成。その一方で小松氏は和泉式部日記研究にも取組まれ、五十五年から六十年にかけ、大作『和泉式部日記全訳注(上・中・下)』を世に問われました。小松氏の情熱はなおも衰えず、共著者お二人の他界後も研究を重ね、旧著を全面的に改稿加筆、今回新たにほとんど単著に近い性格をもって、両篇再刊行に至りました。心から嬉しく、その御研究姿勢に敬慕の念を新たにいたします。
 本書の特色は多々ありますが、何よりもすばらしいのは通釈の文章です。たとえば、

 秋までの命も知らず 春の野の花の古根をやくとやくかな
人間なんて、ほんとにばかなものね。自分がそれまで生きてゐられるかどうか判りもしないのに、秋、美しい花を見たいばかりに、春の野の、去年の花の枝をせっせと焼いたりして。

昭和初期の若い女性の話し言葉をそっくりそのまま、和泉式部から直接語りかけられているようで、何とも楽しく理解できましょう。全文、旧仮名遣いである事には、少々違和感もありましょうが、気にせず読み馴れて下さい。今は忘れられた旧仮名遣いの美しさに触れる事も、今後の文学体験に役立ちます。
 大歌人あまたある中で、最も魅力的な人、和泉式部。その作品に心酔した一人の女性研究者が、千年の時を隔て、六十年の歳月をかけて、自らの言葉をもって読み解かれました成果を、丁寧な【語釈】【余説】、充実した解題・全句索引ともども味読できます喜びを、皆様、それぞれの人生体験と照らし合せつつ、十分に享受なさって下さいませ。

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●松花堂庭園・美術館、石川透氏共催、企画展「奈良絵本・絵巻の楽しみ -おとぎ話のはじまり-」(平成24年5月16日(水)~7月1日(日))

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展示会情報です。
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●公式サイトはこちら

企画展「奈良絵本・絵巻の楽しみ -おとぎ話のはじまり-」

奈良絵本・絵巻は、物語文にさし絵を加えた絵物語のひとつです。
現在でもよく知られている「竹取物語」、「浦島太郎」、「一寸法師」といった日本の昔話をはじめ、「伊勢物語」、「百人一首」、「徒然草」などの古典文学作品を題材としています。
今回の展覧会では、魅力的な奈良絵本の世界を「慶應義塾大学絵入り本プロジェクト」のご協力を得てご紹介いたします。

【会期】平成24年5月16日(水)~7月1日(日)
【時間】午前9時~午後5時
     (入館は午後4時30分まで)
【休館日】月曜日
【入館料】一般400円 大学生300円

奈良絵本の世界を紹介 松花堂美術館で企画展(京都新聞)

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●[一般聴講可]京都精華大学・石川九楊連続 [公開]講座 "Style."(2012年5月17日(木) ~2012年12月13日(木))

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講座情報です。
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http://www.lit.aichi-pu.ac.jp/kb/gakkai.html" target=_blank>●公式サイトはこちら

誰がそれを美しいと決めたのか。

■日程
2012年5月17日(木) ~2012年12月13日(木)
(※詳しくは各プログラムをご参照ください。)

■時間
13:00 ~ 14:30

■会場

京都精華大学 春秋館2F S-201(第一回~第三回)
※後期の会場は未定です。決まり次第お知らせします。

■詳細
石川九楊(デザイン学部・デザイン研究科教授)による連続公開講座を開催します。この講座は本学学生のみならず、一般の方も聴講いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

スケジュール

● 第一回 5月17日(木) / スタイルとは何か

● 第二回 6月21日(木) / 文字のスタイル・書のスタイル

● 第三回 7月12日(木) / 東アジアのスタイル

○ 大学院研究科 銷夏講座 8月28日(火)、29日(水)、30日(木)

● 第四回 10月11日(木) / 日本文化のスタイル

● 第五回 11月8日(木) / 日本の生活のスタイル

● 第六回 12月13日(木) / 日本の政治のスタイル

※申し込み不要

石川九楊(いしかわ きゅうよう)

1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒。書家。京都精華大学教授。
現在、最高峰、最先端の書家にして、最も根底的(ラジカル)な書の思索者。
●作品集=『自選自註石川九楊作品集』(新潮社)、『石川九楊源氏物語書巻五十五帖』(求龍堂)、『石川九楊盃千文字』(ギャラリー白い点)他。
●著者=『中國書史』(京都大学学術出版会)、『日本書史』(名古屋大学出版会)、『近代書史』(名古屋大学出版会)、『選りぬき一日一書』(新潮文庫)、『書くー言葉・文字・書』(中公新書)、『漢字の文明 仮名の文化』(農文協)他。
●受賞=大佛次郎賞、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞、京都府文化賞功労賞、京都新聞大賞文化学術賞、日本文化デザイン賞

問い合わせ先

京都精華大学 教務課(片田・西島)
606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
TEL:075-702-5129

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●望月郁子『新 源氏物語は読めているのか Ⅲ 密通によって生まれた人間の生』(笠間書院)

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6月上旬の刊行予定です。

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望月郁子『新 源氏物語は読めているのか Ⅲ 密通によって生まれた人間の生』
ISBN978-4-305-70562-4 C3092
A5判・上製・カバー装・276頁
定価:本体3,800円(税別)


源氏物語 第二部の
プロットは《密通》である。

源氏物語を通して描かれる、
《密通》によって生を受けた
人間の生きざまを読み解く。

若菜下巻からの主要テーマである《密通》。物語は《密通》によって生まれた人間(柏木・玉鬘・薫・浮舟)の生きざまを描き出す。琴・笛など、「楽器の音色は遺伝する」という貴族社会の意識なども手掛かりに、新たな源氏物語の解釈を提示する一書。著者の源氏物語論、第五弾。

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■著者プロフィール

望月郁子(もちづき・いくこ)Motiduki Ikuko
略 歴
昭和8年11月21日、静岡県藤枝市に生れる。昭和31年、津田塾大学英文科卒業。昭和35年、法政大学大学院日本文学科修士課程修了。学習院大学国文科聴講生。常葉女子短期大学教授、静岡大学教養学部教授、同人文学部教授を経て、二松学舎大学大学院文学研究科教授[2003年3月退職]。

編 著
『類聚名義抄四種声点付和訓集成』(笠間書院)
『類聚名義抄の文献学的研究』(笠間書院)[第1回関根賞受賞]
『仏教界に辞書は在ったか』(笠間書院)
『源氏物語は読めているのか--末世における皇統の血の堅持と女人往生--』(笠間書院)
『源氏物語は読めているのか【続】 紫上考』(笠間書院)
『新 源氏物語は読めているのか 帚木三帖・六条院・玉鬘』(笠間書院)
『新 源氏物語は読めているのかⅡ 桐壺帝による《宿曜》支配・姫君の育て方』(笠間書院)
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70562-4.html
または、直接小社まで、メールで info@kasamashoin.co.jp ご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】
 本書を読む前に
 はじめに

第一章 柏木の誕生--父頭中将の野心
 一 柏木の生涯のあらまし
 二 柏木の物語への登場
 三 柏木の誕生
 四 柏木誕生後の頭中将の意識―雨夜の品定めにおける
 五 頭中将の意識―八宮立太子の陰謀

第二章 柏木の女三宮密通--当事者の対応
 一 密通の現場の描写
 二 柏木の人柄「静まりたる人」
 三 密通を恐れない柏木の意識
 四 柏木の絶望
 五 正妻女二宮に対する柏木(密通以後)
 六 女三宮の悲嘆

第三章 柏木の女三宮密通--光源氏の対応
 一 光源氏の六条院来訪と紫上の急変
 二 密通後の女三宮
 三 光源氏女三宮の懐妊を知る
 四 柏木の現実と光源氏の柏木への対し方

第四章 柏木の死
 一 死と直面する柏木
 二 女三宮の、出産(薫の誕生)と出家
 三 柏木の死
 四 橋姫巻が語る柏木の遺詠

第五章 若菜上・下巻考--はじめに「密通」ありき
 前書き
 一 朱雀院の出家願望と女三宮の将来への憂慮
 二 女三宮の婿選び
 三 光源氏の栄華(「宿曜」の予言に導かれた明石入道の働き)対朱雀院
 四 若菜巻上下の境―女三宮を見て柏木文を小侍従に託す
 五 紫上発病、二条院へ―密通のチャンス成立
 六 女三宮の出産に続く出家
 七 「若菜」とは

第六章 薫に対する光源氏の対応
 前書き
 一 薫の五十日の祝い
 二 「あはれ衛門督」
 三 赤子の薫の愛らしさ

第七章 若年の薫--匂兵部卿巻を中心に
 一 光源氏没後の薫をとりまく諸状況
 二 十五歳の薫の特異性―戒めの芳香が働きだす
 三 十九歳~二十歳の薫

第八章 竹河巻の薫
 導入
 一 玉鬘の薫への対し方
 二 玉鬘の姫君方
 三 薫
 四 竹河巻の前口上
 五 匂兵部卿三帖の役割

第九章 宇治八宮・弁・薫、浮舟
 前書き
 一 柏木誕生に対する八宮の意識
 二 紅梅巻・竹河巻と橋姫巻とのつながり
 三 八宮の楽
 四 柏木の楽の才能
 五 薫の八宮・弁との交渉
 六 八宮薨去後

【付章】
 ①弘徽殿女御と父右大臣--朱雀の立太子と「前坊」
 ②弁の尼の語る浮舟の誕生
 ③「音楽」という言葉(「楽」との違い)

あとがき

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●国立国語研究所・第23回NINJALコロキウム「上代日本語の「スル」について ― コーパスによる研究」(2012年5月29日(火))他

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講演会情報です。
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●公式サイトはこちら

第23回
日時: 2012年5月29日(火) 15:30~17:00
場所: 国立国語研究所 2階 多目的室
    http://www.ninjal.ac.jp/utility/access/
講師: Bjarke Frellesvig教授(英国,オックスフォード大学)
    ※オックスフォード大学で上代・古典語コーパス構築プロジェクトを
     主催し、国語研言語資源系の通時コーパスプロジェクトと研究協力。
     客員教授として平成24年3月から8月末まで滞在。
題目: 「上代日本語の「スル」について ― コーパスによる研究」
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第24回
日時: 2012年6月5日(火) 15:30~17:00
場所: 国立国語研究所 2階 多目的室
    http://www.ninjal.ac.jp/utility/access/
講師: 宮川 繁教授(米国、マサチューセッツ工科大学)
    ※生成文法,統語論,形態論/web上の教育・情報提供プログラムとして
     StarFestival,JP NET, Visualizing Culturesなどを開発。
題目: 「です/ます:主文においてのAgreement現象」
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第25回
日時: 2012年6月8日(金) 15:30~17:00
場所: 国立国語研究所 2階 多目的室
    http://www.ninjal.ac.jp/utility/access/
講師: 鄭秋豫(Chiu-yu Tseng)教授(台湾、中央研究院語言學研究所 所長)
    ※音声学・音声科学。特に大規模データを活用した自発音声の研究。
題目: Discourse Association and Information Weighting in Continuous Speech Data
    ※英語での講演になります。

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●2012年度龍谷大学国文学会 総会・研究発表会(2012年 6月30日(土))

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学会情報です。
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●公式サイトはこちら

今年も例年にならい、総会および研究発表会を行う運びとなりました。
参加費は無料です。
皆様のご参加を一同心よりお待ちいたしております。
以下詳細
※未定の部分は随時更新していきます。

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◆2012年度総会・研究発表会  
 日時:2012年 6月30日(土)
 会場:大宮学舎 北黌203号室
■研究発表会
・馬琴の長編合巻における〈貞女〉の受難と再生(仮題)
                 本学大学院博士後期課程 豊岡 瑞穂 氏
・『源平盛衰記』「長光寺縁起」考(仮題)
                 本学非常勤講師  浜畑圭吾 氏
・「〈近代の超克〉論へ――国民文学論争の行方――」(仮題)
                 本学特任講師  内藤由直 氏
■総会
※総会終了後に清和館1階食堂で懇親会を行います。

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●神戸女子大学 古典芸能研究センター展示「檜書店旧蔵版木データベース完成記念  版木のいろいろ  ~古典芸能研究センター蔵の版木から~」(2012年5月7日〜8月31日)

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展示情報です。
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●公式サイトはこちら

檜書店旧蔵版木データベース完成記念
 版木のいろいろ
 ~古典芸能研究センター蔵の版木から~

2012年5月7日〜8月31日

  古典芸能研究センターは、謡本・能楽専門出版社の檜書店から寄贈を受けた版木3,364枚を所蔵しています。これらは、明治時代、出版に際し使用されていたものです。今期は、いろいろな版木を展示し、各部の名称や特徴、使い方などについて解説します。センター蔵の版木は大半が謡本のためのものですが、能関係の解説書や各種の題箋・刊記用も含まれており、サイズも多種多様です。また、江戸時代から使い続けられていた古いものもあります。ふだんは目にする機会のない版木を、間近でじっくり御覧ください。

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●異類の会・異類妖怪関係資料―浮世絵、番付、その他―(第28回例会)(2012.5月18日(金)、学習院女子大学4号館1階)

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学会情報です。
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●公式サイトはこちら

第28回異類の会例会

日時:5月18日(金)18時30分~
場所:学習院女子大学4号館1階4104会議室
http://www2.gwc.gakushuin.ac.jp/about/campusmap.html
※最寄駅は副都心線西早稲田駅です。

資料展観
「異類妖怪関係資料―浮世絵、番付、その他―」

徳田和夫先生のご厚意で、御所蔵の資料を特別に見せていただくことになりました。
異類妖怪関係の浮世絵、番付、その他いろいろと展示、解説していただきます。
もとより秘蔵資料ばかりですので、この機会を逃すと、今後容易に観られるものではありません。
ぜひお出でくださいませ。


なお、初参加の方は、こちらにご一報ください。
gijinka☆way.ocn.ne.jp(☆を@にかえてください)

もしくは
@NarazakeMiwa
(ツイッターID)

2012年5月16日

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●国立国会図書館、デジタル化した博士論文1万5千点をインターネット公開・文学系博論25本ピックアップ

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●カレントアウェアネス・ポータルによるニュースはこちら

5月15日(火)から、デジタル化した国内博士論文のうち、著者から許諾が得られた約1万5千点をインターネットで公開開始。また国会図書館施設内では、約12万6千点が利用できることになったそうです。

公式サイトはこちら。
●国立国会図書館デジタル化資料・博士論文
http://dl.ndl.go.jp/#etd

インターネットで公開されている博士論文のうち文学系を中心に、25本をピックアップして以下にリンクしておきます。

藤井省三 [著]・魯迅文学の形成と日中露三国の近代文化(1991・東京大学・乙第10308号・博士(文学))
毛利正守 [著]・萬葉集に於ける字余りの基礎的研究(1991・大阪市立大学・乙第1412号・博士(文学))
川村晃生 [著]・摂関期和歌史の研究(1991・慶応義塾大学・乙第2395号・文学博士)
単援朝 [著]・芥川龍之介研究 -中国文学との関わりを中心に-(1992・筑波大学・甲第939号・博士(文学))
堤邦彦 [著]・近世仏教説話の研究 -唱導と文芸(1995・慶応義塾大学・乙第2870号・博士 (文学))
尾西康充 [著]・北村透谷における表現行為の研究 -文学理念の作品化と社会啓蒙の問題(1995・広島大学・甲第1320号・博士(学術))
辰巳正明 [著]・万葉集と中国文学(1995・成城大学・乙第4号・博士(文学))
禹鍾泰 [著]・異類婚譚にみる人格統合の象徴化 -日本と韓国(1996・総合研究大学院大学・甲第164号・博士(学術))
根本美作子 [著]・文学と眠り -プル-スト、カフカ、谷崎(1996・東京大学・甲第12146号・博士(学術))
田中則雄 [著]・初期読本の研究(1996・京都大学・甲第6220号・博士(文学))
高木信 [著]・「平家物語」の重層構造 -反逆する<物語>(1996・名古屋大学・甲第3381号・博士(文学))
山本いずみ [著]・訳語語彙の研究 -明治末期から昭和初期にかけて(1996・名古屋大学・甲第3382号・博士(文学))
森山由紀子 [著]・日本語敬語表現の史的展開についての研究 -尊者定位重視の敬語から自己定位重視の敬語へ(1996・奈良女子大学・乙第55号・博士(文学))
釘貫亨 [著]・古代日本語の形態変化(1997・名古屋大学・乙第5151号・博士(文学))
丁貴連 [著]・国木田独歩と若き韓国近代文学者の群像(1997・筑波大学・甲第1613号・博士(文学))
金子富佐子 [著]・蜻蛉日記論攷 -書くことと<私>,回帰する機構(1998・立教大学・甲第87号・博士(文学))
佐藤泉 [著]・夏目漱石における「日本近代」と「近代」の問題(1998・早稲田大学・甲第1298号・博士(文学))
「源氏物語」の物語社会学序説 安藤徹 [著] (1998・名古屋大学・甲第4152号・博士(文学))

和高真知子 [著]・中世「座」の文学・芸能の交響 -連歌と能・茶・香・花(1999・大阪芸術大学・甲第14号・博士(芸術文化学))
倉持しのぶ [著]・万葉挽歌史論 -当事者詠から第三者詠へ(1999・北海道大学・甲第4587号・博士(文学))
米田博一 [著]・内田百間と泉鏡花(2000・大阪芸術大学・甲第23号・博士(芸術文化学))

菅聡子 [著]・尾崎紅葉・樋口一葉の文学 : <近代>をめぐる物語(2000・お茶の水女子大学・乙第122号・博士(人文科学))
小番達 [著]・延慶本平家物語の方法 : 浄土思想関連記事を基軸として(2000・千葉大学・甲第2001号・博士(文学))
山下聖美 [著]・宮沢賢治研究史 : 日本における宮沢賢治の受容に関する考察(2001・日本大学・甲第2896号・博士(芸術学))
藪葉子 [著]・「源氏物語」の引歌に関する研究 : 「古今和歌六帖」との関わりを中心に(2001・武庫川女子大学・甲第38号・博士(文学))

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●記紀・万葉プロジェクトスタート記念特別企画 万葉講演会「日本画家森田りえ子に聞く」(対談方式)(2012/6/16(土)、奈良県立万葉文化館)

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講演会情報です。
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●公式サイトはこちら

記紀・万葉プロジェクトスタート記念特別企画
万葉講演会

開催日時:6/16(土)14:00~
開催場所:奈良県立万葉文化館企画展示室
演題:「日本画家森田りえ子に聞く」(対談方式)
講師:森田りえ子氏(日本画家)

◆参加費:観覧料(大人600円)
◆申込方法:はがき・メール・ファックスで「万葉講演会参加希望」と郵便番号・住所・氏名・電話番号・参加人数・友の会会員は会員番号を明記のうえ下記まで。
申込締切先着順
◆申込・問合せ先:
奈良県立万葉文化館
〒634-0103 奈良県高市郡明日香村明日香10
TEL:0744-54-1850 FAX:0744-54-1852
E-mail:museum@manyo.jp

●詳しくはこちら(PDF)

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●伝承文学研究会 第398回 東京例会 (2012年6月16日(土)、学習院女子大学)

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研究会情報です。
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公式サイトはこちら

日時 2012年6月16日(土) 14:00より

会場 学習院女子大学 4号館1階 日本文化学科会議室
    〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
    東京メトロ 副都心線 早稲田駅 下車徒歩10分


【輪講】 『直談因縁集』5-7話  三浦 億人 氏

【研究発表】 絵解きの場と物語の再創造―「安徳天皇縁起絵図」を端緒として― 森 誠子 氏


※学習院女子大学入構時は、守衛に用件を告げ、交付される入構証を携帯して下さい。

※次回は7月21日に開催する予定です。

2012年5月15日

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●リポート笠間新聞2012春号(第0015号)発行

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リポート笠間新聞2012春号発行いたします。
5月25日頃出来予定です。

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A3判・12頁・10,000部制作予定
こちらからダウンロードしてください。

リポート笠間新聞2012春号(PDF)

1・2面には、国文学研究資料館編『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』の紹介。2面には、目次の小見出しまで拾って掲載。
3面には、佐伯梅友・村上治・小松登美『和泉式部集全釈 正集篇』『和泉式部集全釈 続集篇』刊行の予告。6月20日に刊行します。推薦文を島内景二氏、岩佐美代子氏にお願いしました。ぜひご一読ください。4・5面には、コレクション日本歌人選3期の刊行予告(配本スケジュールが決まりました!)。6面以降は、前回のリポート笠間52号刊行以後の新刊を掲載しています。

また、まだ当ブログで予告していない本として、
上記の『和泉式部集全釈』のほかに、
・中野三敏『江戸文化入門』(仮)←一昨年の国文学研究資料館での連続講演を活字化。...6月
・阪下圭八『和歌史のなかの万葉集』...6月
・望月郁子『新 源氏物語は読めているか3』...6月
・阿蘇瑞枝『萬葉集全歌講義 第八巻』...6月
・鈴木泰『対照 古典日本語の時間表現 版面分割方式による』(仮)...6月
を掲載しています。

いつもお送りしている方には、5月末までにDMでお送りいたします。届かなかった場合は、ご一報ください。すぐにお送りいたします。
また、届いていないという方でご希望の方は、お手数ですが、メール
info@kasamashoin.co.jp

まで、お名前・ご住所をお書きの上、ご一報ください。

以下のメールフォームもご利用頂けます。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
(*タイトルに、「リポート笠間新聞2012春号 希望」とお書き下さい)

よろしくお願いいたします。