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文部科学省職員の公募(高等教育局高等教育企画課)について(文部科学省)【平成28年6月9日(木曜日)必着】
異類の会・堀井瑞生氏「『古事記』の神格」(2016年5月28日(土)14時、國學院大學・若木タワー10F打ち合わせ室)
ノートルダム清心女子大学 日本語日本文学会 第19回大会(2016年6月18日(土)、ノートルダム中央棟630ND教室)
上智大学国文学会平成二十八年度夏季大会(平成28年7月2日(土)、上智大学七号館十四階特別会議室)
図書館振興財団、平成28年度提案型事業「郷土資料・貴重資料等のデジタル化および公開事業」を公募開始(~7/11)(カレントアウェアネス・ポータル)
英国図書館、20世紀の著名な作家関連の資料をデジタル化し、オンラインで公開(カレントアウェアネス・ポータル)
日本科学未来館 企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」(2016年7月2日(土)~10月10日(月・祝))
第13回 MULC講演会・田中ゆかり氏『「方言ドラマ」から見た日本語社会』(2016年6月17日(金)14:50〜、神田外語大学クリスタルホール(7号館2階))
京都市平安京創生館 開館10周年記念特別展「よみがえる古代京都の風景~遺跡復元鳥瞰図の世界~」(平成28年5月23日(月)~平成29年6月3日(土)) 
笠間書院のメールマガジン [237号]刊行しました
伊勢物語コレクション寄贈...書家・芦沢さん(読売新聞)※鉄心斎文庫【国文学研究資料館へ...写本・絵巻物1000点評価額8億】
国立国会図書館リサーチ・ナビ(調べ方案内)に「医師の名簿」 掲載 【現代、明治~昭和】
国立国会図書館リサーチ・ナビ(調べ方案内)に「瀬越囲碁文庫」 掲載【瀬越囲碁文庫は囲碁の普及に大きく貢献した棋士、瀬越憲作(せごえけんさく)(1889―1972)旧蔵の囲碁関連書籍など、約320冊からなります】
国立国語研究所「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」プロジェクト非常勤研究員 公募(2016年06月29日 必着 16時必着)
岡田一祐「「変体仮名あぷり」「くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)」「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」レビュー」●リポート笠間60号より公開
古田尚行「文学雑誌の休刊―国語科教員が研究を考えるということ」●リポート笠間60号より公開
同志社大学・准教授(任期付)または助教(任期付)の公募(日本近世文学)(2016年05月25日 ~ 2016年07月15日 必着)
大橋崇行・山中智省 編著『ライトノベル・フロントライン2 特集 イチゼロ年代のライトノベル』(青弓社)
国際子ども図書館 講演会「翻訳という魔法のメガネ―海外児童文学受容の50年」講師:川端有子氏(2016年6月18日(土)※要申込)
東京大学駒場言語態研究会『言語態 第15号』
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最新の記事

2016年5月28日

 この記事のカテゴリーは : 研究者のための公募情報です。

●文部科学省職員の公募(高等教育局高等教育企画課)について(文部科学省)【平成28年6月9日(木曜日)必着】

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●詳細はこちらから(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/saiyou/sonota/1371320.htm

2016年5月27日

 この記事のカテゴリーは : 学会・講演会・展覧会情報です。

●異類の会・堀井瑞生氏「『古事記』の神格」(2016年5月28日(土)14時、國學院大學・若木タワー10F打ち合わせ室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://irui.zoku-sei.com/未選択/『古事記』の神格(第64回)

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日時:5月28日(土)14時
会場:國學院大學・若木タワー10F打ち合わせ室
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html

発表者:堀井瑞生氏

タイトル:『古事記』の神格

要旨:
周知のとおり『古事記』には、自然物や自然現象、人工物や人間の行為など多種多様な神格をもつ神々が登場する。そのほとんどは初めから神として登場するが、神ではないものから神になるという事例も見られる。
本発表では、神ならざるものが神になる事例を整理し、その背景にはどのようなメカニズムが働いているのか考えてみたい。

参加自由。
ご都合のつく方々はよろしくご参集くださいませ。

 この記事のカテゴリーは : 学会・講演会・展覧会情報です。

●ノートルダム清心女子大学 日本語日本文学会 第19回大会(2016年6月18日(土)、ノートルダム中央棟630ND教室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.ndsu.ac.jp/department/japanese/blog/2016/05/post-19.html

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日程:2016年6月18日(土) 10時~15時

   会場:ノートルダム中央棟630ND教室

〇午前の部(10時~)  

開会

・代表挨拶  

研究発表

・内田百閒研究 ─昔話の観点から─

   谷村未央(本学大学院博士前期課程二年)

・司馬遼太郎研究 ─随筆から読み解く作家としての意識─

   轟原麻美(本学大学院博士後期課程一年)

総会

〇午後の部(13時15分~)

講演

・永瀬清子生誕110年 ―顕彰事業と全詩集解題にたずさわって―

   白根直子(赤磐市教育委員会学芸員、本学大学院博士後期課程修了)

実践報告

・批評する言語活動を取り入れた説明的な文章指導の試み

  ―筆者の意図に着目して読み、テーマに対する自分の意見をもつ―

    安東美香(岡山市立旭東中学校教諭、本学本学科卒業)

閉会

茶話会(15時~) ジュリーホール1階 ラウンジ

国語教育部会(16時~) ジュリーホール1階 小会議室

※事前申し込み不要・入場無料

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●上智大学国文学会平成二十八年度夏季大会(平成28年7月2日(土)、上智大学七号館十四階特別会議室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら・PDF
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/event/2016/7/event_2115

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【日時】平成二十八年七月二日(土) 午後一時三十分~
【場所】上智大学七号館十四階特別会議室

[第一部]研究発表(午後一時三十分~)
〇宇野浩二文学における《ヒステリー》表象―「高い山から」「心中」「四人暮らし」―
上智大学国文学専攻博士後期課程 村山麗

〇コリャード『羅西日辞書』の成立過程とその記述について
上智大学文学研究科特別研究員 岩澤克

〇黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開
上智大学文学部特別研究員 遠藤佳那子

[第二部]講演(午後四時~)
西行にとって吉野とは何か
上智大学文学部教授 西澤美仁

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●図書館振興財団、平成28年度提案型事業「郷土資料・貴重資料等のデジタル化および公開事業」を公募開始(~7/11)(カレントアウェアネス・ポータル)

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【2016年5月27日午前9時から7月11日午後5時まで、図書館振興財団が、平成28年度提案型事業「郷土資料・貴重資料等のデジタル化および公開事業」を公募しています。】
つづきはこちらから。カレントアウェアネス・ポータル。
http://current.ndl.go.jp/node/31677

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●英国図書館、20世紀の著名な作家関連の資料をデジタル化し、オンラインで公開(カレントアウェアネス・ポータル)

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【2016年5月25日、英国図書館(BL)は、同館が所蔵する、20世紀の作家に関する資料(草稿、初版、ノート、手紙、日記、写真等)をデジタル化し、同館ウェブサイト内に設けた"Discovering Literature: 20th century"で公開したと発表しています。】
つづきはこちらから。カレントアウェアネス・ポータル。
http://current.ndl.go.jp/node/31683

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●日本科学未来館 企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」(2016年7月2日(土)~10月10日(月・祝))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.fujitv.co.jp/events/ninjaten/

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映画やアニメなど世界中で愛されている「忍者(Ninja)」。実在した忍者の姿はいまだに謎に満ちていますが、三重大学などの学術研究により、その姿が明らかになりつつあります。忍者は「心・技・体」の総合的な力を兼ね備えた存在であり、忍術は自然や社会に対する実践的な知識の蓄積だったのです。本展では、手裏剣打ちや跳躍力を鍛える修行体験、任務をこなすための記憶術や伝達術、最も大事な呼吸法などを紹介します。忍術書や現代科学をとおして"真実の忍者"の姿に迫り、これからを生き抜くヒントを探ります。

タイトル 企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」

会期 2016年7月2日(土)~10月10日(月・祝)
開館時間 10:00~17:00
(入場券の購入および会場への入場は閉館時間の30分前まで)
会場 日本科学未来館[東京・お台場] 1階 企画展示ゾーン交通案内はこちら
休館日 7/5、7/12、9/6、9/13、9/20、9/27、10/4 (全て火曜日)
主催 日本科学未来館、朝日新聞社、フジテレビジョン
特別協力 三重大学
公認 日本忍者協議会
協力 伊賀上野観光協会、尼子事務所、NINJA JAPAN
後援 外務省、文部科学省、経済産業省、観光庁、りんかい線
問い合わせ TEL:03-3570-9151(日本科学未来館)
巡回情報 2016年10月25日〈火〉-2017年1月9日〈月・祝〉 三重県総合博物館

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●第13回 MULC講演会・田中ゆかり氏『「方言ドラマ」から見た日本語社会』(2016年6月17日(金)14:50〜、神田外語大学クリスタルホール(7号館2階))

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講演会情報をいただきました。

●チラシはこちら
http://kasamashoin.jp/blog/20160527.pdf

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【講演者】田中ゆかり氏(日本大学文理学部・教授)
【日時】2016年6月17日(金)14:50~16:20
【場所】神田外語大学 クリスタルホール(7号館2階)
【司会進行】藤田知子氏(神田外語大学多言語コミュニケーションセンター長/イベロアメリカ言語学科)
【主催】多言語コミュニケーションセンター(MULC)

【テレビドラマは、日本語社会を映す鏡です。「方言ドラマ」に注目し、なんちゃって 「方言ドラマ」から「本格方言ドラマ」を経て「方言コスプレドラマ」が登場してきた流れとその意味を探ります。関連書籍特設コーナーを図書館(7号館1階)企画展示エリアに設置! 展示期間:6/6(月)〜7/8(金)】

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●京都市平安京創生館 開館10周年記念特別展「よみがえる古代京都の風景~遺跡復元鳥瞰図の世界~」(平成28年5月23日(月)~平成29年6月3日(土)) 

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/souseikan/kikaku.html
----●情報はこちらからいただきました(晴れのち平安)
http://blog.goo.ne.jp/kakitutei/e/cd6e20809ff744b8006e0e84e3eeb738
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開館10周年記念特別展
よみがえる古代京都の風景~遺跡復元鳥瞰図の世界~  


平安京創生館は、平成28年10月に開館10周年を迎えます。その記念として、梶川敏夫氏の描いた遺跡復元図や関連する出土遺物を1年にわたって展示します。
歴史の宝庫である京都の古代の風景をぜひご覧ください。

会   期: 平成28年5月23日(月)~平成29年6月3日(土) 
  第1期「平安宮(大内裏)」平成28年5月23日(月)~9月10日(土)
  第2期「平安京」平成28年9月26日(月)~平成29年1月30日(月)
  第3期「京都市内遺跡」平成29年2月13日(月)~6月3日(土)
午前10時~午後5時(入場は午後4時50分まで)
休 館 日: 火曜日(祝日の場合は翌平日)及び年末年始
入 館 料: 無料
会   場 : 古典の日記念 京都市平安京創生館
京都市中京区丸太町通七本松西入ル
京都アスニー(京都市生涯学習総合センター) 1階
お問合わせ: 京都アスニー TEL075‐812‐7222
監   修: 梶川敏夫(京都女子大学・京都造形芸術大学非常勤講師)
主   催: 京都市生涯学習総合センター・(公財)京都市生涯学習振興財団
共   催 : 京都市考古資料館・京都市歴史資料館・(公財)京都市埋蔵文化財研究所

 この記事のカテゴリーは : メールマガジン刊行です。

●笠間書院のメールマガジン [237号]刊行しました

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笠間書院のメールマガジン [237号]刊行しました
1386部発行。

笠間書院は、日本語、日本文学の研究書を主として刊行する出版社です。
このメールマガジンでは、笠間書院の新刊案内はもちろんのこと、
このブログの更新情報や、
小社に入ってきた、文学・言語研究に関する情報を広く公開していきます。
皆様からの情報提供をお待ちしております。

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●伊勢物語コレクション寄贈...書家・芦沢さん(読売新聞)※鉄心斎文庫【国文学研究資料館へ...写本・絵巻物1000点評価額8億】

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【品川区の書家・芦沢美佐子さん(87)が、夫とともに60年以上にわたって収集してきた平安時代の歌物語「伊勢物語」の写本や絵巻物約1000点を、国文学研究資料館(立川市緑町)に寄贈した。総評価額8億円余りの貴重な品々で、同館は26日、芦沢さんに感謝状を贈呈し、今西祐一郎館長は「世界最大のコレクションと言えるのではないか。研究に大いに生かしたい」と謝意を伝えた。】
つづきはこちらから。読売新聞。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20160527-OYTNT50008.html

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●国立国会図書館リサーチ・ナビ(調べ方案内)に「医師の名簿」 掲載 【現代、明治~昭和】

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【医師の名簿には以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。NDL-OPACでお調べください。また、明治期から昭和期に受け入れた資料については近代デジタルライブラリー外部サイトへのリンク及び国立国会図書館デジタルコレクション外部サイトへのリンクで公開している可能性があります。】
つづきはこちらから。国立国会図書館。
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102014.php

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●国立国会図書館リサーチ・ナビ(調べ方案内)に「瀬越囲碁文庫」 掲載【瀬越囲碁文庫は囲碁の普及に大きく貢献した棋士、瀬越憲作(せごえけんさく)(1889―1972)旧蔵の囲碁関連書籍など、約320冊からなります】

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【1. 概要

瀬越囲碁文庫は囲碁の普及に大きく貢献した棋士、瀬越憲作(せごえけんさく)(1889―1972)旧蔵の囲碁関連書籍など、約320冊からなります。江戸時代を中心とした囲碁の解説書、明治時代の囲碁雑誌、囲碁普及のため瀬越が自ら著した多数の技術書が含まれます。】
続きはこちらから。国立国会図書館。
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-789.php

 この記事のカテゴリーは : 研究者のための公募情報です。

●国立国語研究所「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」プロジェクト非常勤研究員 公募(2016年06月29日 必着 16時必着)

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●詳細はこちらから(JREC-IN)
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D116051020&ln_jor=0

2016年5月26日

 この記事のカテゴリーは : リポート笠間掲載コンテンツです。

●岡田一祐「「変体仮名あぷり」「くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)」「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」レビュー」●リポート笠間60号より公開

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リポート笠間60号より、岡田一祐「「変体仮名あぷり」「くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)」「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」レビュー」、を公開いたします。

リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。
http://kasamashoin.jp/report.html

ご連絡お待ちしております。

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岡田一祐「「変体仮名あぷり」「くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)」「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」レビュー」


岡田一祐▼東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員。論文に、「明治検定期読本の平仮名字体」(『日本語の研究』第一〇巻四号、二〇一四年)、「小学校令施行規則第一号表おぼえがき」(『国語国文研究』第一四六号、二〇一五年)など。日本語学会 二〇一四年度日本語学会論文賞。

※本稿は、初出「スマートフォン向け日本の古文献手書き文字学習アプリが2種リリース」(メールマガジン「人文情報学月報」[DHM055]二〇一六年二月二七日)。これに「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」のレビューを新たに追記したものです。(編集部注)人文情報学月報公式サイトはこちら


「変体仮名あぷり」「くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)」
 一〇〇年前の日本の手書き文字は、いまの文字の知識ではほとんど太刀打ちができない。そこで、古い文献を扱うには、まず文字を学ぶ必要があるのだが、本連載(編集部注・メールマガジン「人文情報学月報」のこと)第8回[▼注1]で扱ったように、変体仮名やそれに負けず劣らず漢字の崩し方もいまとは流儀が違っていて、そういうものを読むのは慣れと経験が大きくものをいう世界になっている。大学の入門科目で、読みやすいからと言って先生に渡されるものが文字として認識できず、「これで読みやすいとはいったい?」などと思ったりもするものである。そんな古文献の手書き文字の学習支援アプリが近時たてつづけにふたつリリースされた。

 ひとつめは、早稲田大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校が二〇一五年秋にリリースした「変体仮名あぷり」[▼注2]であり(Android版は二〇一五年一〇月二九日、iOS版は十一月四日。英語版の名称は" The Hentaigana app")、そしてもうひとつは、今年の二〇一六年二月一八日に大阪大学がリリースした「くずし字学習支援アプリKuLA」(以下「KuLA」)[▼注3・4]である。「変体仮名あぷり」は、早稲田大学とUCLAの連携プロジェクト「柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト」の一環としてUCLAのマイケル・エメリック氏が中心となって開発され、「KuLA」は、大阪大学大学院文学研究科の飯倉洋一氏が代表者の挑戦的萌芽研究「日本の歴史的典籍に関する国際的教育プログラムの開発」の一環として開発されたものである。このふたつの名称の差に現れているように、「変体仮名あぷり」は仮名を中心としたものであり、「KuLA」は漢字と仮名の両方を含めたものとなっている(ただし、注[2]のエメリック氏の投稿を見るかぎり、「変体仮名あぷり」も今後の漢字への拡張を予定しているようである)。

 これまで古文献の手書き文字は容易に習得できるものではなく、そこにこのふたつのアプリが現れた意味は大きい。変体仮名学習ソフトウェアは楊暁捷氏らのkanaClassicが稿者の知るかぎりもっとも古いもののようであるが[▼注5]、その後に続くものも管見のうちにはなく、現在の環境で学びやすいものはなかったといってよい。唯一、国立国語研究所による「米国議会図書館蔵『源氏物語』画像(桐壺・須磨・柏木)」[▼注6]が、古文献手書き文字の教材ともすべく、翻字と原本画像を容易に対比できるようにしているのを見るのみである。英語圏においても古文献の文字を読み解くのはたやすいことではないものの、学習用アプリはとくに開発されてもいないようで[▼注7]、開発者の同じアプリが見つかるのみであった[▼注8](ただ、このソフトウェアは翻字作業の答え合わせができて文字の学習・参照機能とうまく組み合わせられればさらに便利となるだろうと思わせられた)。

 このふたつのアプリは、どちらも覚えはじめようとする初学者に一字一字文字のかたちと読み方を覚えてもらおうという方式を取っている。学習法の大きなちがいとしては、「変体仮名あぷり」は、早稲田大学図書館の所蔵する古典籍から採字してフラッシュカード方式で一字一字覚えこむのに対して、「KuLA」は、国文学研究資料館の画像データベースなどをもとに、用例つき字書機能をベースに、テストをこなしていくことで覚えるというところがあるようである。このようなこともあって、両者は操作感がかなり異なる。今後の方針としても、「変体仮名あぷり」は続け書きモードや漢字などに発展していくようで、用意された翻刻文と対比しながら読み進めてゆく機能や、古文献手書き文字学習コミュニティなどを支援してゆく「KuLA」とはこの点も異なるようである。画像に関していえば、「変体仮名あぷり」は一字一字抽出しているのに対し、「KuLA」は元画像から切り出したそのままであり、まわりの文字も入り込んでしまっているため、字の判別のさまたげになっていることがあり、その点「変体仮名あぷり」に分があるように思われる。また、両者とも実際の用例から覚えるということもあって、かならずしも典型的な字体が現れるわけではなく、筆勢で崩れてしまったようなものも見受けられ、改善の余地があるように感じられた。

 このアプリは当初の目的をよく達成しているものと思うが、「KuLA」の読む機能を試してみると分かるように、単字学習はそれ自体は古文献に親しむというゴールからすれば、序の口にすぎない。古文献手書き文字は、おおく続け書きがされ、そのためにときとして研究者さえ読み間違えることを考えると、単字学習の段階から実際の文献を読む段階にはなお容易に達しがたい。あるいはこのふたつのアプリに刺激を受けた第三第四のひとびとによって、この隙間を埋めることができるアプリが今後登場すれば、古文献の利活用ということも現実味を帯びてくるのかとも思う。また、そもそも読もうという気持ちにはどうしたらなるのか、悩みは尽きない。

 すでに述べたように前近代の手書き文字文化を手軽に学べる手段があまりないのはひとり日本にかぎったことではなく、現にエメリック氏の同僚はほかの文字体系への応用に期待を寄せている[▼注9]。「変体仮名あぷり」の開発はよく分からないが、「KuLA」の開発者である橋本雄太氏の関連tweetを拝見するかぎり、人文情報学的な手法がかなり取り入れられているようで、そのような後ろ盾のもとに、古書体学が各地で発展する機縁になれば興味深いことだろう。

「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」
 二〇一六年三月二五日、奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所の共同の開発による画像引きくずし字検索システム「MOJIZO」がベータ版として公開された[▼注10・11]。両所でそれぞれ開発している「木簡字典」[▼注12]や「電子くずし字字典」[▼注13]を利用して作られたもので、利用者の持っている読めない一字の画像をMOJIZOに送信すると、データベースと照合してかたちの近いものを教えてくれるという。これまでにも古文献の文字認識を行うシステムは存在していたが[▼注14]、てもとにある画像を判別できるものは管見のかぎりなく、そこにサービスとしての新規性があるものと思われる。

 MOJIZOには、木簡の文字検索システムでの経験が活かされているという[▼注15]。ここでは、MOJIZOの技術基盤になった「木簡字典」とMokkanshopにも目を向けつつ、どのようなことができるサービスなのか、あくまで部外者なりに理解の及ぶかぎりにおいて紹介してみたい。

 「木簡字典」とMokkanshopは、木簡の解読支援を行うために奈良文化財研究所が中心となって開発したものである。「木簡字典」は、木簡一点一点の釈読情報を集めたデータベースであり、二〇〇三年度から開発がはじめられ、二〇〇五年に公開されたものである。二〇一六年二月の追加更新の結果、現在、収載する木簡は一四、一七九点、文字画像では八九、六四八点を数えるとのことである。Mokkanshopは、桜美林大学の耒代誠仁氏や信州大学の白井啓一郎氏らの協力を得て開発された釈読支援ソフトウェアである。木簡の文字は、木の板や木簡という媒体の特性上、白い紙に書かれた文字と同じように文字認識を行うことができない。そもそも木の板に書かれていて文字と素材とを見分けにくいという事情があるうえに、地中にあったことによって木簡そのものが傷んだり、文字がにじむなどの変化を来すなどのことがままある。そこで、画像処理の方法を工夫したり、また文字の大体の範囲を指定することで検索結果の向上を図るなどできるようにしたのがMokkanshopということのようである。二〇〇四年ごろに最初期の構想が公表されている[▼注16]

 本サービスでは、Mokkanshopで培われた類似字形検索機能を独立させて「木簡字典」・「電子くずし字字典」のデータと照合できる利用できるようにしたということである。Mokkanshopは二〇〇八年に一般公開され、現在は新規利用ができない状態になっている。一部分ではあるが、こうして広くサービスされるようになったのは喜ばしいことと言えよう。

 もうひとつの「電子くずし字字典」は、東京大学史料編纂所の開発したもので、古文書・古記録・典籍類から字や熟語を選び、データベース化したものである。二〇〇一年度から開発がはじめられ、二〇〇六年に一般公開されたものである[▼注17]。現在約六千字に対して二十二万余の画像を数えるとのことである。木簡字典が木簡をもっぱらにするのに対して、本データベースは正倉院文書から近世にいたる幅広い紙資料の文字を集めている点で相補う関係にあるといえよう。また、漢字だけでなく、平仮名も扱えるようである。実物に当たると、漢字か平仮名か判然としないものも多く、このようなデータベースを画像で検索できるようになると、前半で紹介した学習アプリの次の段階に移りやすくなるだろう。

 現在のところ、Mokkanshopで利用できた検索結果を改善するための画像に対する前処理などは、木簡以外への適用はすぐにとはいかないからか、利用者に任されており、その点に難があるようである。画像準備マニュアルも用意はされているが、それが難しいからMokkanshopの需要があるわけで、技術的な支援が望まれよう。また、本サービスはどんな資料の文字でも扱えるような触れ込みであるが、典拠となる類似字形検索データベースの得意・不得意は十分に考えられる(相撲文字や浄瑠璃本も読めるのだろうか?)。

 ベータ版とは、ひろく一般に協力を得て、安定して使えるかどうか試してもらうために公開するものである。利用者からよい提案を得て、正式版の完成度がなお高まることを願う。


[1] 岡田一祐(二〇一五)「「Digital Japanese Studies寸見」第8回「変体仮名のユニコード登録作業はじまる」」人文情報学月報第52号。http://www.dhii.jp/DHM/dhm52-1
[2] Michael Emmerich. The Hentaigana App. H-Japan, 2015.
https://networks.h-net.org/node/20904/discussions/94186/hentaigana-app
http://www.waseda.jp/top/news/34162
[3] https://twitter.com/yuta1984/status/700003313454985218
[4] 本稿にいう(日本の)古文献手書き文字はKuLAにいう崩し字と同じものを指している。
[5] 稿者未見。Aileen Gatten氏によるレビューなどを参照した(doi:10.2307/2668366)。
[6] http://dglb01.ninjal.ac.jp/lcgenji_image/
[7] iTunes StoreおよびGoogle Play内を検索した結果による。
[8] https://play.google.com/store/apps/details?id=com.agbooth.handwriting.medieval
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.agbooth.handwriting.renaissance
[9] http://newsroom.ucla.edu/stories/new-app-helps-students-learn-to-read-ancient-japanese-writing-form
[10] 木簡・くずし字解読システム http://mojizo.nabunken.go.jp/
[11] 木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―の公開 http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400040782.pdf (二〇一六年三月二六日)
[12] 木簡画像データベース木簡字典
http://jiten.nabunken.go.jp/index.html
[13] 東京大学史料編纂所
http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/db.html
[14] たとえば、寺沢憲吾・川嶋稔夫(二〇一一)「文書画像からの全文検索のオンラインサービス」『じんもんこん二〇一一論文集』http://id.nii.ac.jp/1001/00079427/ など。
寺沢氏の技術は、日本文学研究資料館と凸版印刷が共同開発した「古文書OCR」にも活かされているとのことである。
[15] 耒代誠仁ほか(二〇一五)「古文書字形デジタルアーカイブのための検索システムの試作」『じんもんこん二〇一五論文集』
http://id.nii.ac.jp/1001/00146516/
[16] 耒代誠仁ほか(二〇〇四)「木簡解読支援システムの基本設計と試作」『じんもんこん二〇〇四論文集』
http://id.nii.ac.jp/1001/00100470/
[17] 井上聡(二〇一五)「東京大学史料編纂所「電子くずし字字典データベース」の概要と展望」『情報の科学と技術』六五(四)

 この記事のカテゴリーは : リポート笠間掲載コンテンツです。

●古田尚行「文学雑誌の休刊―国語科教員が研究を考えるということ」●リポート笠間60号より公開

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リポート笠間60号より、古田尚行「文学雑誌の休刊―国語科教員が研究を考えるということ」、を公開いたします。

リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。
http://kasamashoin.jp/report.html

ご連絡お待ちしております。

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文学雑誌の休刊―国語科教員が研究を考えるということ


古田尚行[広島大学附属中・高等学校]
▼こだ・なおゆき。一九八四年生まれ。論文に、「メディア・リテラシー教育の諸問題」『国語教育研究』五三号(広島大学国語教育会、二〇一二年)、「「らしさ」考:「敦盛最期」、「木曾最期」の実践から」『論叢国語教育学』復刊四(広島大学大学院教育学研究科国語文化教育学講座、二〇一三年)、「『古今集』と『伊勢物語』の想像力―「二条后物語」を軸にした授業―」『国語科教育研究紀要』四六号(広島大学附属中・高等学校、二〇一五年)などがある。


 岩波書店の『文学』が休刊するのだとか。この雑誌は今の勤務校に入ってきているので、ちょくちょく読んでいました。
 『国文学 解釈と鑑賞』(ぎょうせい)と『國文学 解釈と教材の研究』(學燈社)も休刊になって早五年以上経つんですね。
 休刊にはなってはいないものの、国文学や国語学系の雑誌が販売元を変えて発刊されているものもあります。

 この原因を単なる社会の人文系軽視という文脈の中でしかとらえていない研究者がいるとすれば、この流れは当然といえば当然なのではないかと思います。
 こうなる前にもっと研究者たちは「この小説のこういうところが面白いんだ!」とか「こんな風に教室で扱ってもいいのではないか」という提言をしていくべきだったのではないかと思うのです。
 研究者の中には、自身の研究成果がどこで活かされているのか、活かされていけるのかを自覚的に発信している人もいますが、多くの場合はそうではないように感じます。
 僕などは文学研究も語学研究も、それを一番に活かしていけるのは教育の場だと思っているので、「私はこう読んだ」という単なる上からの高み的なものではなくて、どこか「こんな風に扱ってください」という教育の場との共同的な知の営みの中に研究者として立ってくれた方が有益だと思っています。
 もちろんすべての研究成果が社会に還元できるわけではないし、純粋に真理なり読みの追求をしていくことはあってしかるべきだと思いますが。

 文学という制度は、社会との接点なしにはありえなかったものです。このことは文学という制度をより一層強固なものにしてきたわけでもありますが、いつのころからか文学を社会から切り離して、そして文学を他の領域と論じていくことがむしろ文学研究に対する背信行為なのではないかという意識を高めていったのではないかとも思います。結果として、文学は孤立してしまったというのが実情なのではないか。作品を多元的なエクリチュールのテキストとしていろいろ関連させて論じてきたはずなのに、文学自体はいわば作家作品論のような限定された世界の中でしか扱ってこなかったのではないか。

 いずれにせよ大部分は研究者の意識の問題だと思うのです。
 研究者たちは失望感や怒りを抱いたのであれば、もっと魅力をプレゼンしていくべきだと思います。
 それこそが文学雑誌が休刊に追い込まれてしまったことに対する唯一の供養の形ではないか。
 研究者はもっと語り方を変えて語らねばならない。
 そんなに難しいことではないと思うのですが......。


編集部注
▼岩波書店の『文学』が休刊

昭和8年創刊。平成28年11月末に刊行される11、12月号をもって休刊。「同社は「大学での文学研究に逆風が吹いている状況や出版不況により、部数が減少した」としている」(読売新聞、二〇一六年四月三日)。
▼『国文学 解釈と鑑賞』
昭和11年、至文堂より創刊。平成21年、ぎょうせいと業務統合したのちも刊行し続けたが、平成23年、二〇一一年十月号をもって休刊。
▼『國文学 解釈と教材の研究』
昭和31年、學燈社より創刊。平成21年、二〇〇九年七月号をもって休刊。
▼国文学や国語学系の雑誌が販売元を変えて発刊
例えば以下。
・東京大学国語国文学会『國語と國文學』[月刊](大正13年創刊)は、平成23年に、ぎょうせいから明治書院に発行元変更。
・京都大学文学部国語学国文学研究室『國語國文』[月刊](大正15年創刊)は、平成26年に中央図書新社が破産したため、臨川書店に発行元変更。
付▼その他の近年の休刊
月刊『言語』(大修館書店)ことばの総合雑誌として昭和47年4月に創刊。平成21年、二〇〇九年十二月号をもって休刊。

●初出=ブログ「国語科教員の部屋」、二〇一六年四月四日「文学雑誌の休刊」

 この記事のカテゴリーは : 研究者のための公募情報です。

●同志社大学・准教授(任期付)または助教(任期付)の公募(日本近世文学)(2016年05月25日 ~ 2016年07月15日 必着)

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●詳細はこちらから(JREC-IN)
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D116050998&ln_jor=0

 この記事のカテゴリーは : いただいた本・送られてきた本です。

●大橋崇行・山中智省 編著『ライトノベル・フロントライン2 特集 イチゼロ年代のライトノベル』(青弓社)

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大橋崇行氏より頂きました。

9784787292346_0.jpg

A5判 208ページ 並製
定価:1200円+税
ISBN978-4-7872-9234-6 C0395
奥付の初版発行年月:2016年05月/書店発売日:2016年05月16日
青弓社刊

○版元のサイト
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-9234-6

【特集では、ラノベ市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫る。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなどを収め、さらにライトノベル研究会のメンバーが推薦する個性豊かな作品もレビューする。

小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンタメの現状と、その実態に迫る。また『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビュー、『西の善き魔女』などの作家・荻原規子論、児童文庫や「朝の読書」運動についての論考から、児童文学の新たな可能性を照らす。

アニメ化・コミック化作品の紹介やバラエティー豊かな連載も充実、いま唯一のライトノベル批評誌である『ライトノベル・フロントライン』第2号、発進!】

目次

特集 イチゼロ年代のライトノベル

 イチゼロ年代のライトノベルへ至る道 山中智省

 イチゼロ年代を駆ける作家――十文字青インタビュー 聞き手:大橋崇行/山中智省

 多様化していくライトノベル

 推薦作品ブックレビュー
  『なれる!SE』/『テルミー』/『シー・マスト・ダイ』/『花咲けるエリアルフォース』/『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』/『雨の日のアイリス』/『のうりん』/『英国マザーグース物語』/『天使の3P!』/『革命は恋のはじまり』/『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』/『冴えない彼女(ルビ:ヒロイン)の育てかた』/『独創短編シリーズ 野崎まど劇場』/『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』/『甘城ブリリアントパーク』/『終わらない鎮魂歌(ルビ:うた)を歌おう』/『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。』/『絶深海のソラリス』/『この恋と、その未来。』/『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』/『下読み男子と投稿女子』/『薬屋のひとりごと』/『愚者のジャンクション』/『WEB小説家になろうよ。』/『りゅうおうのおしごと!』

 「青春ラノベ」の〈終わり〉――『俺妹』『はがない』『俺ガイル』を中心として 樋口康一郎
  1 近親相姦のタブー――『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
  2 「残念」な「ぼっち」――『僕は友達が少ない』
  3 「スクールカースト」のなかのヒーロー像――『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

 浸透・拡散していくライトノベル

 ラノベで卒論!――文学研究篇 一柳廣孝

 踏み出すことでみえるもの 松永寛和
  1 創作から研究へ
  2 ライトノベルが位置する場所は
  3 挿絵から考える

 「悪ノ娘」を生み出したボーカロイドとCGM文化 山口直彦
  1 "VOCALOID"の登場とCGM文化の隆盛
  2 ボカロ楽曲の始まり
  3 ボカロPという存在
  4 「悪ノ娘」の登場とボカロ小説の始まり

 ボカロ小説の趨勢 大橋崇行
  1 VG文庫創刊とボカロ小説
  2 ライトノベルとボカロ小説との関係
  3 ボカロ小説の今後

 ライト文芸の普及と拡大 山田愛美
  1 女性向けとしてのライト文芸
  2 ターゲットはオトナの男性
  3 ライト文芸発の作家たち
  4 過去作品の見直し

 韓国のライトノベル――その輸入と進化 田泰昊
  1 韓国にライトノベルが定着するまで
  2 二〇一〇年代、韓国のライトノベルの現在
  3 韓国という環境、そのなかでの進化

 中国ライトノベルの足跡をたどりに 劉霊司馬
  1 ライトノベルとラノベアニメ
  2 珊瑚文庫時代
  3 天聞角川時代
  4 暗黒時代――天聞角川ライトノベル「一斉販売中止」事件
  5 すべて遠き理想郷――台湾角川

小特集 児童文学とライトノベルのあいだ

 児童文学とライトノベルの「あいだ」で 犬亦保明

 児童文学とライトノベルの「あいだ」

 如月かずさインタビュー 聞き手:犬亦保明/井上乃武/大島丈志

 児童文庫ブックレビュー
  『クレヨン王国の十二か月』/『ふたごの魔法つかい』/『名探偵夢水清志郎』/『パスワード』/『若おかみは小学生!』/『黒魔女さんが通る!!』/『ハピ☆スタ編集部』/『IQ探偵ムー そして、彼女はやってきた。』/『怪盗レッド』/『いみちぇん!』

 物語を「読む」ということ――荻原規子作品における物語受容の問題 井上乃武
  1 卑小な主人公が「世界」を変える――『西の善き魔女』
  2 「人間の架け橋」――「セカイ系」に対する批評性
  3 テキストの細部へ――二次創作的な想像力との接点

 「児童文庫」と消費される心地よさ 犬亦保明
  1 子どもが求める「物語」
  2 心地よさだけの「児童文庫」

 小・中学校での「朝の読書」のいま 山川知玄
  1 「朝の読書」とは?
  2 「朝の読書」の実態
  3 読まれているライトノベルについて
  4 「朝の読書」以外の読書へのはたらきかけと「朝の読書」の発展的な活動

 アニメ化作品紹介
  『とある魔術の禁書目録』『とある魔術の禁書目録Ⅱ』/『ゴールデンタイム』/『六花の勇者』/『異能バトルは日常系のなかで』/『落第騎士の英雄譚』

 コミック化作品紹介
  『長門有希ちゃんの消失』/『マグダラで眠れ』/『アウトブレイク・カンパニー―萌える侵略者』/『All You Need Is Kill』/『無職転生――異世界行ったら本気だす』/『ゼロから始める魔法の書』

連載 ガーリーノベルの現在(第2回)
 妻たるオトメと働くオトメ 久米依子

連載 ライトノベル翻訳事情(第2回)
 ライトノベルはどのような英文に翻訳されたのか 太田 睦

連載 ラノベ史探訪(第2回)
 専門レーベルの誕生――「角川文庫・青帯」から「スニーカー文庫」へ 山中智省

連載 ライトノベル時評(第2回)
 ウェブ小説の流行とウェブ雑記の拡張 大橋崇行

 この記事のカテゴリーは : 学会・講演会・展覧会情報です。

●国際子ども図書館 講演会「翻訳という魔法のメガネ―海外児童文学受容の50年」講師:川端有子氏(2016年6月18日(土)※要申込)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2016-08.html

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講演会「翻訳という魔法のメガネ―海外児童文学受容の50年」

国際子ども図書館では、2016年3月22日から2016年7月24日まで、国際子ども図書館リニューアル記念展示会「現実へのまなざし、夢へのつばさ:現代翻訳児童文学の半世紀」を開催します。この展示会に関連して、監修の川端有子氏(日本女子大学家政学部児童学科教授)を講師にお迎えし、日本に紹介されてきた海外の児童文学の多様性についてお話しいただきます。どうぞご参加ください。参加は無料です。

日時 2016年6月18日(土)14時~16時(13時30分受付開始)
講師 川端 有子氏(日本女子大学家政学部児童学科教授)
場所 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1 [ACCESS]
対象 中学生以上
定員 100名 事前申込制

申込方法
1.申込みフォームまたは2.往復はがきでお申し込みください。
申込みフォーム
申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。
※お申込みには、電子メールアドレスが必要です。
往復はがき
「往信用裏面」に、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を記入し、
「返信用表面」に、郵便番号、住所、氏名 をご記入の上、下記へお送りください。
〒110-0007 東京都台東区上野公園12-49
国際子ども図書館「6月18日講演会」担当
先着順です。定員になり次第締め切らせていただきます。
各お申込み1通につき、1名様のご応募でお願いいたします。
いずれも、2週間以内にメールまたは返信はがきでの連絡がない場合は、下記問い合わせ先にご連絡ください。
参加費 無料

問い合わせ先
国立国会図書館国際子ども図書館「6月18日講演会」担当
電話:03-3827-2053(代表)

 この記事のカテゴリーは : いただいた本・送られてきた本です。

●東京大学駒場言語態研究会『言語態 第15号』

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言語態研究会さまよりいただきました。

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●公式サイトはこちら

2016年3月発行
A5判・並製・86頁
定価 700円

【目次】

論文

鳥居万由美
1930年代モダニズム詩における、女性の自己表現の方策
 左川りか、山中富美子らの作品を手がかりにして

趙秀一
格闘することばの世界
 金石範「万徳幽霊奇譚」を中心に

池沢充弘
unlearn,unteachする「女たち」の語り
 大江健三郎『水死』における憑坐と教育

Chelsea Szendi Schieder
Revolutionary Bodies
The female student activist in the "student fiction# of Oe kenzaburo and kurahashi Yumiko

書評
井川理
小松史生子『探偵小説のペルソナ 奇想と異常心理の言語態』