古代文学会1月例会(第696回)(2018年1月6日(土)午後2時〜、大東会館K−302)

研究会情報です。
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古代文学会1月例会(第696回)ご案内
日時 2018年1月6日(土) 午後2時より5時まで
場所 大東会館K−302 http://www.daito.ac.jp/access/noriba.html
発表 生駒 桃子氏
題目 黄泉国訪問神話のヴァリアント–神代紀第五段一書第十を中心に–
要旨 
黄泉国訪問神話は『古事記』、『日本書紀』神代上第五段、祝詞などでいくつかのヴァリアントをもって記録されており、その構成は全体を通して、火の神カグツチを生んだことで死んだイザナミをイザナキが訪問する形となっている。しかし、訪問に至るまでの契機や場所、訪問後の展開は(結末は同じであっても)各テキストによって異なる。
その中でも特異な展開を見せるのが『日本書紀』神代上第五段一書第十である。当該説話は、「見るな」の禁を犯したイザナキもイザナミに「情」を見られることで恥じるという二神の恥の共有を描く。そして最終的にイザナキによる呪的逃走ではなく「相闘ふ」ことで二神及びあの世とこの世の分離がなされる。このようなヴァリアントは何によって生じるのか。そしてなぜ記紀はこのようなヴァリアントを内包し成立しているのか。
本発表では、『日本書紀』神代上第五段一書第十を中心に読み解くことで、記述された古代日本の神話にヴァリアントが生まれる要因として、各テキストにおけるシャーマンの立場や視線の違いが関係しているのではないかということを考えたい。
司会 岡部 隆志 氏
【事務局より】
◎例会終了後に委員会を行います。委員の方々はお集まりください。
◎2018年度例会発表者の募集
2018年度4月からの例会発表者を募集します。ご希望の方は、題目及び200字程度の要旨を、
発表予定の三ヶ月前の委員会までに例会委員または事務局までお申し込みください。なお、採否は例会委員にご一任ください。