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2017年10月13日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●城西大学水田美術館「江戸子ども学びの風景展」(2017年10月11日(水)~11月4日(土))

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展示情報です。

●詳しくはこちら
http://www.josai.ac.jp/~museum/evevt_info/index_2017_4.html

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会 期 : 2017年10月11日(水)~11月4日(土)
会 場 : 城西大学水田美術館 ギャラリー1
開館時間: 午前10時~午後4時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 : 日曜日・月曜日・祝日・10月27日(大学祭準備日)・31日(大学祭片付け日)
      ※ただし、10月29日(日)、30日(月)は大学祭期間に伴い開館
観覧料 : 300円、高校生以下無料

このたび、城西大学水田美術館におきまして「江戸子ども学びの風景展」を開催する運びとなりました。

「学問による人間形成」-本学創立者水田三喜男が掲げた建学の精神は、学ぶことを通して道徳的人格を育むことが根底にあります。そしてその精神は、かつて江戸時代に多くの庶民の子どもたちが通い、学んだ寺子屋の教育理念と通じています。14世紀頃から始まったとされる寺子屋は、江戸時代に入ると都市から農村まで全国的に広がって展開されるほどで、一般庶民の識字率が非常に低かったヨーロッパに比べ、就学率、識字率ともに世界でも最高レベルにありました。その背景には、寺子屋が民間人による庶民のための私的な教育システムによって成立したことがあげられ、義務的なものではなかったため、学費、就学年齢、男女や家柄の区別はなく、どんな子どもでも学びたい時に学びたい期間だけ自由に読み・書き・そろばんを学ぶことができるというのが特徴でした。

このたびの展覧会では、そうした寺子屋での子どもたちの学びに焦点を当て、どんな教育環境でどのように学んでいたのかを、その様子が伺える浮世絵版画を中心に、教材として使われていた往来物をはじめ、天神机、そろばんといった実際に寺子屋で使われていた道具類も展示しながらご紹介していきます。中でも往来物については、幕末から明治にかけ、県内随一の寺子数を誇る寺子屋兼私塾「北広堂(ほっこうどう)」を経営し、埼玉の近世近代教育に大きく貢献した澤田泉山(さわだせんざん)(1823~1910)による往来物11点を展示し、寺子屋教育の地方展開の一例としてもご覧いただきます。

教育の原点ともいえる寺子屋教育について、江戸の子どもたちを取り巻く学びの環境を振り返りながら、現代においての教育の在り方について今一度考える機会となれれば幸いです。


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