文京区立森鴎外記念館 特別展「明治文壇観測―鴎外と慶応3年生まれの文人たち」(2017年10月7日(土)~2018年1月8日(日))

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特別展「明治文壇観測―鴎外と慶応3年生まれの文人たち」
2017年 10月 7日 ~ 2018年 1月 8日
会期:平成29年10月7日(土)~平成30年1月8日(日)
※会期中の休館日:平成29年11月28日、12月26日、12月29日~平成30年1月3日
開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分)
慶応3(1867)年は、明治を代表する文人たちがそろって誕生した年として記憶されています。夏目漱石、幸田露伴、尾崎紅葉など一時代を築いた文豪たち、俳句・短歌の革新に力を注いだ正岡子規、辛辣な批評家として活躍した齋藤緑雨、劇評の近代化に努めた三木竹二(鴎外の弟・森篤次郎)などが、この年に生まれました。鴎外は彼らより5歳年上ですが、彼らとともに日本の近代文学史に足跡を遺しました。
 本展では、鴎外主宰雑誌「めさまし草」(明治29年1月から明治35年2月)を座標軸に、鴎外と慶応3年生まれたちの文学交流を辿ります。鴎外・露伴・緑雨・紅葉らによる合評形式の文芸評論、子規一門の句が多く掲載された俳句欄、創刊号から連載された三木竹二の劇評など、「めさまし草」には、近代文学の出発期を主導した鴎外と慶応3年生まれたちとの共演が目立ちます。一方で、文学史を眺めたとき、「めさまし草」の時代は文壇が変化していく時期と重なります。日清戦争後の社会情勢の変化に伴う新しい文学の登場と模索、道半ばでの死、自然主義思潮の登場…。
 同じ時代を生きた者が、歩み方や活躍時期を同じくするとは限りません。それぞれの業績を「鴎外」という定点から観測した時、何がみえてくるのでしょうか。今年150歳を迎える慶応3年生まれと鷗外による〝明治文壇観測〞を試みます。