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2017年9月26日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●浜松文芸館 特別収蔵展「物心一如の心を紡いで」~濱人・喬・あきゑ 三人展~(2017年9月10日(日)~2017年12月10日(日))

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展示情報です。

●詳しくはこちら
http://www.hcf.or.jp/facilities/bungei.html

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2017年9月10日(日)~2017年12月10日(日)
特別収蔵展「物心一如の心を紡いで」~濱人・喬・あきゑ 三人展~

 浜松は俳句の街です。古くから優れた俳人を生み出してきました。俳諧と報徳の人、松嶋十湖翁をはじめ、蛇笏賞受賞の百合山羽公・相生垣瓜人。そして、浜松の自然の中に自己の境地を融合、俳誌「みづうみ」の主宰でもある原田濱人。いずれも浜松の誇れる俳人であり、浜松文芸の先駆者と言われる方々です。
 今回、浜松文芸館では、その中から、原田濱人、その息子である喬、喬の妻であるあきゑの三人を取り上げ、濱人が唱えた「物心一如」の心が紡がれていく軌跡を、作品を通じて紹介していきます。
 原田濱人の信条『物心一如』とは、禅的な悟りでも哲学的な思想でもありません。それは、「大自然に対し、人間がその恵に感謝し、謙虚に生きる」というある意味単純な考えに尽きるといえます。その父・濱人に俳句の手ほどきを受けた息子の喬は、戦後三年間の過酷なシベリア抑留生活後に加藤楸邨に出会い、俳句に開眼します。喬は、父・濱人を誇り、高浜虚子を敬愛する一方、加藤楸邨を生涯の師と仰ぎ、生活者としての足場を大事にしつつ、限りなき高みをめざした孤高の俳人といえます。喬が父のもとを出て創った俳誌「椎」は、あきゑに引き継がれました。「椎」の掲げる標語「生活感・存在感のある句を。何より自然と人生の真実に立つ。」は、まさに濱人・喬から受け継がれてきた精神です。あきゑは、常日頃から「いつまでも瑞々しく柔軟でありたい。素朴・単純・平明の境位をめざし、更なる努力を怠るまい」と述べています。
 展示点数100点余り。虚子や楸邨からの直筆の手紙は一見に値するものです。その他、武者小路実篤や飯田蛇笏ら濱人ゆかりの方々の作品が掛け軸や色紙、短冊となって皆様を俳句の世界に誘ってくれることでしょう。
 濱人・喬・あきゑ、この三人に流れる俳句の心と形を、皆様の目で是非確かめてください。俳句を愛し俳句に親しむ多くの皆様に、何らかの示唆を与える展示になれば幸いです。

詳しくはこちら
http://www.hcf.or.jp/inc/shuzo_download.php?file=20170910_20171210.pdf


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