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2017年8月 9日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●前田雅之『保田與重郎 近代・古典・日本』(勉誠出版)

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前田雅之氏よりいただきました。

9784585291480.jpg

ISBN-13: 978-4585291480
刊行年月 2017年8月
判型・製本 四六判・上製 352 頁
定価 4,104円 (本体3,800円)

版元公式サイト
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100783

【近代日本、「古典」が力を持った時代があった―
昭和十年代の批評界を領導し、数多くの支持者を得た希代の評論家・保田與重郎。
近代および戦時の日本に生きた彼は何故、「古典」という装置を選び、その思想の中心に置くことを選んだのか。
彼の思想の形成期を丹念に追うことで、その背景にある近代・日本・古典の三竦み(トリアーデ)の構造を読み解き、保田の営みを時代のなかに定位する。
乱世を迎えつつあるいま、近代・古典・日本という視座から捉えなおす日本文化論。】

【目次】

序 章 ―なぜいま保田與重郎か―
 1 保田與重郎という厄介な存在
 2 戦後保田論の陥穽と課題
 3 近代・古典・日本

第一章 保田與重郎の出発
 1 愛する故郷を後にして
 2 剽窃と創造
 3 成長する文人
 4 南方熊楠・保田・中上健二
 5 「やぽん・まるち」と破局
 6 「外地」の奈良
 7 保田が慶州で見たもの
 8 保田が朝鮮で得たもの

第二章 ドイツ・ロマン主義との邂逅
 1 「故郷を失った文学」と「土地を失った文学」
 2 ヘルダーリンへの接近
 3 シュレーゲル・イロニーとの格闘
 4 「偉大な敗北」の定位―「セントヘレナ」から

第三章 日本古典論の展開
 1 「英雄と詩人」としての戴冠詩人
 2 改稿と「日本の橋」
 3 木曾冠者と大衆

第四章 ゲーテ・近代・古典
 1 保田のゲーテと亀井勝一郎のゲーテ
 2 文芸批評と客観世界
 3 カントの近代を超える

第五章 古典論と文学史の確立―後鳥羽院―
 1 後鳥羽院の「発見」
 2 「物語と歌」の執筆過程と意図
 3 後鳥羽院と大衆
 4 物語と歌、そしてイロニー
 5 隠岐の文事と文芸の王国

主要参考文献
人名索引
あとがき


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