神戸大学国際文化学研究推進センター2017年度研究プロジェクト「近現代における『神話』の史的展開と今日的意義」第2回講演会「詩人ジャン・コクトーの自己神話形成ー映画による分身の増幅」講師:谷百合子氏(平成29年9月6日(水)14時00分〜、神戸大学インテリジェントラボラトリ)

講演会情報です。
●詳しくはこちら
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/group/Promis/research/projects/2017projects/corner436/pg5431.html

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神戸大学国際文化学研究推進センター2017年度研究プロジェクト「近現代における『神話』の史的展開と今日的意義」の第2回講演会が下記の通り開催されます。
タイトル:「詩人ジャン・コクトーの自己神話形成ー映画による分身の増幅」
詳細:http://web.cla.kobe-u.ac.jp/group/Promis/research/projects/2017projects/corner436/pg5431.html
講師:谷 百合子 氏(大阪府立大学 非常勤講師)
日時: 平成29年9月6日(水)14時00分~
会場:神戸大学インテリジェントラボラトリ (梅田ゲートタワー8F)http://www.b.kobe-u.ac.jp/ilabo/access.html
概要: フランスの詩人ジャン・コクトー(1889-1963)は、多くの分野で活躍した芸術家である。コクトーが、どの分野においても、様々な題材を自分流にアダプテーションし、作品を生み出したことはよく知られている。本研究の目的は、コクトーが映画という媒体を通して、自己引用を含むアダプテーションという作業を行いながら、いかに自己神話を形成したかを明らかにすることにある。コクトー自身が監督した映画全6作のうち、本研究では、ギリシア神話のオルフェウス物語を題材とする3作、『詩人の血』(Le Sang d’un poète, 1930)、『オルフェ』(Orphée, 1950)、『オルフェの遺言』(Le Testament d’Orphée, 1960)を取り上げる。コクトーは、時代の異なるこれら3作を通じて、詩人オルフェに自分自身の姿を重ね合わせ、映画を通して自らの分身を創造することを繰り返しながら、それらが自己神話になるのを待っている。こうした変化をともなった反復こそが、映画の神話的可能性を広げている。
◆ 問い合わせ先:
 南郷 晃子 (神戸大学国際文化学研究推進センター・学術研究員) kokonango@gmail.com