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2017年7月10日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●「書物・出版と社会変容」研究会京都研究会(2017年9月29日(金)・30日(土)、京都大学)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.soc.hit-u.ac.jp/~wakao/index.htm

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「書物・出版と社会変容」研究会京都研究会のお知らせ

「書物・出版と社会変容」京都研究会 概要(Ver.3)

 「書物・出版と社会変容」の京都研究会を下記の要領でひらきたいと思います。この研究会の参加者だけでなく、そのほかの方の参加も歓迎致します。準備の都合上、事前に参加申込書を御送り下さい。
          研究会世話人 若尾政希
          京都世話人 横田冬彦

9月29日(金)14時~16時半 (於 京都大学附属図書館)
       京都大学附属図書館の書庫等の見学
○横田冬彦「京都帝国大学附属図書館蔵書の成立」
 京都帝国大学附属図書館は、昌平坂学問所や開成所(蕃書調所)・医学所などを統合しえた東京帝国大学の場合と違って、多くの人々からの寄贈書を中核に成立した。その過程を素材に、近世的な知が近代の図書館にどのように継承されたかを紹介する。見学案内も兼ねる。

 集合は、13:50 附属図書館前。
 3階共同研究室での報告(約40分)後、京都大学附属図書館一般書庫和装本区画の見学、および貴重書(富士川文庫などの医学書を中心に)の閲覧を予定(1時間余り予定)。なお、貴重書閲覧については、閲覧室が狭いので、今のところ、事前予約者の予約先着20人限定(10人30分づつ2回)としたい(なお、貴重本書庫そのものの見学はできない)。
一般書庫の和装本区画の見学は当日手続きも可。なお、ここの和書は大部分が明治・大正期の受入本で、OPACではまだまとめてうまく検索することはできないが、いわゆる「大惣本」については、京大附属図書館刊行の『大惣本目録1~3』で見ることができる(この目録は、諸大学の図書館にあると思います)。なお、富士川文庫は、OPACで半分近くが画像閲覧できるようになりました。
  
9月30日(土)10時半~16時半 (於 京都大学総合博物館 3階講演室)
     シンポジウム「近世医学と医学書をめぐる諸問題」
①有坂道子「漢蘭折衷医・小石家の医書とネットワーク」
 京都で早くに蘭学を取り入れた医家である小石家の文書整理をふまえて、京都の医学史のなかでの小石家の位置づけを考える。医書から見る漢蘭折衷の医学教育、医学書その他の出版と小石家、書物取り扱いから見る漢・蘭医学の状況などを検討する。

②鈴木則子「近世賀川流産科医学教育における医書の位置づけ」
 京都大学富士川文庫・武田薬品杏雨書屋に所蔵される賀川流産科医書には写本が多く含まれ、そこに記載された内容は、版本にはない秘伝を中心とする。江戸時代後期に京都に遊学した医学生たちの勉学生活のなかで、塾で写本する時間が大きな位置を占めていたことを遊学生の日記を中心に紹介しながら、医学教育のなかで書物が果たした役割について検討を加える。

③鍛治宏介「疱瘡神詫び証文と若狭小浜組屋家の疱瘡守り札」
 江戸時代の医学に関してまじない的側面に注目して書物を通じたその知識の広がりを検討する。具体的には民俗学者大島建彦氏の研究でよく知られる疱瘡神の詫び証文を事例に、従来、等閑視されてきた組屋家による疱瘡守り札発行や由緒の喧伝の歴史について明らかにし、さらに呪い本などによるその情報の流布について検討する。

・集合 10:20 京都大学総合博物館前(東大路通に面した入口です)
  開会 10:30
 報告①と討論 10:35~11:45
  昼休み 11:45~12:45
  特別展示室など見学 12:45~13:25
 報告②と討論 13:30~14:40
 報告③と討論 14:40~15:50
  総括討論 16:00~16:30

・各報告は50分、討論20分、および総括討論30分。
・昼休み後、総合博物館2階の特別展示室の見学(普段は非公開)、および古文書工作室で禁裏御典医百々家寄託医学関係史料の閲覧をおこないます。また、柳枝軒小川家から寄贈された貝原益軒自作の木像も展示します。(約40分)

・懇親会 17:00~19:00 
文学部陳列館(大正期の建築)の教室で行います。費用など詳細未定。

【諸連絡】
・京大への交通、本部キャンパスの地図は、下記サイトを参照して下さい。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
 なお、附属図書館は18番、総合博物館は22番、時計台記念館は3番、文学部陳列館は23番です。2日目の昼食が可能なのは、生協食堂ルネは79番、同カフェレストラン ・カンフォーラは2番、タリーズ・コーヒーは3番の北裏です。1日目は、生協中央食堂59番も開店しています。

・初日の懇親会は企画しませんが、百万遍界隈に飲み屋は数軒あります。
・宿泊は、近時観光客が多いので、各自で、できるだけ早く確保されるよう、お勧めします。

・1日目の京都大学附属図書館および2日目の京都大学総合博物館に入っていただくために、名簿を事前に提出しなければなりません。下記の「参加申込書」を、若尾 wakao.masaki@r.hit-u.ac.jp へ御返信ください。。
当日参加でも受付は可能ですが、レジュメ印刷や懇親会の準備、また建物の入館トラブルを防ぐため、基本的に事前受付をお願いします。また、今のところ、1日目の附属図書館の貴重書閲覧は先着20名程度に限定したいと思います。

・なお、両日とも、京都大学総合博物館では考古学の特別展(10:00~)、時計台記念館1階の京大文書館展示室では、京大の歴史の常設展(9:30~)をしています。
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参加申込書
 名前(      ) 所属(          教員・職員・院生)
 アドレス(               )
 29日 研究会と書庫見学( )  貴重書閲覧( )
 30日 研究会( )  懇親会( )  (参加希望の方は○を付けて下さい)


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