秋山基夫『月光浮遊抄』(思潮社)

秋山基夫氏より頂きました。
20170619.jpg
本体2600円+税
菊判変型上製・112頁
ISBN978-4-7837-3573-1
2017年7月刊
版元公式サイト
http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_1887.html
【古典を詩で生き直す
夢の中に訪れた人に夢の外でも抱かれていた
夢の中でわたしたちは二人きりだったけれど
夢の外ではわたしたちのうわさがひろがった
月のない夜にもあの人は夢の中にやってきた
(「つゆ草の青色」)
「引用は文学・芸術の重要な方法だが、単にそれだけのことではなく、人の生存の基礎的条件であり、だからこそ人に創造的行為を可能にするのだというべきだろう」(あとがき)。詩はどのようにして可能なのか。〈引用〉を原理的方法として、類のない構想力で古典世界と現代を往還する力作詩集。装幀=中島浩】
神野藤昭夫『知られざる王朝物語の発見 物語山脈を眺望する』(笠間書院)ほかの【著作から多くの恩恵を受けている】と、あとがきにあります。