« 図書新聞(2017.5.20・3303号)に、諏訪春雄『能・狂言の誕生』の書評が掲載されました(評・有澤晶子[東洋大学文学部教授])。 | メイン | 東京言語研究所 公開講座「ことばとコミュニケーションの発達」講師:松井智子氏(2017年6月17日(土)※要申込) »

2017年5月16日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●泉鏡花記念館 企画展「1907―明治40年の鏡花」(平成29年5月26日(金)〜9月24日(日))

このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote Share on Tumblr LINEで送る

展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/exhibit/index.html

--------------------

  明治四十年一月、「婦系図」を、やまと新聞に連載す。 ―泉鏡花年譜より

 今から110年前の1907年―明治40年、泉鏡花は逗子にいた。明治36年に最大の後ろ盾であった師尾崎紅葉が死去、2年後の明治38年には最愛の祖母きてを喪い、鏡花は心身ともに追い詰められ、衰弱していく。時の文壇は自然主義文学隆盛期。紅葉に交際を反対されながらも寄り添い続けた妻すずをともない、療養のため逗子に移住した鏡花は、<蝶か、夢か、殆ど恍惚の間にあり>という状態で後に幻想小説の傑作と評される「春昼」「春昼後刻」を発表、そして、神にも等しい師を激怒させたすずとの恋愛事件をモチーフとした長篇小説の筆を執る―。
 文壇の大家として1917年―大正6年に鏡花戯曲の最高傑作「天守物語」を発表する10年前、不遇ながらも自己の文学を磨き上げ、他の追随を許さぬロマンと幻想の文学を描き続けた時代に光を当てる展覧会です。

開催期間
平成29年5月26日(金)~9月24日(日)

主な展示
尾崎紅葉筆 杉野喜精宛書簡(明治35年9月12日付)/個人蔵 ※初公開
「薬草取」初出(尾崎紅葉朱筆入り)/泉名月氏遺族蔵
「春昼」校正原稿/当館蔵
泉鏡花筆 後藤宙外宛書簡(明治38年2月20日付)/当館蔵
泉鏡花筆 泉豊春宛書簡(明治39年6月4日付)/泉名月氏遺族蔵
「婦系図」自筆原稿断簡/当館蔵
西園寺公望筆 泉鏡花宛書簡(明治40年6月11日)
第二回雨声会寄書/徳田秋聲記念館蔵 ※7/24~9/24限定
他、計40点程度

次回企画展
「1917―大正6年の鏡花」
前期 平成29年9月30日(土)~10月30日(月)
後期 平成29年11月3日(祝)~12月3日(日)
※9月25日(月)~9月29日(金)は展示替え作業のため休館します。


●グーグル提供広告