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2017年3月27日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●渡部泰明著『中世和歌史論 様式と方法』(岩波書店)

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岩波書店さまよりいただきました。

281686.jpg

著者 渡部 泰明 著
ISBN 9784000238892
体裁 A5・上製・カバー・480頁
定価 本体9,600円+税

版元公式サイト
https://www.iwanami.co.jp/book/b281686.html

※第一編第二章(初出『平安文学をいかに読み直すか』)、第三編第六章(初出『これからの国文学研究のために 池田利夫追悼論集』)です。

古代社会に誕生した和歌は,なぜ時代を超えて生き続けることができたのか.古代和歌から中世和歌への飛躍こそが,文芸ジャンルとしての永続性を決定づけたのではないか.中世という時代において,和歌に何が起こったのか.歌人たちの創作の営みを通して,中世和歌の詩的達成を考究し続けてきた著者の長年の論考を集成する.

【目次】
凡 例

 序 章

第一編 古代和歌における中世――風景と主体
 第一章 曽禰好忠の和歌表現
 第二章 和泉式部の歌の方法
 第三章 源経信の風景表現

第二編 中世和歌の方法的始発――縁語的思考と演技
 第一章 源俊頼の方法と『俊頼髄脳』
 第二章 西行の「ことばのよせ」
 第三章 西行の花の歌の対話性
 第四章 藤原清輔にみる本歌取り形成前史

第三編 中世和歌の形成――藤原俊成と藤原定家
 第一章 千載集の羇旅歌
 第二章 藤原俊成の縁語的思考
 第三章 『古来風躰抄』における『万葉集』の抄出
 第四章 『源氏物語』と中世和歌
 第五章 藤原定家の方法
 第六章 藤原定家の縁語的思考

第四編 中世和歌の展開――歌人と創作意識
 第一章 源実朝と音
 第二章 源実朝と『万葉集』
 第三章 頓阿論――題詠のポエジー
 第四章 『徒然草』と兼好法師集
 第五章 『西行物語』における鳥羽殿
 第六章 「高砂」の和歌的世界
 第七章 宗祇と古今伝授

 終 章 本居宣長と『新古今集』――近世からの照射

初出一覧
あとがき
和歌索引


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