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2017年3月 6日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●富士学会2017年春季学術大会in富士宮市 公開シンポジウム「曾我物語と富士山」(平成29年6月3日(土)・4日(日)、富士宮市 駅前交流センター「きらら」)

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シンポジウム情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.fujiology.jp/index.html

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【開催趣旨】
 建久4年(1193)5月28日夜の富士山麓「井出郷」(現富士宮市白糸狩宿)付近に生じた曾我十郎・五郎の敵討談は、兄弟の死霊語りとして富士の裾野を中心に遊行巫女の語りにはじまる。そうした「語り物曾我物語」は民衆を対象として発展し、南北朝時代初め承和3年(1347)には京での記録が確認できる。書物としての現存最古の完本は、真字本『妙本寺本曾我物語』であり、その書写は天文15年(1546)である。妙本寺本より古い曾我物語の存在は確実とみられ、それを「原曾我物語」という。成立時期については諸説があるが、大勢は南北朝後期~室町初期(14世紀後半~15世紀初頭)とみられる。
 さて、妙本寺本は、書写のわずか7年後の天文22年(1553)に、保田妙本寺住職日我に寄進される。それを天文23年(1554)に書写した真字本『重須本門寺本曾我物語』は富士宮市北山の重須本門寺に現存し、書写は富士宮市小泉の「久遠寺」でおこなわれた。久遠寺の住職は日我が兼務、その書写に従事した僧は久遠寺代官の日義であり、富士宮市狩宿「井出郷」の出身とされる。
 また、江戸時代に真字本系で最も広く知られた『大石寺本曾我物語』は、富士宮市上野の大石寺の名を付した訓読本である。そうした富士山麓・富士宮市北部に重層的に関わる曾我物語を生み出した地域の歴史的背景と位置付けが具体的に検討されたことはほとんどない。
 本大会では、従来の「曾我物語」研究の成果を踏まえ、富士山麓を中心として劇的に変化する中世世界の成立・発展について明らかにするとともに、曾我物語成立の歴史的背景とその地域性を抽出することをテーマとするものである。

Ⅰ日 時:平成29年6月3日(土)10:00~16:30
     平成29年6月4日(日)10:00~15:00

Ⅱ会 場:富士宮市 駅前交流センター「きらら」
     静岡県富士宮市中央町5番7号
      TEL0544-22-8111
※平成29年6月3日(土)開催のシンポジウム・ポスター発表会場

Ⅲ主 催:富士学会

Ⅳ後 援:静岡県・静岡県教育委員会・富士宮市・富士宮市教育委員会
    ・富士市・富士市教育委員会(申請予定)

Ⅴ対 象:会員および一般

Ⅵ内 容

1.シンポジュウム「曾我物語と富士山」 司会 増澤武弘(副理事長)

(1)開会挨拶 富士学会会長 渡邊定元
(2)来賓挨拶 富士宮市市長 須藤秀忠
(3)開催趣旨 富士学会理事長 日本大学教授 佐野充
(4)記念講演 「富士山と曾我物語」 
       東京大学名誉教授・前放送大学教授 五味文彦
(5)基調講演 「本門寺本・大石寺本曾我物語と地域社会」
       植松章八(富士学会常務理事)
(6)基調報告
①「富士山南麓にみる中世寺院 ―富士五山を中心に―」
 長倉信祐(日蓮正宗教学研鑽所)
②「曾我物語に係る諸遺跡と曾我八幡宮縁起」
  渡井一信(富士宮市教育委員会)
③「考古学からみる富士山南麓の中世世界」
  永田悠記(富士宮市教育委員会)
(7)パネルディスカッション
 司会:植松章八
 パネラー:記念講演・基調講演・基調報告者の5人
(8)閉会挨拶 富士学会副理事長 遠藤邦彦
2.ポスター発表 富士学会会員

3.レセプション 会場未定

4.スタディツアー

 (1)日時 平成29年6月4日(日)10:00~15:00
 (2)内容 大石寺・本門寺・久遠寺・曾我寺・曾我神社
 (3)募集人数 30名程度
 (4)参加費用 3000円(昼食を含む)

Ⅶ.富士学会in富士宮市シンポジュウム実行委員会
顧  問 渡邊定元・増澤武弘
委員長  植松章八
委  員 渡井英誉・渡井一信・佐藤祐樹・ほか
総括運営 佐野充(日本大学・学会理事長)、事務局運営委員 加藤幸真ほか
[連絡先]〒418-0061富士宮市北町19-18 ℡0544-27-4895 植松章八


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