2016年度 第2回 平安朝文学研究会 研究発表会(2017年3月4日(土)、早稲田大学 戸山キャンパス(文学学術院))

研究会情報です。
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https://www.waseda.jp/flas/rilas/news/2017/02/03/2723/
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2016 年度 第2回 平安朝文学研究会 研究発表会
日 時 2017 年 3 月 4 日(土) 14:15~17:40
会 場 早稲田大学 戸山キャンパス(文学学術院) 39 号館 5 階 第5会議室
○ 研究発表(14:15~15:15 15:25~16:25 16:40~17:40)
小泉 咲(早稲田大学大学院文学研究科 修士課程)
物語を評する言葉――『源氏物語』「絵合」巻から――
『源氏物語』「絵合」巻の二度の絵合のうち、一度目の中宮御前の絵合では、物語合とも言いうる様 相で、当時実在の物語作品が合わせられる。そこで優勢とされた二つの物語は、「絵合」巻の展開、あ るいは光源氏提出の「須磨の巻」といかに関わるのか。この問題について、本発表では個々の物語内 容とそれらを評した絵合内の言葉を踏まえつつ考察する。
穴井 潤(早稲田大学大学院文学研究科 修士課程)
流布本『平忠盛集』の最善本
流布本『平忠盛集』の本文は、従来、神宮文庫本を底本にして読まれてきた。しかし、改めて調査 を行うと、尊経閣文庫本が、最も優れた本文を有していることが判明した。本発表では、この新たな 伝本調査結果を報告するとともに、本集の構成・内容について、考察を試みることとする。
ノット・ジェフリー KNOTT, Jeffrey(スタンフォード大学大学院 博士課程/早稲田大学リサーチフェロー)
『弄花抄』の諸層をめぐって――試行錯誤する肖柏の注釈方針――
「源氏学」が黄金時代を迎えた室町後期の中で、公家出の連歌師・牡丹花肖柏の注釈は異彩を放っ たといえる。肖柏説は『弄花抄』等で広く流布し、後代への影響も大きかった。長い間訂正を繰り返 し成長したその学問は複雑だが、本発表でその構成の諸層を分析し、それぞれが模索した新解釈につ いて考察したい。
○ 懇 親 会(18:00~) 会 場 かわうち 電話 03-3205-4129(新宿区西早稲田 2-3-22)
※どなたでもご参加になれます(無料)。
※当日は、同会場で 13:30 より委員会を開く予定です。
◎お問い合わせ 平安朝文学研究会事務局 (早稲田大学文学学術院 陣野英則研究室内) E-mail : jinno@waseda.jp