和紙文化研究会 1月例会(2017年1月21日(土)、小津和紙本社ビル 6階会議室 ※見学希望要申込)

研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://washiken.sakura.ne.jp/blog/

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月例会見学ご希望の方々へ
見学希望の方は、1月18日(水)まで、添付「Web申し込み書」に必要事項を記入の上、下記例会委員専用アドレスへ添付してお送り下さい。
entry@washiken.sakura.ne.jp
また、HP担当の日野宛に「FAX申し込み書」(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細はこちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。
FAX申し込み書
◆ 1月例会
日 時:1 月21 日(土)13:30 ~17:0 0   
  会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
  13:00 ~ 13:30 フリートーク
            ※会員相互の情報交換の時間としてご利用ください。
  13:30 ~ 14:40 2016年度 第5 回宍倉ゼミ宍倉佐敏 会員(下記参照)
  14:40 ~ 14:50 休憩 
  14:50 ~ 16:30 招聘講師発表 高橋裕次講師(次頁参照)
  16:30 ~ 16:45 事務連絡
  16:45 ~ 17:00 片付け・退出
2016年度 第5回 宍倉ゼミ                     
題 名:和紙の歴史 その5「雁皮の利用が和紙開発のヒントになった」        
   宍倉佐敏 会員 
 手漉き紙の先進国であった中国は麻やカジノキなどの長い繊維を切断・叩打・打紙や瑩紙の製法改善策として、切断工程の少ない短い繊維の植物を紙に利用する研究を進め、最終的にタケ・ワラ・草類で筆記性の良い手漉き紙を完成した。
 我が国も同様にマユミで荼毘紙など作ったが脆弱で後加工が必要であった。雁皮・オニシバリなどの中間長さの樹皮繊維を楮や麻に混ぜて製紙すると今までの紙とは異なった良質紙が生まれた。
 これらのジンチョウゲ科植物繊維は腐食させると一層粘性が増し、手漉き紙の品質が一段と向上した。これをヒントに長い椿繊維でも粘性の高い物質を加えて漉くと上質紙ができる事を知り、楮にネリ剤を加える新たな製紙法が誕生した。ネリ剤に使える植物と雁皮類の性質を中心に発表する。  
 前回同様にDMSとプロジェクターで繊維拡大写真を観察する。
招聘講師発表  PC・プロジェクター使用
題 名「朝鮮国書の料紙」                
   高橋裕次 講師
 朝鮮国書とは、朝鮮国王が江戸幕府の将軍である徳川氏に宛てた外交文書です。それは朝鮮通信使が江戸へ持参したもので、江戸時代の日朝外交の展開を象徴的に伝えるものです。現存している朝鮮国書は、東京国立博物館や宮内庁書陵部、京都大学総合博物館等に所蔵されており、これらの国書について、繊維分析等の詳細な調査が行わているようです。
 今回は、この調査結果を基に朝鮮国書に使用されていた料紙についてお話いただきます。
【講師プロフィール】
 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 学芸研究部保存修復課長