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2016年12月 1日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●俳文学会東京研究例会 第432回(2016年12月17日(土)、聖心女子大学1号館204教室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://haibuntokyo.cside.com/prg/inf7.cgi

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第432回
2016年12月17日(土)14:30~17:30
聖心女子大学1号館204教室
第27回テーマ研究 「芭蕉 真蹟・偽筆・写しの判定 ―新出資料をめぐって―」

1「芭蕉の墨蹟を考える-「野ざらし」の関連資料から-」  小林 孔 氏

 芭蕉の墨蹟を判定する場合に、A氏が自信をもって真蹟と判断しても、B氏がその鑑定を不服に思うことはしばしばありえよう。ひとことで言えば、A氏とB氏の判断(考え方)の基準が相違しているからである。私は、真蹟と判断されたものでも、揮毫(成立)年次の考証に誤りがあれば、もう一度、真贋を白紙に戻して再検討をすべきかと考える。これも判断の基準のひとつである。そうしなければ、芭蕉の筆蹟はいつまでも正しい位置付けがなされぬまま、感性の領域から解放されることは難しいし、文字を体系的に判定する目が養われることはまずありえない。
 そこで、玉城司氏が昨年の俳文学会、および学会誌上で公表された新出句文をとりあげ、原本未見ではあるものの、その揮毫年次に再考を促すべく、私なりの解答を用意し、考証過程を明らかにしながら、新出句文の紙面に現れた芭蕉の真贋に迫ってみたい。
 
2「大垣市の「特別出品芭蕉新資料」の検討」  玉城 司氏

 新出芭蕉資料の真贋についてオープンに議論することは、今後の芭蕉研究にとって有意義である。今年は1993年刊『芭蕉全図譜』後23年、この間、自筆本「奥の細道」ほか20点ほどの芭蕉新資料が紹介されている。それらの内、俳文学会67回全国大会(於大垣市)において小林孔氏が真蹟と認定紹介された元禄六年の芭蕉書簡、玉城が紹介した懐紙等について私見を述べ、小林氏におうかがいしたい。

3 討論「なぜ芭蕉資料について判定する必要があるのか」                                                          ファシリテーター 田中 善信氏


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