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2016年11月24日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●谷崎潤一郎記念館 冬の通常展「谷崎潤一郎 人と作品」~特設展示・肉筆にみる文豪谷崎~(2016年12月17日(土)~2017年3月20日(月・祝))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.tanizakikan.com/history.html#winter

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冬の通常展 「谷崎潤一郎 人と作品」~特設展示・肉筆にみる文豪谷崎~  2016年12月17日(土)~2017年3月20日(月・祝)

パソコン・ワープロ全盛の昨今、「字を書く」というのがしっくりこない、機械が作る「作字」の時代のようで、 作家のみなさんの世界でも、墨と筆はもちろん原稿用紙に万年筆を滑らせるなどというのも、今や珍しい風景となってしまったのではないでしょうか。
 谷崎潤一郎も、もし今に生きていたなら、やはり「作字」の作家となっていたことでしょうが、幸か不幸か、彼は「肉筆」の時代の文豪でした。 作家谷崎のなりわいであり、人生そのものでもあった「文章を書く」ということが、とりもなおさず肉筆で文字を書くことであったわけで、結果、 私たちは今に遺された文豪の生の筆跡に接することができるのです。
 作家の肉筆を味わう。少し前までは当たり前だったこのことが、今や、たいへん貴重な体験となっています。
 特設展では、愛用の美麗な蒔絵硯箱や筆とともに、谷崎の遺した多種多様な肉筆をお見せします。
 文壇デビュー頃の希少な書簡に遺る若々しく流麗な筆づかい、晩年のラブレターでは高血圧症の麻痺した手のたどたどしいカナクギ流、 編集者が読み間違えないようにと原稿用紙に書き付けられた小学生のような楷書体、さらに、文人の教養と風流を映し出す短冊・色紙の筆の品格等々・・・。 その生の筆跡から滲み出る、文豪谷崎の年輪と人となりを感じ取っていただければと思います。  


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