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2016年9月22日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●専修大学 文学部創立50周年シンポジウム『翻訳がひらく未来』【鈴木泰氏「古典の現代語訳について」含】(平成28年10月1日(土)、専修大学生田キャンパス10号館10215教室)

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シンポジウム情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.senshu-u.ac.jp/sc_grsc/bungaku/letters_50th/_14753/_14767.html

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【日時・場所】
日時:平成28年10月1日(土) 13:30~16:30
場所:専修大学生田キャンパス10号館10215教室

【【趣旨】
 専修大学はアメリカの大学で学んだ4人の若者がその成果を日本語で教えるために設立されました。そこには外国語から日本語への翻訳が深く関わっています。
文学部の創立は1966年、2016年に50周年を迎えます。文学部が研究・教育の対象としている学問分野もまた、翻訳と大きく関わっています。日本語が中国から伝わった漢字を自らの文字として使用するときに用いた訓読み。中国の文学・思想を踏まえた日本の文学作品。近代以降に盛んに行われた外国文学の翻訳。言語学・文学・哲学・歴史学・地理学・心理学・社会学など近代的な学問分野の成り立ちと翻訳との関わり。国際ジャーナリズムにおける言語の問題。ニュースや国際会議などで活躍する通訳。西洋語を翻訳した言葉である哲学・社会・科学などの学術用語は、その後中国でも使用されるようになりました。哲学者や文学者の個人全集の翻訳出版が多いことも日本の特徴であり、日本は翻訳大国と言えます。
 そして、さらに翻訳を広い意味でとらえれば、それは言葉を言い換えることであり、異なる言語のみならず、別の仕方で語り直すことによって人と人が理解を深めようとする行為と考えることもできます。もちろん一方では、翻訳によって誤解が生じることもあります。
長い歴史を通じて人間の文化的営みの基盤となり、新たな時代をつくってきた翻訳。日本を訪問する人々も増え、わたしたちが翻訳の必要性を感じる場面もますます多くなっている今、翻訳の過去と現在そして未来について、一緒に考えてみましょう。】

講演内容

(1)「翻訳語としての<幸福>」
講師:神崎繁(専修大学文学部哲学科教授)
翻訳関係の主な著書:『新版アリストテレス全集』(岩波書店、2013年~)編集委員

(2)「日本人に未来はない――マイノリティの文化から見た翻訳の意義――」
講師:石川達夫(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科教授)
翻訳関係の主な著書:ヨゼフ・クロウトヴォル『中欧の詩学――歴史の困難』(法政大学出版局、2015年)
翻訳関係の主な著書:ヤン・パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』(みすず書房、2007年)
翻訳関係の主な著書:カレル・チャペック『マサリクとの対話──哲人大統領の生涯と思想』(成文社、1993年)

(3)「物語の翻訳、文化の翻訳」
講師:大久保譲(専修大学文学部英語英米文学科准教授)
翻訳関係の主な著書:マドン『コミック文体練習』
翻訳関係の主な著書:ウォー『卑しい肉体』
翻訳関係の主な著書:シリングズバーグ『グーテンベルクからグーグルへ』(共訳)

(4)「古典の現代語訳について」
講師:鈴木泰(専修大学文学部日本語学科元教授)
翻訳関係の主な著書:『現古辞典現代語から古語を引く』(河出書房新社、2012年)共著者


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