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2016年8月 5日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●久保田 淳著『鏡花水月抄』(翰林書房)

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いただきました。

87737-399-3.jpg

●公式サイトはこちら
http://kanrin.co.jp/book/01_201607_kyoukasuigetu.php

3200円
A5判上製・280頁
ISBN978-4-87737-399-3
C0093(16・7)

鏡花水月抄
久保田 淳[著]
「お千は社会ではもっとも賤しめられている女性です。だけど宗吉にとってはやさしいお姉さんであり、慈しみ深い母なんですね。ここでは聖と賤とが一致している」(『売色鴨南蛮』)。
───世界のどこにも魔界を見出しえた作家泉鏡花の、名作『歌行燈』をはじめとするおびただしい数の作品について、多彩な引用を分析し、表現の機微を探りつつ、その文学における自然や都市、ひたむきに生きる女や男の姿を考察した論考・講演・エッセイの集成。

I
鏡花世界小見
古典文学と近代の作家◆泉鏡花の場合
悪所と魔界◆泉鏡花の「深川物」を例として
『大東京繁昌記』の刊行
『風流線』とその背後にあるもの
泉鏡花とうた・うたひ・音曲
泉鏡花の作品の日本的特性について
泉鏡花が描いた恋愛の姿 
◆その女性造型を中心に
文学に見る女と男・その愛のかたち 
◆泉鏡花の『売色鴨南蛮』
『歌行燈』における近世音曲・演劇
『唄立山心中一曲』論 
◆鏡花の描いた恋のかたち
『龍胆と撫子』における古典の引用
鏡花作品に見える古典文学
II
コスモスと築地居留地
明治三十年代のお菓子 
◆鏡花の『雪柳』を読みながら
一本桜・七本桜
『芍薬の歌』の思い出
明治の東京寸景◆鏡花の初期の短篇から
鏡花の風土
鏡花作品の下町一斑◆人形町・築地・深川・浅草
III
鏡花世界の桜 ◆『星の歌舞伎』
浮草小町
『歌行燈』派
文学と都市◆上野・浅草を例として (抄出)


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