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2016年7月20日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●第四十三回 西鶴研究会(2016年8月25日(木)午後2時~6時、青山学院大学総合研究ビルディング18会議室(10階))

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研究会情報です。


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日時:2016年8月25日(木)午後2時~6時
場所:青山学院大学総合研究ビルディング18会議室(10階)
内容:研究発表、会員著書合評、質疑応答

※出欠のご連絡をメールにて8月16日(火)までに染谷氏まで。

タイムテーブル
2:05~2:35

◆数量分析を用いた西鶴浮世草子24作品の文章比較
同志社大学(院) 上阪彩香

日本語の文献に関する数量的研究は、(1)日本語処理技術が遅れたこと、(2)日本語が分かち書きされておらず単語の認識が困難なことなどが原因となり、欧米に比べ遅れをとってきた。しかしながら、情報処理技術の発展の貢献を受け、近年、研究を行う環境が整いつつある。
西鶴の浮世草子を研究対象として、文章の特徴を数量的な側面から捉え、西鶴著とされる浮世草子24作品における特徴把握を試みる。分析には、『新編西鶴全集』の文章を電子化及び形態素解析したデータを用いた。品詞の構成比、単語の出現率、名詞の出現率、助詞の出現率、動詞の出現率、助動詞の出現率、形容詞の出現率、副詞の出現率、連体詞の出現率、品詞のbigramの出現率、助詞のbigramの出現率、助動詞のbigramの出現率の計12項目について、各々、主成分分析を用いて24作品の文章の特徴を比較検討した。その結果、24作品のなかでも『万の文反古』と『嵐は無常物語』が他の西鶴浮世草子とは異なった特徴を持つことが明らかになった。発表では、文章の数量分析に関する国内外の研究の現状、西鶴作品の文章の数量分析の展望についても言及する。

2:35~3:10 質疑応答

3:10~3:30 休憩

3:30~3:45 宮澤氏補足説明
著書合評

西鶴研究会では、合評と称して、会員が上梓した論文集を取り上げて批評会を行っております。主旨は、紙数等の制約が多い学会誌・新聞の書評欄では言及しにくい様々な問題を取り上げて、著者の提示した問題点を多角的に検討してみることにあります。
今回は宮澤氏と平林氏が昨年と今年に上梓された論文集を取り上げます。はじめに両氏から10分~15分ほど補足説明をお願いし、その後自由討論に入ります。会員諸氏には、事前に該書の問題点抽出および整理などをお願いいたします。
なお、今回は論文集2冊ですので、事務局の方で数冊、会場に該書を用意しておきます。よって当日、会場に該書をお持ちにならなくても大丈夫です。(染谷記)

◆宮澤照恵著『『西鶴諸国はなし』の研究』2015年3月 和泉書院

3:45~4:35 質疑応答

4:35~4:50 平林氏補足説明
著書合評
◆平林香織著『誘惑する西鶴-浮世草子をどう読むか』2016年2月 笠間書院

4:50~5:40 質疑応答
5:40~6:00 総会、連絡事項等


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