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2016年5月13日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●神戸女子大学古典芸能研究センター開設十五周年記念事業『食満南北著『大阪藝談』』刊行記念講演会(2016年6月11日(土)【申込制・入場無料】)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/geinou/07-exhibition3/21-kema.html

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神戸女子大学古典芸能研究センター開設十五周年記念事業
『食満南北著『大阪藝談』』刊行記念講演会

申込制・入場無料

2016年6月11日(土)13時00分〜16時00分

  幕内からまさにびっくりポンの随想原稿がとびだしてきた。戦火をくぐり抜けて七十年ぶりに出現した食満南北の大阪の文化芸談である。何処に消えていても不思議でなかった自筆原稿『大阪藝談』619枚。これが経緯もわからぬまま残されていた。奇跡である。歌舞伎、文楽、落語、上方舞、そして今やその面影を辿ることさえ難しい俄や色町模様にまで及ぶ。はるかな大阪の懐かしさに溢れる内容であった。
  著者は上方きっての劇通であり楽屋通であった食満南北。東京で劇界に身を投じたが馴染めず、帰阪後、十一代片岡仁左衛門、初代中村鴈治郎の付作者として活躍した。鴈治郎の今に語り伝えられるエピソードの殆どは彼の発したところといわれる程、常に大阪芸苑の中心にいた。新たに出現の原稿は、彼の名著『作者部屋から』『大阪の鴈治郎』などと共に、昭和18年頃、三部作、四部作として並行的に書き綴られたものらしい。脱稿後も南北は戦火の中を肌身離さず守り抜いたが、遂に未刊のままに終った。そして戦後、誰人にも気づかれぬまま、今、忽然と姿を現したのである。
  神戸女子大学古典芸能研究センターは今年創設十五周年を迎える。この記念行事の一環として、今回出現の好著を世に送り出すこととした。出版社は大阪の和泉書院。併せ、その出版記念会を別欄のように企画した。
  登壇者を短く紹介すれば、先ず市川海老蔵の『寿三升景清』等で知られる新進脚本家の松岡亮氏。役者に囲まれての狂言作りの実際を講演いただく。続いて三林京子(桂すずめ)氏。「一人噺」と銘打って、文楽一家に育った女優・落語家として、上方芸能の諸ジャンルに亘る見聞経験談を披瀝いただく。
  更に右のお二人をもまじえ、演劇評論家としての立場から毎日新聞社の畑律江氏、食満南北ゆかりの食満厚造氏に加わっていただき、上方文化、上方芸能のこれまでとこれからを、芝居人南北の功績をも顕彰しながら、それぞれの切り口から縦横に語っていただく。トーク題を「「大阪芸能」よもやま談義」とした所以であるが、「大阪は人様が言うほど、文化や芸術に無関心でない」。食満南北の口癖であった。そんなあたりへ収斂出来ればと願う。司会は阪口弘之。

チラシ
http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/geinou/07-exhibition3/img21/chirashi.pdf

【講演】
歌舞伎世界の裏と表
 松岡 亮 (松竹株式会社 演劇制作部芸文室)
【一人噺】
大阪芸能すずめ噺
 三林京子(桂すずめ) (女優(落語家))
【トークセッション】
大阪芸能よもやま談義
 〈登壇者〉
 松岡 亮 ・ 三林京子
 食満厚造(食満南北縁者) ・ 畑 律江(毎日新聞学芸部専門編集委員)
 〈聞き手〉
 阪口弘之(古典芸能研究センター特別客員研究員・神戸女子大学名誉教授)

申込方法

往復はがきに氏名・住所・電話番号を明記して、5月9日(月)までに、下記へお申し込み下さい。
受講者には締切後、受講票をお送りします。
 ・往復はがき1枚につき2名まで申し込めます(それぞれ氏名・住所・電話番号を明記)。
 ・定員を超えた場合は抽選をいたします。落選の場合もその旨はがきでご連絡いたします。
なお、いただいた個人情報は、古典芸能研究センターからのご案内以外には使用しません。
【申込先】
  〒650-0004 神戸市中央区中山手通2丁目23-1 神戸女子大学教育センター2階
            神戸女子大学古典芸能研究センター刊行記念講演会係

企画展(食満南北ゆかりの資料展示)

場所:古典芸能研究センター2階展示室
期間:2016年5月10日(火)〜6月15日(水) 
時間:10時~17時(土・日曜・祝日休室)


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