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2016年5月23日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●小樽文学館 特別展「早川三代治展 インターナショナルな知的表現者」(2016年5月21日(土)~7月24日(日))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://otarubungakusha.com/exhibition/2016052196

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特別展「早川三代治展 インターナショナルな知的表現者」

早川三代治は、明治28(1895)年、小樽生まれの経済学者・小説家。東北帝国大学農科大学(現・北海道大学)予科の入試を受けた際に同大学講師であった有島武郎(文学者・思想家 明治11・1878~大正12・1923)と出会って心酔。以降、経済学者としての道を進みながらも、一方で、生涯にわたり、文学作品の創作に打ち込み続けた人物である。そして従来は、早川の文学活動は、有島との師弟関係を中心とした視点から意味づけられ、作品世界も、常にその枠組みを通して解釈されてきた。

しかし、このたび、小樽商大収蔵の早川三代治文庫や、これまで旧宅等に保管されてきた未発表原稿を閲覧・調査した結果、旧来の早川三代治像は大幅に改められ、加筆されなければならない事が明らかとなった。その主な要点は、〈早川作品におけるヨーロッパ演劇からの影響〉〈インターナショナルな知的交流者・早川三代治〉〈戯曲家としての早川――島崎藤村との関わり〉〈郷土文学者としての早川〉の四点である。これらはすべて、彼の後半生における創作モチーフと深く関わっている。また今回は、早川の死によって構想のみに終った、有島武郎の農場解放をテーマとした小説に関するメモや準備資料も公開を予定しているが、そこに示唆されている内容についても、上記の要素を充分に考察しない限り、なぜ早川が、人生の最後に改めて亡師をテーマとした小説を構想し、その人生と正面から対峙しようとしていたのかについて、意図を見誤ることになると思われる。

本展覧会においては、上記事項に関わる書籍・草稿・書簡資料を展示し、早川三代治の知られざる側面を広く人々に紹介したい。

会期:2016年5月21日(土)~7月24日(日)
休館日:月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、7月20日(水)
入館料:一般300円、高校生・市内高齢者150円、中学生以下無料
※身体障がい者手帳、精神障がい者福祉手帳、療育手帳をお持ちの方とその介助者は無料で御覧いただけます。

早川三代治展・記念講演会

日時:2016年7月1日(金)午後6時~8時
講師:江頭 進氏(小樽商科大学附属図書館長・小樽商科大学副学長)、亀井志乃(小樽文学館主幹学芸員)
場所:小樽商科大学附属図書館
聴講無料


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