東アジア恠異学会第105回定例研究会(2016年5月7日(土)、関西学院大学梅田キャンパス)

研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://www.kaiigakkai.jp/invitation.html

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研究会案内
 東アジア恠異学会第105回定例研究会
 日時:2016年5月7日(土)13:00〜
 場所:関西学院大学梅田キャンパス1404教室
    ※会場はこちら(http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/
○「怪しさからみる現代の風景デザイン:その文化人類学的考察」
 ー片桐尉晶氏(片桐仏壇店・アトリエピアノ・日本造園学会会員)
【要旨】
文化人類学とランドスケープデザインの立場から、怪しさの可能性を考える。 文化人類学は文化多元主義的な視点から、近代科学の進歩主義を相対化してきたが、近年では社会的な可能性を考えつつある。 この中で、怪しさを研究する視点は、社会構造の一部として静的に考えるものと、社会的に象徴化されゆく、動的に考えるものの二つに大別される。 一方、近代科学技術が駆使される公共ランドスケープデザインにおいては、明快さが重視され、怪しさは否定される。しかしデザインされたプロセス や形態を人類学的に検討すると、怪しさは、社会的に象徴化されないが、よりあいまいな形として動的に埋め込まれ、我々に新たな解釈の可能性をもたらしていることがわかる。  怪しさは、社会構造上の位置を持たないが故に怪しさとされ得るが、同時に社会に新たなものを加えるきっかけとしても評価できるのである。
○「近世の語彙に見る怪異」
 ー木場貴俊氏(甲南大学非常勤講師)
【要旨】
報告者は以前「17世紀前後における日本の「妖怪」観–妖怪・化物・化生の物」
(『国際日本文化研究センター 国際シンポジウム論集』45、国際日本文化研究センター、2015 http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/kosh/2015-01-30/pub でダウンロード可)という論考で、17世紀以前の辞書類に見る怪異に関する語彙を考察した。 本報告では、18世紀以降の語彙を17世紀以前のものと関連させて検討することで、近世の怪異に関する語彙の全体像を通観してみたい。
*当会は学術団体ですが、参加資格・制限は特に設けておりません。
当会にご興味のある方は直接研究会においでいただくか、事務局にお問い合わせください。