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2016年4月 1日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●福岡市文学館小展示「サークル誌上の版画運動・1950年代福岡」(2016年4月2日〜4月17日)

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/987

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開催日時
2016年04月02日 〜 2016年04月17日
施設 福岡市文学館
開催場所 福岡市文学館(福岡市赤煉瓦文化館1階)福岡市中央区天神1-15-31
ファイル ファイルダウンロード(チラシ)

イベント内容
■概要
1950年代、日本全国を労働者による文化運動が席巻する。彼らは労働の傍ら、仲間と集い討議し、サークル誌をつくって自ら言葉や文化を次々と発信していく。サークル誌上に言葉を印字したガリ版印刷に等しく、「する」ことを通して複製できる版画は、力ある者の制限を受けず、自らの手で芸術を発信したいと願うサークル誌の創り手たちにとっては、目的にかなった方法だった。そもそも版画は、世界的な民衆芸術に深く結びついて存在する。画材が手頃で技術の習得も割合短期間で可能であるという物質的側面に加え、自らの手です(刷/摺)り増しして、仲間のもとへ届けることができる版画は、消されても、破られても、これでもかこれでもかと粘り強く、自らの場所から現実世界へ芸術を発信し続けようとする者の武器だった。
福岡、日炭高松には千田梅二が居た。同炭鉱に就職した上野英信が雑誌を出そうとして、千田に協力を求め、千田が版画を摺り、英信がガリ版を刷って、サークル誌『労働芸術』『地下戦線』や、絵ばなし『せんぷりせんじが笑った!』、『ひとくわぼり』が生まれる。その後も同地ではうえだひろしらにより「文学・美術サークル協議会」が組織されてサークル誌『月刊たかまつ』を発行するなど、文字と版画の共闘は継続された。
現在、福岡で活動するディストロ『SHE SAYS distro』が木版画コレクティヴ『A3BC』および、彼らの拠点『IRREGULAR RHYTHM ASYLUM』の店主、成田圭祐さんを福岡に迎えるにあたり、連動して文学館では、半世紀前に福岡に存在した版画運動の一端を、当時出版されたサークル誌によって紹介する。

■共催イベント
創造と抵抗のスペース Europe - Tokyo - Fukuoka

トーク 成田圭祐 (IRREGULAR RHYTHM ASYLUM/遊動社)

■日時 4月2日(土)18:00~20:00 (開場17:30)
■場所 福岡市文学館 (福岡市赤煉瓦文化館1階)
    福岡市中央区天神1-15-30
■参加費 500円
■定員 70名
■事前申し込み 不要
■問合せ she.saysdistro@gmail.com
■概要
東京・新宿のインフォショップ IRREGULAR RHYTHM ASYLUMの店主・成田圭祐さんは、2015年10月~11月にインフォショップの運営を通して繋がった人々を訪ねヨーロッパ各地を旅しました。ライブ・スペースやシルクスクリーン工房を兼ね備えたスクワットや自主管理スペース、CIRA(アナキズム文献センター)など、届けられる旅の様子や写真はとても興味深く見ているだけで風が通りました。
それらの場所がなぜ必要とされ、どのように作られたのか、運営する人々、集う人々の様子やアイデアなどを旅の足跡とともにお聞きします。「ヨーロッパは意外と日本と似た状況もあるから参考になるアイデアもあるよね」と仰っていた成田さん、わたしたちにとってもおもしろそうなアイデアやこれからのことを一緒にお話できればと思います。
スクワット、自主管理スペース、シルクスクリーン工房、アナキズム、パンク、クラフト、コミュニティー農園、ベジタリアン食堂、etc...興味があったらぜひ遊びに来てください。ロマンチックな一夜です。


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