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2016年3月16日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●日中対照言語学会 3月月例会(2016年3月19日(土)、大東文化会館)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://jccls.jp/?学会月例会

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3月月例会のお知らせ
日時
2016年3月19日(土)18:00~20:00(予定)
場所
大東文化会館k-403(東武東上線東武練馬駅より徒歩4分)
ヒト
高橋弥守彦(大東文化大学)
テーマ
使役表現における中日両言語の視点について
要旨
 本発表は現実の世界と言葉の世界との関係を明らかにし、下記の文に見られるような一つの現実に対する視点の違いによる文の体系を明らかにしている。

(1)太郎が次郎を褒めた。(他動詞の能動態、能動文)
(2)次郎が太郎に褒められた。(他動詞の受動態、受身文)
(3)母親が太郎に次郎を褒めさせた。(他動詞の使役態、使役文)
(4)太郎が母親に次郎を褒めさせられた。(他動詞の使役受動態、使役受動文)
 本発表は文の体系のなかの中日両言語の使役表現に焦点をあて、連語論の観点から使役表現の核となるのは「使役のむすびつき」としている。また、文中に見られる主体の意思の有無により、中国語の使役表現を3用法(はたらきかけ、許可、影響)、日本語の使役文を6用法(はたらきかけ、許可、放任、影響、想定外、再帰表現)に分類し、基本用法は仕手主体の意思を表す「はたらきかけ」とし、各用法の関係も明らかにしている。

 言語事実の調査によれば、中国語では使役表現が多く、日本語では使役文が少ない。本発表は、使役表現の視座と視点に基づき、中日両言語に見られる使役表現の多寡の理由を明らかにしたものである。


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