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2016年2月 1日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●調布市武者小路実篤記念館 企画展「筆の向くまま 所蔵原稿名品展」(2016年1月30日(土)〜2月28日(日))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.mushakoji.org/schedule/tenji.html#9
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 企画展「筆の向くまま 所蔵原稿名品展」

会期:1月30日(土)から2月28日(日)
 武者小路実篤記念館では、現在、200タイトル余の実篤の原稿と、70点余りの交流のあった人々の原稿を収蔵しています。
 自筆原稿には、書き足しや消しなどの跡が残り、作品を書く過程の筆者の思考を知ることが出来ます。
 今回の企画展では、こうした自筆原稿を特集し、多彩な文学の世界と自筆原稿から伝わる作者の考え方に触れていただきます
 実篤は一気呵成に書き、原稿をあまり書き直さないと言われています。自筆原稿を見ると、確かにほとんど書き直しがないものもありますが、伝記「トルストイ」には繰り返し書き直した下書きが残っています。何ものにもとらわれないような実篤ですが、第一次世界大戦中に書いた反戦の戯曲「ある青年の夢」では、発禁にならないよう、国名をイニシャルにするなどの書き直しをしています。また、代表作の小説「愛と死」「若き日の思い出」や戯曲「それ程でもないよ」では、題名が決まるまでの変遷がわかります。「愛と死」の原稿には、主人公の死を描いたシーンににじみがあり、書きながら泣いたという実篤の回想を裏付けています。
 また、作者それぞれに書き癖があり、そこに意外な素顔が透けて見えます。
 直しの少ない実篤に比べ、長与善郎は墨で塗りつぶして書き直し、また紙を継ぎ足して書き直し、推敲に推敲を重ねています。里見弴は読みにこだわり、原稿にルビを振っています。画家・岸田劉生は原稿の裏にもスケッチしています。
 実篤は原稿を書くとき、主に万年筆を使っていましたが、毛筆や鉛筆で書いたものもあり、筆記用具による字の違いが解ります。また、実篤は用具にはこだわらず、原稿用紙も様々な大きさやメーカーのものを使っています。
 このように、自筆原稿でなければ解らない執筆の様子をご覧いただきます。

主な展示作品:『白樺』創刊前の同人雑誌時代の原稿/『白樺』時代の戯曲「花咲爺」「ある青年の夢」/小説「愛と死」「真理先生」「若き日の思い出」/戯曲「運命と碁をする男」「三笑」/全集の束見本に書いた「気まぐれ日記」原本/仙川の家で執筆した自伝小説「一人の男」/「野菜讚」ほか

展示解説
解説:佐々木優(専門員)
日時:2月13日(土)・19日(金) 午後1時30分〜2時30分
※申込み不要。時間までに展示室へお集まり下さい。

★ トピック
・記念館中庭の新しき村から贈られた梅の花の蕾がほころび始めました。
・毎年ご好評浮いた抱いている「実篤チョコ」2016年バレンタインシーズン限定版販売中です。3,000個限定で売り切れ次第終了。

★ 問い合わせ先
調布市武者小路実篤記念館(担当:佐々木・伊藤)
TEL 03-3326-0648

〈武者小路実篤記念館インフォメーション〉
開館時間:午前9時〜午後5時
入場料:大人(高校生以上)200円/小・中学生100円
    ※市内在住の65歳以上は無料
    ※市内在住・在学の小中学生は、土曜日は無料パスが使えます。
    ※「東京ミュージアムぐるっとパス」がご利用いただけます。
休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館、翌火日休館)
交通:京王線つつじケ丘駅または仙川駅より、徒歩10分
   小田急線成城学園前駅より「調布駅」または「神代団地」行バス稲荷前下車徒
歩5分
住所:〒182-0003 調布市若葉町1−8−30
電話:03-3326-0648
ホームページ:http://www.mushakoji.org


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