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2016年1月25日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●東アジア恠異学会第103回定例研究会(2016年2月20日(土)、大東文化会館)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://kaiigakkai.jp/invitation.html
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 東アジア恠異学会第103回定例研究会
 日時:2016年2月20日(土)13:00〜
 場所:大東文化会館 404教室(東京)

「クダンとうらない 〜占書と占術との関係をめぐって〜」

○「中世末の「件(くだん)」話
     --『簠簋抄』に見える「件(ケン)」について--」
 ー中野瑛介氏(北海道立図書館主事)

【要旨】
室町時代末から近世初頭に成立したとされる陰陽道書の解説書『簠簋抄(ほきしょう)』に見える 「件(ケン)」についての記事を紹介し、近世末の文献に見られる「件(くだん)」との比較を行う。 「件(くだん)」は、人面牛身の異類で、疫病・戦争などの厄災、あるいは豊作などの吉兆を予言するという。 近世末のかわら版などに絵図と共にその存在が記され、近代以降にも目撃譚が報告されている。 『簠簋抄』に見える「件(ケン)」も、予言を行う人面獣身の異類として記されており、「件(くだん)」話の 源泉を考える上での手がかりとなると考えられる。

○「近・現代の「件(クダン)」話
     −戦時流言の一考察・コックリさんを手段として−」
 ー笹方政紀氏(東アジア恠異学会会員)

【要旨】
人面牛身の「件(クダン)」が告げる予言は流行病や戦争のことが多く、その予言は必ず当たるという。 本発表では、近・現代における「件(クダン)」の流言の事例を確認した上、いつ、どこで、誰が、どのような状況で、 どのように、といった予言の告げられる「場」について検討するとともに、その「場」における人々の心性について 考えてみたい。特に太平洋戦争時のクダンの流言においては、当時流行したコックリさんを有効な手段として検証を試みる。

*当会は学術団体ですが、参加資格・制限は特に設けておりません。
当会にご興味のある方は直接研究会においでいただくか、事務局にお問い合わせください。


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