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2016年1月29日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●奈良大学図書館「海の彼方の日本語文学―詩人・池田克己とその時代」(2016年1月18日(月)~3月26日(土))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://blog.goo.ne.jp/nara-univ-kokubun/e/ad70b9d2d6f990e42bc18246517d789d

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期 間: 2016年1月18日(月)~3月26日(土)
場 所: 奈良大学図書館展示室(奈良市山陵町1500) ※一般の方も入館できます。
入場料: 無料
開館時間:図書館開館時間に準じる(http://library.nara-u.ac.jp/nara/yotei.htm)。
     ※大学春休み期間は開館日が変動しますので、ご注意ください。

【展覧会で取り上げる池田克己(1912-1953)は、奈良県吉野生まれの詩人です。

戦前の彼は、吉野を拠点に詩作を行い、詩雑誌「豚」を主催、全国的に注目される詩人となりました。
その後日中戦争に徴用、除隊後も上海に残り、その地で長江一帯に住む日本人・中国人の文学者を結集した上海文学研究会を結成。戦時下の上海でさまざまな日本語文学書を出版します。
そして戦後になって日本に帰国したのちも、日中で交流した詩人たちを再結集した詩サークル「日本未来派」を結成。戦後日本の現代詩の基礎を築きあげる活動をしました。

本展示では、その池田克己の足跡を関連する書物を取り上げながら紹介してゆきます。

展示図書のうち、特に戦時下の中国大陸で発行された日本文学関連図書は、国内外の図書館にも所蔵がないものがほとんどです。
なかには今回が新発見・初公開のものも多数含まれています。

戦前期の奈良吉野でモダンな近代詩運動が繰り広げられていたことは、奈良県民の皆さんもあまりご存知ないことだと思います。
また〈日本文学〉が、海外にも広がっていたこと、そして〈日本人〉だけがそれを担っていたのではないということも今回の展示からは浮かび上がります。

一人の詩人の足跡をたどりながら、〈日本語文学〉の多様さを感じていただければ幸いです。


なお今回の展示は、国文学科・木田先生の研究成果公開の一環として開催されています。
奈良大学国文学科では、〈日本文学/日本語〉を広く考え、海外とのつながりをも見据えた研究を行っています。

奈良にお住いの方はもちろん、奈良大学で国文学を学びたいと考えている高校生の皆さんに、ぜひ見ていただきたいと思います。】


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