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2015年11月11日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●国文学研究資料館  特別展示「韓国古版画博物館名品展」(平成27年11月5日(木)~平成28年1月12日(火))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/exhibition/2015/koguchi.html
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通常展示の一部のスペースを使って、当館所蔵の生巧館木口木版作品を展示いたします。

生巧館[せいこうかん]木口[こぐち]木版作品群
会期:平成27年11月5日(木)~平成28年1月12日(火)
   ※11月21日(土)、22日(日)は特別開室し、11月23日(月)から12月6日(日)は、展示室整備のため休室します。

本作品群のいくつかに「生巧館刀」と見えます。生巧館とは、フランスで学んだ技術を持ち帰った合田清[ごうだきよし]が、洋画家である山本芳翠[ほうすい]とともに、1887(明治20)年に設立し た木口木版製作所兼画学校のことです。
生巧館による木版印刷は、近代印刷技術の幕開けを告げました。日本では、浮世絵に代表されるように、木を縦方向に切った面を用いる、板目[いため]木版が一般的でした。生巧館による木口木版は、切り株状に切った堅い版木を用い、精巧な彫版を可能にしたのです。
木口木版は、活版に組み込んで文字と同時に印刷できるため、書籍の挿絵として18世紀からヨーロッパで発展してきました。
本作品群は、出版文化史上・美術史上、貴重な資料です。校正刷と清刷とが混じり、画家の下絵が出版物の表紙・口絵・挿絵になる工程を垣間見ることができます。


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