« 「日本の歴史的典籍とそのデジタル化―研究及び教育に与える影響」(2015年11月12日(木)~14日(土)、日本学研究所・ハイデルベルク大学) | メイン | 早稲田大学文学学術院の「変体仮名あぷり」、iOS版も登場 »

2015年11月 4日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●調布市武者小路実篤記念館 文学講座「武者小路実篤の原稿用紙から単行本まで−童話劇「かちかち山」を中心として--」講師:寺澤浩樹氏(2015年11月15日(日)※要申込)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote Share on Tumblr LINEで送る

講座情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.mushakoji.org/schedule/kouza.html
--------------------

文学作品が完成してゆく課程を自筆原稿からたどる
文学講座「武者小路実篤の原稿用紙から単行本まで
ー童話劇「かちかち山」を中心としてー」

 武者小路実篤について、研究者の解説でより深く理解する講座です。
 今回は、自筆原稿・雑誌発表・単行本のテキストを比較して、文学作品が完成してゆく課程を探ります。
 本年、2015年2月に刊行された『近代文学草稿・原稿研究事典』(日本近代文学館編・八木書店刊)の武者小路実篤の項を担当した講師に、その研究成果と、本では書ききれなかった研究成果をお話しいただきます。
 実篤は原稿を一気呵成に書いたと言われていますが、果たして本当でしょうか?自筆の原稿に残された様々な痕跡には、実篤の思考の跡が潜んでいます。直さないと言われている実篤ですが、実際には原稿から雑誌に発表する際の校正、雑誌発表から単行本になる際の校正、更には全集を編集する際に手を加えた作品もあります。
 そうした課程を丹念にたどる事で、文学作品が完成してゆくプロセスを読み解くことを試みます。
 講座では、原稿と初出の『白樺』や単行本の比較資料を見ながら、作品の成立事情や執筆過程、校正過程、そして解釈の問題などについてお話しいただきます。
 1)現存する原稿について
 2)武者小路実篤の用いた原稿用紙について
 3)「かちかち山」の原稿について
 4)原稿と雑誌本文と単行本本文の比較
 5)文芸作品が生まれていく過程
 教材として、自筆原稿の複製や画像などをもご覧いただきます。
 これから文学を学ぶ大学生、また進路を考える高校生にも、文学研究にふれるチャンスです。

講師:寺澤浩樹氏(文教大学教授)
※講師の寺澤浩樹氏は、東北大学学生時代から長年武者小路実篤の研究を続けてこられ、2010年7月にそれまでの研究をまとめた『武者小路実篤の研究 - 美と宗教の様式』を刊行、更に2015年2月に刊行された『近代文学草稿・原稿研究事典』で武者小路実篤の項を担当されました。
 
日時:11月15日(日) 午後1時30分〜3時
会場:実篤記念館
参加費:250円(資料代ほか) *入場料別途
申込み:電話で実篤記念館まで(TEL 03−3326−0648)。先着順。

〈武者小路実篤記念館インフォメーション〉
開館時間:午前9時〜午後5時
入場料:大人(高校生以上)200円/小・中学生100円
    ※市内在住の65歳以上は無料
    ※市内在住・在学の小中学生は、土曜日は無料パスが使えます。
    ※「東京ミュージアムぐるっとパス」がご利用いただけます。
会期中の休館日:10月26日、11月2・9・16・24・30日
交通:京王線つつじケ丘駅または仙川駅より、徒歩10分
   小田急線成城学園前駅より「調布駅」または「神代団地」行バス稲荷前下車徒
歩5分
住所:〒182-0003 調布市若葉町1−8−30
電話:03-3326-0648
ホームページ:http://www.mushakoji.org


●グーグル提供広告