広重美術館 今月の企画展「くらべてみる〈富士三十六景〉」(2015年10月2日(金)~10月26日(月))

展示情報です。
●公式サイトはこちら
http://www.hiroshige-tendo.jp/00new/index.html
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くらべてみる〈富士三十六景〉
2015年10月2日(金)~10月26日(月)
日本一の山、富士山。標高3776メートルの日本最高峰であるばかりでなく、その優麗で印象的な姿は古くから人々の心をとらえ、信仰の対象として、また歌枕や絵画の題材として日本の人々に親しまれています。
古来より人々は自然とともに生きるなかで、山や海、大地には神が宿ると考え、自然の力を畏れ、敬い、そして感謝しながら暮らしてきました。特に江戸時代、政治文化の中心地であった江戸ではいたるところから富士山を眺めることができ、市中には富士塚と呼ばれる富士山を模した小高い山がいくつも作られるほど庶民の間でも富士信仰が盛んになりました。
浮世絵にもまた、数えきれない富士山の姿が描かれています。葛飾北斎の冨嶽三十六景はあまりにも有名ですが、広重もまた2種の富士三十六景を描いています。この度は、一つは50代、もうひとつは最晩年の62歳の作で、横絵、竪絵と形態も異なる2つの富士三十六景を一堂に展示いたします。
世界遺産としても認められた、二つとない美しい山の清々しい景色を、広重の工夫と叙情性とともにどうぞお楽しみください。