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2015年10月27日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●大和文華館 特別展「蘇州の見る夢―明・清時代の都市と絵画―」(2015年10月10日(土)~11月15日(日)※前・後期有)

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/sosyuunomiruyume.html
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2015年10月10日(土)~11月15日(日)
前期:10月10日(土)~11月1日(日) 後期:11月3日(火)~11月15日(日)
月曜日休館(ただし、10月12日〈祝〉は開館し、翌13日〈火〉が休館)
入館料:一般930円、高校・大学生720円、小学・中学生無料
主催:大和文華館・日本経済新聞社 後援:NHK奈良放送局・株式会社大林組・奈良近鉄タクシー株式会社
助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団・公益財団法人 ポーラ美術振興財団

中国の明・清時代の絵画史を考えるときには、都市という枠組が大切です。明代中期以降、市場経済の発展を受けて、江南地域の杭州・蘇州・南京・松江・揚州などでは、次々と個性ある都市文化が花開いていきました。中でも重要なのが、「呉」と呼ばれる古都・蘇州です。元時代には多くの知識人が往来し、文人文化が栄えましたが、元末に反明勢力の本拠地となったため、明初にはさまざまな弾圧を受けます、その後、王朝が安定するに従って往時の繁栄を取り戻し、経済的にも文化的にも中国を代表する都市となりました。
蘇州画壇の中心は在野の文人たちの社交サークルでした、明の中・後期にかけては、その間で蘇州好みの典雅な山水画や花卉図が制作されていきます。動乱の明末清初期には、西洋画風の伝播や奇古趣味の流行、近隣都市との文化競争の中で、蘇州の文人画風も変容を迫られます。ただ一方で、蘇州らしい甘美なイメージは、清後期に至るまで画家を魅了し、再生産され続けました。
明代後期の蘇州では、都市の興隆に伴う絵画受容層の拡大も顕著に認められます。宋代宮廷画を模した、華やかな青緑山水や仕女図が広く人気を集め、大量生産されて店頭で売買されるようになります。清時代にはより大衆向けに、都市風俗を描いた版画も多く制作されます。
本展観では、蘇州という一都市の盛衰を切り口に、複雑で豊穣な展開を見せる、明・清時代の絵画史の様相を通観することを目指します。殷賑を極めた都市・蘇州の紡ぎ出した優美な絵画世界を鑑賞いただければ幸いです。


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