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2015年9月10日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●東京国立博物館 本館 特別1室「春日権現験記絵模本ll―神々の姿―」(2015年9月1日(火)~10月12日(月))

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展示情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1746
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春日権現験記絵模本Ⅱ―神々の姿―
本館 特別1室 2015年9月1日(火) ~ 2015年10月12日(月)

奈良県奈良市に鎮座する春日大社は、創建以来多くの人びとの信仰を集めてきました。この春日大社に祀(まつ)られる神々の利益(りやく)と霊験(れいげん)を描くのが春日権現験記絵(三の丸尚蔵館所蔵)です。全20巻から成るこの絵巻は、鎌倉時代の後期、高階隆兼(たかしなのたかかね)という宮廷絵所(きゅうていえどころ)の絵師が描いたもので、多くの絵巻作品の中でも最高峰のひとつに数えられています。

江戸時代後期には、紀州(和歌山)藩第10代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ、1771~1852)の命によってこの春日権現験記絵の模本が制作されました。浮田一蕙(うきたいっけい、1795~1859)、冷泉為恭(れいぜいためちか、1823~64)、岩瀬広隆(いわせひろたか、1808~77)といった名だたる復古やまと絵師たちによって写された模本には、彼らの画技がいかんなく発揮されています。

この特集は、春日権現験記絵模本の魅力とともに、春日信仰の諸相を様々な角度からご紹介する試みの第2回目で、今回は「神々の姿」をテーマとしました。本来、神の姿は眼に見えないものですが、この絵巻の中では束帯(そくたい)の男性、貴女、童子、仏など、様々な姿で描かれています。美しい画面とともに、変幻自在な神々の姿にご注目ください。

主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
春日権現験記絵(模本) 巻第一 冷泉為恭他模 江戸時代・弘化2年(1845)
春日権現験記絵(模本) 巻第六 冷泉為恭他模 江戸時代・弘化2年(1845)
春日権現験記絵(模本) 巻第十 冷泉為恭他模 江戸時代・弘化2年(1845)
春日本地仏曼荼羅 鎌倉時代・13世紀(2015年9月23日まで展示)
春日鹿曼荼羅 鎌倉時代・14世紀 個人蔵(2015年9月25日から展示)


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