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2015年9月 7日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●平成27年度 懐徳堂秋季講座〔第130回〕〈総合テーマ〉「関西の風景・音楽・身体―幕末から昭和まで」(11月22日(日)〜24日(火)、大阪大学中之島センター ※要申込)

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講座情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.let.osaka-u.ac.jp/kaitokudo/event/index.html#syunjyu
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平成27年度 懐徳堂秋季講座 〔第130回〕

【チラシは こちら(表)(PDF)(裏)(PDF)

〈総合テーマ〉
「関西の風景・音楽・身体―幕末から昭和まで」

 今回の秋季講座は、近代関西の文化と芸術について、少し変わった角度から検討します。一般的に芸術や文化を考えるとき、特定の表現分野の作家とその作品を時代背景の中で紹介しますが、今回は、幅広い時間軸(開国~現代)の中で、視覚・聴覚・運動感覚にまたがる表現手法を対象とし、近代に起こった感性の変化を、あらためて考えなおします。さらに、関西という具体的な場所に注目することで、特定の文化表現が、ある都市と深くかかわっている、というだけではなく、都市のイメージ自体が、多様な文化実践とのかかわりのなかで形作られ、変化してゆくことを明らかにします。
 初日は、「幕末鼓笛隊」をとりあげます。これは、開国以降の西洋音楽受容の最初期の形態です。単に西洋の音を取り入れた、というだけではなく、同じ歩調での行進や大人数による合奏など、全く新しい種類の身体規律の導入を意味するものでもありました。特に、丹波国の山国隊をとりあげ、その活動を紹介すると同時に、当時は新しい身体技術と響きをもっていたこの鼓笛隊が、現在では、地域の宗教行事と結びついた祭礼のなかに取り入れられ、観光資源にもなってゆく過程についても見てゆきます。
 二日目は、さまざまな図像資料を通じて、京都という都市のイメージ(ステレオタイプ)について考えます。「雅な」、あるいは「はんなりと」、時には「前衛的」といったように、様々な仕方を通じて描かれる京都という場所のイメージ(トポグラフィ)について、明治期から戦後に至る雑誌や広告の表象をとりあげて論じてゆきます。そのなかで、大阪や神戸、あるいは東京といった、ほかの都市のイメージとの関連も考えてゆきます。
 三日目は、大正時代から戦後にかけて、主に阪神間で展開した、西洋式のダンスとそれにかかわりの深い音楽をとりあげます。宝塚少女歌劇とその影響下に登場した歌劇文化、あるいは服部良一が「道頓堀ジャズ」と呼んだ、大正末から昭和初年のダンスホールとレビューの賑わいなどを通じて、西洋音楽と舞踊が大衆に受け入れられてゆく過程を紹介します。また、和洋折衷舞踊である「河合ダンス」の試みや、「ドドンパ」など、今ではあまり顧みられない事例についても新たな光を当ててゆきます。

11月22日(日)午後1時30分~3時(受付午後12時50分~)
「祭礼にのみこまれる行進曲―近代京都の幕末鼓笛隊」
  奥中康人(おくなか やすと)(静岡文化芸術大学准教授)

11月23日(月)午後6時30分~8時(受付午後5時50分~)
「ピクチャリング・キョウト―都市と視覚文化」
  佐藤守弘(さとう もりひろ)(京都精華大学教授)

11月24日(火)午後6時30分~8時(受付午後5時50分~)
「踊る阪神間―西洋音楽の大衆的受容とダンス」
  輪島裕介(わじま ゆうすけ)(大阪大学大学院文学研究科准教授)
 
※都合により、講座内容・時間等が変更になることがあります。ご了承ください。

◆場 所:大阪大学中之島センター 10階佐治敬三メモリアルホール
◆参加費:会員500円 一般1,000円 ※賛助会員無料
◆締 切:11月18日(水) 先着150名様(定員になり次第締切とさせていただきます)
◆申 込:懐徳堂記念会事務局まで、電話・FAX・ハガキ・メールにてご連絡ください。


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