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2015年8月15日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●群馬県立土屋文明記念文学館・万葉集東歌(あずまうた)オープンセミナー「万葉集東歌と古代日本語の表記」【和田明美氏・北川和秀氏】(2015(平成27)年8月30日(日))

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セミナー情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.bungaku.pref.gunma.jp/events/1049
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2015(平成27)年8月30日(日) 14:00~15:30(質疑応答15:15~)
会場:県立文学館2階研修室

万葉集東歌(あずまうた)オープンセミナー「万葉集東歌と古代日本語の表記」
 報告 和田明美氏「歌木簡について」(25分)
 報告 北川和秀氏「宣命書について」(25分)
 対談 「東歌の一字一音表記について」(25分)
 ※質疑応答の時間を多めに取る予定ですが、無理に発言をお願いすることはありません。

【万葉集は、飛鳥時代から奈良時代(7世紀から8世紀頃)にかけての歌(一部に漢詩文)を4,500首以上(そのうち短歌は約4,200首)集めた日本最古の歌集で、8世紀終わり頃までに20巻にまとめられました。(現存するのは後世の写本のみ。)今とは発音などが違うものの、日本人は当時も日本語を話していましたが、文字はまだ中国から来た漢字しかなかったので、もともとの万葉集はすべて漢字のみで書かれていました。今のように万葉集を漢字仮名交じりで表記するのは、後世の研究による解読の結果です。
 古代日本語の表記には、漢字の意味に従う表意的用法と、漢字の意味は無視して音読みや訓読みの音だけを借りた表音的用法とがありました。後者を「万葉仮名(まんようがな)」と言います。かつて万葉集の柿本人麻呂(7世紀半ば-8世紀初頭)の歌に注目して、訓字主体表記の中で「てにをは」にあたる助詞などを表記しない「略体歌(古体歌)」から、助詞なども書き表す「非略体歌(新体歌)」へ、さらに一字一音表記へ、歌の表記が変化していったのではないかとする説が唱えられました。しかしこの20年ほど、歌を一字一音表記で記した比較的大型(大きさは約二尺≒60㎝など)の木簡群が立て続けに発見されて「歌木簡」と名付けられ、大きく情況が変化しました。西暦650年前後という早い時期に埋没したと考えられる大阪難波宮跡「はるくさ木簡」の出土などにより、研究は新たな時代に入っています。
 天皇の命令を漢文ではなく和文で(漢字で)記した宣命の表記法である「宣命書(せんみょうがき)」など、万葉集以外の古代日本語表記にも視野を広げながら、当時の都である大和(奈良)から見て東の地方で詠まれた歌を集めた万葉集巻(まき)第十四「東歌(あずまうた)」全230首が、「万葉仮名」による一字一音表記で記されている意味を考えます。】

電話、当館受付カウンターで申し込みを受け付けます。(申し込み順)
参加無料。各回定員150名。
※事前の申し込みが定員に達しない場合には、当日受付も行います。
〒370-3533群馬県高崎市保渡田町2000 電話027-373-7721


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