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2015年7月19日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●東京和晒株式会社・終戦70年特別企画 「手拭・風呂敷から振り返る庶民の暮らし展」(2015年7月21日(火)~8月31日(月)、葛飾区・ギャラリースペースT3)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://souzou-kan.info/exhibit/
参考
http://www.shimotsuke.co.jp/prwire/2015/07/18/201507182064

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会期:2015年7月21日(火)~8月31日(月)
※休館期間
8/8(土)~8/17(月)
開館時間:午前10時-12時 午後14時-17時
休館日:土日祝
※特別開館日
8/1(土)、8/29(土)


【2015年7月21日

東京和晒株式会社

終戦70年特別企画 「手拭・風呂敷から振り返る庶民の暮らし展」のお知らせ

豊田コレクション(手拭などの制作に長年携わってきた豊田満夫氏による、一万点を越える手拭を中心としたコレクション)の中から、昭和の満州事変、日中戦争、太平洋戦争の時期を中心に、戦争の時代の庶民の暮らしと世相を伝える手拭・風呂敷を展示紹介します。
庶民の暮らしに欠かせない手拭・風呂敷は、意匠、素材、使われ方など、さまざまな面で戦争の影響を受けました。昭和初期には、染色技術の向上とともに洗練された意匠の手拭文化が花開きました。しかし昭和6年の満州事変の頃から、戦意高揚につながる戦争柄の手拭や風呂敷の制作が増え、日中戦争以降は、手拭、浴衣地などの木綿製品の製造販売は厳しい統制を受けることになります。一方で、手拭や風呂敷は、兵士の凱旋記念などの配り物の定番でもありました。人々がいかに戦争をくぐり抜けて来たかを物語る貴重な資料は平和の尊さを語りかけてくれるでしょう。
なお、風呂敷の展示は、京都、舞鶴を巡回し多くの反響をいただきました。この機会に、より多くの皆様に御覧いただけますことを願っております。

●主な展示内容・みどころ
1.昭和初期の美術手拭い 
「帝都十景」(昭和初期 注染)
関東大震災を経て、近代都市として生まれ変わった昭和初期の東京名所をテーマとした趣味の連作手拭。地下鉄、清洲橋など最新の都市景観と並び、靖国神社も十景のひとつに数えられています。
「京のひとゝせ」(昭和14年3月 注染)
画家中島荘陽の描く京の年中行事を染めた連作もの美術手拭いの傑作。木綿統制下にあった昭和14年3月の制作。ス・フ入りの生地ながら見事な染技に制作者の思いが伝わってきます。

2.日露戦争時代の手拭
  「我軍之大勝利(倒れるロシア兵)」(明治後期 注染)ほか

3.凱旋記念・除隊記念の手拭
  「満州派遣凱旋記念」(注染)、「輜重兵満期紀念」(注染)ほか
入営時に手厚く見送ってくれた人々への御礼に、自分の名を入れた手拭などを配りました。 

4.出征兵士を送る 「千人針」、「慰問袋」ほか

5.手拭にみる戦争と暮らし
 「日の丸、地球に飛行機」(昭和初期から戦中期 注染)、「一億一心 桜に三本の矢」(戦中期 注染)ほか
戦車や戦闘機、領土拡大などを示す意匠、「一億一心」の標語など、戦争礼賛、国民の自己犠牲のを奨励する世相が、手拭いに反映されています。

6.木綿製品物資統制関係資料 
軍需用・輸出用確保のため、昭和13年2月より国内民需用木綿製品へのス・フ混用が義務づけられ、同年6月末には綿製品の新規製造販売自体を禁止、翌月、公定価格販売が義務づけられます。
  「ス・フ入り反物」、「公定価格表示付き反物」など統制の各段階の貴重な資料を展示します。
7.戦争を語る風呂敷
  「ニッポン世界一周大飛行完成記念風呂敷」(昭和14年 型友禅)、「満州国鳥瞰図」ほか
昭和初期には緻密な多色染め(型友禅)の美術風呂敷が制作されていました。満州事変の頃から、その染色技術と意匠力が、満州や樺太の地図、戦闘機、軍歌などの意匠に展開してゆきます。
 

展示資料数
手拭  61点
風呂敷 40点
浴衣反物 8点
その他(衣料切符、戦争柄子ども着物、防空知識絵本 など)】


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