異類の会・佐伯和香子氏「狐憑きをめぐる諸問題―クダ狐を中心に」(第55回)(2015年7月29日(水)、國學院大學若木タワー10階)

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日時
7月29日(水)14時
会場
國學院大學若木タワー10階打ち合わせ室
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html
発表
佐伯和香子氏「狐憑きをめぐる諸問題―クダ狐を中心に」
【要旨
菅江真澄の『かたゐ袋』(寛政元年〈一七八九〉)には、トウビョウ、人狐、犬神、クダ狐の名前が挙がっている。
いずれも人に憑くとされた動物たちである。出雲や岩見に見られるトウビョウは小さな蛇、同じ国の人狐はイタチのようなけもの、犬神は小さな犬、信濃のクダあるいはクダ狐は人狐と似ており、同じものかと述べている。
ここからは、近世にはさまざまな種類の「憑きもの」が跳梁跋扈していたことと、それらは地域によって特色があったことがわかる。
真澄は天明三年(一七八三)の日記『いなのなかみち』にクダ狐に関するさらに詳しい記述を残しているが、これ以外にも近世におけるクダ狐に関する資料は多い。
今回はこのクダ狐を中心に、その使役者について考えてみたい。】