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2015年5月12日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●第37回 国文研フォーラム「生き物供養と橋供養―随心院蔵『慶長五年多摩六郷橋供養願文』と関連して―」発表者:相田満氏(平成27年5月20日(水)、国文学研究資料館)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/symposium/2015/forum.html
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第37回 国文研フォーラム
日時:平成27年5月20日(水)15:30~17:00(開場15:00)
場所:国文学研究資料館 2階 オリンテーション室

<第37回>
発表者:相田満 准教授
タイトル:生き物供養と橋供養―随心院蔵『慶長五年多摩六郷橋供養願文』と関連して―
〔付:青空文庫書式による応用実験と供養碑トピックマップデータベースの紹介〕

発表要旨:
 日本には、人間以外の生き物や物を祀り、供養する文化がある。そして、それ は多くの供養碑造立や儀礼の営みを生んで、今に受け継がれてきた。
 このことは海外の人々にとって、相当に驚嘆すべきことのようであるが、残念ながら、その認知度はあまり高くない。わずかに台湾に、その遺風が残 される程度である。
 万物に及ぶ供養碑類の中には、橋を供養する碑も数多く残されている。物語などの言説世界では異界・アジールの象徴として採り上げられることの多い「橋」の場面だが、実際に橋を供養した碑や供養願文などを見ると、伝説に見るおどろおどろしい世界とは全く別の姿が現れてくる。
 本発表では、「橋供養」と「馬」「牛」などの供養碑とが関連するものであったこと、そして、霊験記・説話類の分析から、それが中国に由来し、中国では夙に忘却されたてしまった美風であった可能性を述べたい。
 そして、その証左の一つとして、従来その実在が疑われていた「慶長五年多摩六郷橋供養願文」も採り上げたい。これは、京都の小野随心院にその草 案が蔵されていたことが判明したもので、それにより、関東三大橋とまで言われた六郷橋が関ヶ原合戦の慶長五年当時に多摩川の下流を渡して竣工して おり、家康軍がその橋を渡って合戦に赴いたことを証拠づけるものといえる。しかも、これにより、今まで文意不通だった全文の訓読が可能となったのである。
 なお、願文の翻刻に際しては青空文庫の書法による記述実験を試みた。供養碑トピックマップデータベースの披露と併せて紹介を行う予定である。

平成27年度年間スケジュール:
こちら(PDF形式:101KB)をご覧ください。

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