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2015年5月13日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●平成27年度 夏季全国大学国語国文学会大会(第111回大会)(平成27年6月6日(土)・7日(日)、大東文化会館)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nacos.com/kokubun/taikai.html#111
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第111回大会(平成27年度夏季大会)

案 内

日にち:平成27(2015)年6月6日(土)、7日(日)
会 場:大東文化会館
〒175-0083 東京都板橋区徳丸2-4-21
http://www.daito.ac.jp/file/block_49513_01.pdf
交通:東武東上線「東部練馬」駅から徒歩2分
問い合わせ先:〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
大東文化大学外国語学部 藏中しのぶ研究室
zenkoku.daito2015[at]gmail.com

テーマ:シルクロードの東と西をむすぶ―文学・歴史・宗教の交流―
【趣旨】昭和のシルクロード・ブームから35年が過ぎ、2014年には「シルクロード:長安~天山回廊のルートネットワーク」が世界遺産に登録された。中国・カザフスタン・キルギルスタン三国共同の申請であっため、日本国内ではあまり報道されず、日本が申請した「富岡製糸場」の登録が大きな話題となった。生糸を生産する「富岡製糸場」によって、シルクロードは奈良を越え、富岡にまで延長されたともいわれている。
シルクロードをさらに西の「香料の道」へと延ばし、地中海世界につなげていこうとする構想もある。東に延長すれば、日本の沖の島、大宰府を経て奈良にいたる古代遺跡を連結する「仏教伝播の道」「海のシルクロード」への可能性も秘めている。
シルクロードの先には何があるのか? シルクロードから何が見えてくるのか?
来年度の本学会60周年大会シンポジウム「日本とインド―文明における普遍と固有」への展望を視野にいれ、このシンポジウムを企画した。
基調講演では、日本近現代文学の中国・西域への関心に焦点を当て、鈴木貞美氏には、明治期から宮沢賢治・保田与重郎・井上靖ら昭和戦前・戦後にいたる中国・西域ブームを解読していただく。
また、日本未紹介の10世紀のイスラム逸話集タヌーヒー撰『イスラム帝国夜話』の翻訳を手がける森本公誠師に、シルクロードの先、辺縁に位置するイスラムの文学から、改めて日本の宗教と文学を照らし出していただく。
歴史学では、近年、鈴木靖民氏が提唱する東部ユーラシア世界構造論をはじめとして、諸説が提起され、文学、宗教との関連の探究も待たれている。
ふたたび、シルクロードが脚光を浴びつつある今、これまでにない新たな視座から、シルクロードがむすぶ東西文化の交流を問い直す。

第1日 6月6日(土)
11:00~11:30 常任委員会
11:30~12:30 委員会
12:30~ 受付
13:00 開会(大東文化会館ホール)
・開会の辞
 総合司会/本学会常任委員・宮城学院女子大学名誉教授 
  犬飼公之
・会長挨拶
 本学会会長・京都市立芸術大学名誉教授 中西進
・会場校挨拶 大東文化大学学長 太田政男

13:10~17:00 公開シンポジウム テーマ シルクロードの東と西をむすぶ―文学・歴史・宗教の交流―
13:10~15:10
〈基調講演〉日本近現代におけるシルク・ロードへの関心
―国際戦略と学術の動き―
国際日本文化研究センター名誉教授 鈴木貞美

タヌーヒーの『イスラム帝国夜話』
―初期イスラム社会の世相を切りとる―
東大寺長老 森本公誠

15:30~17:00 パネルディスカッション
パネリスト/
フランス東方学院教授 フレデリック・ジラール
國學院大學名誉教授・横浜市歴史博物館長 鈴木靖民
中国・南開大学客員教授 辰巳正明
司会/
大東文化大学教授 藏中しのぶ

18:00~20:00 懇親会(大東文化大学板橋キャンパス「グリーン・スポット」)
 ・会費 一般6000円 大学院生4000円
 ※懇親会終了後、東武東上線「東武練馬」行き学バス運行
研究発表会要旨

【委員等選挙】
投票日時:6月6日(土)12:30~17:30
投票会場:大東文化会館ホール前

第2日 6月7日(日)
9:00~ 受付(大東文化会館)
〈研究発表会〉
9:30~12:20 午前の部

A会場(大東文化会館ホール)
総合司会/本学会常任委員・國學院大學栃木短期大学教授 塚越義幸
9:30~10:10 大津皇子の漢詩と聯句体詩
―上代日本漢詩における柏梁体詩をめぐって―
國學院大學大学院特別研究員 大谷歩
司会/青山学院大学教授 小川靖彦
10:10~10:50 好去好来歌の性質
大阪府立大学客員研究員・佛教大学非常勤講師 小田芳寿
司会/東洋大学教授 菊地義裕
〈休憩〉
11:00~11:40 『うつほ物語』「祭の使」巻における催馬楽引用
─「声振り」に注目して─
早稲田大学大学院生 山﨑薫
司会/白百合女子大学教授 室城秀之
11:40~12:20 女三の宮の十二人の女房
―『源氏物語』「若菜下」巻の密通をよびおこすもの―
フェリス女学院大学大学院生 佐藤洋美
司会/國學院大學教授 秋澤亙

B会場(大東文化会館講義室K-0404)
総合司会/本学会常任委員・弘前大学教授 郡千寿子
9:30~10:10 坪内逍遙『内地雑居未来之夢』―中絶の意味するもの―
早稲田大学大学院生 清水徹
司会/元和洋女子大学教授 木谷喜美枝
10:10~10:50 片山廣子の短歌―佐佐木信綱・芥川龍之介・堀辰雄との交流を巡って―
東洋大学大学院生 清水麻利子
司会/岩手県立大学盛岡短期大学部教授 松本博明
〈休憩〉
11:00~11:40 〈ひめゆり〉をめぐる物語の考察―〈乙女〉の系譜を手がかりに―
早稲田大学大学院生 柳井貴士
司会/駒沢女子大学特任教授 松村良
11:40~12:20 遠藤周作の日本人基督者としての思想―『王国への道』を中心に―
和洋女子大学大学院研究生修了 栗林莉花
司会/フェリス女学院大学教授 佐藤裕子

12:20~13:20 昼食・休憩
13:20~15:30 午後の部

A会場(大東文化会館ホール)
総合司会/本学会常任委員・國學院大學栃木短期大学教授 塚越義幸
13:20~14:00 大江朝綱「男女婚姻賦」の主題と方法
―白行簡「望夫化為石賦」「天地陰陽交歓大楽賦」の影響―
大東文化大学大学院生 馮芒
司会/國學院大學栃木短期大学教授 塚越義幸
14:00~14:40 看聞日記紙背連歌懐紙の訂正について
―本文異同と式目をめぐる問題―
お茶の水女子大学大学院生 生田慶穂
司会/日本大学教授 藤平泉
〈休憩〉
14:50~15:30 『諸国百物語』論―「後妻うち」の系譜を通じて―
早稲田大学大学院修了 塚野晶子
司会/慶應義塾大学教授 津田眞弓

B会場(大東文化会館講義室K-0404)
総合司会/本学会常任委員・弘前大学教授 郡千寿子
13:20~14:00 〈偶然〉から〈偶有〉へ―東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』論
早稲田大学大学院生 加藤夢三
司会/駒沢女子大学特任教授 松村良
14:00~14:40 和歌の表現の巧みさをどのように翻訳するか
―『万葉集』の一首の和歌における同音異義語のはたらきを例に
京都工芸繊維大学教授 ジュリー・ブロック
司会/國學院大學兼任講師 城﨑陽子
〈休憩〉
14:50~15:30 多義的な性格をもつ「してしまう」について
台湾・静宜大学助理教授 迫田(呉)幸栄
司会/千葉大学教授 岡部嘉幸

15:40~16:40 総会(A会場・大東文化会館ホール)
・授賞式〔全国大学国語国文学会賞/文学・語学賞/研究発表奨励賞〕
・閉会の辞
 本大会実行委員長/本学会常任委員/大東文化大学教授
  藏中しのぶ


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