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2015年4月13日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●平成27年度 懐徳堂春季講座〔第129回〕「日欧の文化遺産─その歴史と現在─」(2015年5月9日(土)〜11日(月)、大阪大学中之島センター ※要申込)

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講座情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.let.osaka-u.ac.jp/kaitokudo/event/index.html#syunjyu
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平成27年度 懐徳堂春季講座 〔第129回〕

【チラシは こちら(PDF)

〈総合テーマ〉
「日欧の文化遺産─その歴史と現在─」
 今回の春季講座では、日本とヨーロッパの歴史ある博物館やホールを紹介する講座を企画しました。三日間を通して、博物館やホールで提供される文化や文化財を、それを保護する場所や組織の側からあらためて考えなおしてみます。
 初日の講座は、日本の近代的博物館の誕生をたどります。ヨーロッパの博物館、なかでもユネスコ文化遺産に登録されている、ドイツ・ベルリンの博物館島に集まる博物館は、明治期の日本が模範とみなしていたものでした。当時の日本を惹きつけた、ドイツの博物館の近代性とは何であったのか当時の新聞記事などを題材に考えてみたいとおもいます。ベルリンの博物館が、略奪されたコレクションをもとに誕生し、そして第二次世界大戦終戦期には略奪をうけるという歴史は、文化財の略奪と保護そいう二日目のテーマにつながるものです。また日本の博物館が、ヨーロッパの万国博覧会に参加するという明治政府の文化政策の一環として整備されてきた歴史的な経緯は、三日目のテーマである文化政策に関連する話となります。
 二日目は、ナチスによる文化財の略奪、タリバンによる石仏破壊などの実例を多数紹介しながら、EUならびにアジア諸国が直面している文化財保護の課題や問題について紹介します。文化財保護を支える法整備や市民運動という切り口から、ヨーロッパとアジアでの文化保護に向けられた市民の意識のズレや取り組み方の違いもまた浮き彫りにします。
 三日目は、ユネスコ文化遺産にも登録されているバイロイト市の辺境伯歌劇場そしてワーグナーの祝祭歌劇場を紹介し、ヨーロッパにおける音楽祭(フェスティバル)運営の歴史とその文化的な意義について考えます。プロムスやラ・フォルネ・ジュルネをはじめ、現在日本各地でおこなわれている音楽祭を比較しながら、日欧のフェスティバルが今日直面している問題について話をします。

5月9日(土)18:30~20:00(受付17:50~)
 「日本博物館の来歴をたどる― ベルリン博物館島・万国博覧会・国立博物館 ―」
  吉田 耕太郎(よしだ こうたろう)(大阪大学大学院准教授)

5月10日(日)18:30~20:00(受付17:50~) 
 「暴力にさらされる文化財― 日欧が直面する文化財保護の課題 ―」
  シュテファン・グルーバー(京都大学大学院特定教授)

5月11日(月)18:30~20:00(受付17:50~)
  「ワーグナーの祝祭(バイロイト)から現代の音楽祭(フェスティバル)へ― 芸術祭の社会的意義とその運営の日欧比較 ―」
  藤野 一夫(ふじの かずお)(神戸大学大学院教授)

※都合により、講座内容・時間等が変更になることがあります。ご了承ください。

◆場 所:大阪大学中之島センター 10階佐治敬三メモリアルホール
◆参加費:会員500円 一般1,000円 ※賛助会員無料
◆締 切:5月7日(木) 先着150名様(定員になり次第締切とさせていただきます)
◆申 込:懐徳堂記念会事務局まで、電話・FAX・ハガキ・メールにてご連絡ください。


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