« 明治大学米沢嘉博記念図書館「コミックマーケット87の見本誌閲覧提供」6月15日まで受付中(財経新聞・プレスリリース発表元企業:学校法人明治大学広報課) | メイン | 笠間書院のメールマガジン [203号]刊行しました »

2015年3月 6日

 記事のカテゴリー : インターンレポート

●インターンレポート 法政大学文学部日本文学科2年 大野沙紀

このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote Share on Tumblr LINEで送る

小社に2週間インターンに来てくれました、
大野さんのレポートを掲載します。

--------------------

インターンレポート

法政大学文学部日本文学科2年
大野沙紀

 拙い文章ではございますが、2015年2月23日~3月6日までの2週間のインターンを通して学んだこと、感じたこと、考えたことを記してみたいと思います。

 私自身、初めてのインターンであり、実際に出版社に伺うことは初めてのことでしたので、少々緊張しておりましたが、社員の皆様が温かく迎えてくださり、ご多忙中にも関わらず、一つひとつの作業工程を丁寧に教えてくださいましたので、すぐになじむことができました。また、様々な仕事を経験させていただくだけでなく、社員の皆様の貴重なお話を聞かせていただく機会も設けてくださり、心から感謝しております。

 インターン1週目は出版・編集の基礎である校正やルビをつける様子、書籍が発売されるまでの過程の一部分を拝見し、実際にゲラを用いてルビ付けや赤字チェックなどの作業を体験させて頂きました。これまで、書籍になる前の、著者や編集者による筆が入ったゲラを見たり扱ったりする機会は全くなかったので、とても新鮮でした。また、校正などの原稿を扱う作業の他にも、編集会議を傍聴し、値段や書籍のタイトルを決める現場を拝見させて頂いたり、献本用に書籍を梱包する作業も経験させていただいたり、出版社が行う仕事が単に原稿と向き合うだけではなく、多岐にわたっているということを実感しました。同時に、あらゆる物事を俯瞰できる能力、多角的に考える思考力の大切さも改めて感じました。

 インターン2週目は、1週目に引き続き原稿を使った仕事のほかに、販売促進用のポップや書籍の帯に使用する文章の作成、実際に書店に納品する仕事などを経験させていただきました。出来上がった書籍を、いかに読んでみたいと思わせ、多くの読者に手にとってもらえるように工夫を施すか、一朝一夕では成し得ないような仕事の一端を経験し、魅力ある書籍に仕上げるために、常日頃から自身が操ることのできる語彙の引き出しを増やす努力、説得力のある文章やイラストを組み立てる創造力の必要性を感じました。今回のインターンの経験を機に、今までよりも意識的に貪欲に知識を吸収し、スキルを蓄えていきたいと強く思いました。

 インターンに伺うまでは、残り2年間の大学生活で何を考えるべきなのか、何を身につけるべきなのか、漠然としていましたが、笠間書院さんでのインターンを通じて、もやもやとしていた霧が晴れ、次の目標を定めることができました。残された時間を自身の夢の実現のために、最大限に生かせるよう、このインターンで拝見したこと、感じたこと、考えたことの一つひとつを忘れずに着実に歩みを進めていこうと思います。

 末筆ながら、快くインターンを受け入れてくださった笠間書院の皆様に、改めて深く御礼申し上げます。このたびは誠にありがとうございました。