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2015年1月20日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●伊賀忍者研究会編・山田雄司監修『忍者の教科書2 新萬川集海』(笠間書院)

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2月中旬の刊行予定です。

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伊賀忍者研究会編・山田雄司監修
『忍者の教科書2 新萬川集海』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70768-0 C0021
定価:本体700円(税別)
A5判・並製・58頁・フルカラー

伊賀・甲賀に伝わる忍術書『萬川集海(まんせんしゅうかい)』を紐解きながら、忍者の歴史、術や道具などをやさしく解説した前著、伊賀忍者研究会編・山田雄司監修『忍者の教科書 新萬川集海』(2014年2月刊)の上級編にあたります。忍者・忍術の研究者・実践者である6名が、「忍者の歴史」「忍術伝書」「忍術の心得」「甲賀忍者」「忍者研究(歴史・文学)」などのテーマを前著よりも掘り下げつつ、初級者にもわかりやすく伝受します。

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■編者紹介
伊賀忍者研究会
平成11年11月11日に発足し、伊賀を拠点に活動する忍者愛好グループ。文献読解やフィールドワークによる学術研究はもちろん、講演やイベント、パンフレットの作成などで情報発信を行う。伊賀忍者と忍者のふるさと「伊賀」を日本・世界へ発信し、地域経済と文化教育面での活性化に取り組む。代表者:池田裕。
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70768-0.html
または、直接小社まで、メールでinfo@kasamashoin.co.jpご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】

はじめに

1.忍者の歴史をおさらいしよう!
───情報収集、情報発信のスペシャリストたち
 忍者の歴史と基礎知識●池田 裕

1.忍者の実像と虚像
2.忍者の定義
3.忍者の記述がある史料
4.戦国時代の忍者
5.江戸時代の忍者
6.忍者が活躍した戦
7.家康と伊賀越え

2.忍術書を読んでみませんか?
───極限状態で生き抜いた忍者たちの生きる術
 忍術伝書の双璧『萬川集海』と『正忍記』●中島篤巳

はじめに
1.『萬川集海』って何だ?
2.伊賀と甲賀は仲良しだった
3.『萬川集海』には何が書かれているの?
4.忍術は成長し続けた
5.他書から引用して膨らんだ
6.『正忍記』って何?
7.日本忍術の特徴
8.内容の各論的な部分
おわりに

3.忍術の心得を知ろう!
───戦わずして相手を制し共存する術
 忍術伝承者が語る「忍びの心」●川上仁一

はじめに
1.忍術と忍びの心
2.忍術と和の精神
3.誤解された忍術
4.発生の根源
5.原理と真髄
6.忍術の伝承

4.忍者の本当の姿とは?
───こつこつと役を務めた二人の忍者
 甲賀忍者・山岡道阿弥と木村奥之助●渡辺俊経

1.甲賀忍者の始まりは長享の変(鈎の陣)
2.他国に雇われた多くの甲賀武士
3.甲賀に残った甲賀忍者の活躍
4.服部半蔵と山岡道阿弥
5.勢多城主山岡氏は甲賀出身
6.織田信長の配下へ
7.秀吉政権下では苦労
8.関ヶ原の役で家康につき活躍
9.武将なのに甲賀忍者110人の頭領に
10.甲賀忍者の本当の姿
11.江戸時代の甲賀者(忍者)たち
12.江戸時代の甲賀忍者木村奥之助
13.奥之助の部下甲賀五人の採用
14.木村奥之助の甲賀流忍術書
15.奥之助達の活躍の跡

5.忍者研究余滴
───忍者・忍術研究の現場から

古文書に見る忍者●山田雄司

はじめに
1.「忍び」の定義
2.忍びの実際
3.伊賀衆の活動
おわりに

"忍者VS忍者"の系譜●吉丸雄哉

はじめに
1."忍者VS忍者"の系譜
2.『伽婢子』の忍者
3.江戸時代の作品の忍者
4.立川文庫の忍者
5.戦前の小説の忍者
6.戦後の小説の忍者
7.量産される"忍者VS忍者"作品

6.伊賀・甲賀忍者史跡探訪●池田 裕

●伊賀編
藤原千方/藤林長門守/音羽ノ城戸/稲増治郎左衛門/陰陽師宮杉/澤村甚三郎/石川五右衛門/百地砦/忍町/敢国神社/菊岡如幻/伊勢三郎義盛/島ヶ原党/百地三太夫/柏原城/雨乞山/丸山城/藤林保武/徳永寺/鍵屋の辻/大山田役行者/夏焼大夫/赤目四十八滝/世阿弥の母/忍者岳

●甲賀編
飯道山/油日神社/大原数馬/甲賀三郎/鈎の陣/矢川神社/笹山城/大鳥神社/杉谷屋敷/慈眼寺/東雲舎/山中氏/多羅尾代官/小川城/くすりの館

おわりに

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■執筆者紹介(執筆順)

池田裕(いけだ・ひろし)
大阪府立枚方津田高等学校教諭。伊賀忍者研究会代表。文献読解やフィールドワークはもちろん、講演やイベントを通して情報発信を行い、「伊賀」を日本・世界へ発信し、地域経済と文化教育面での活性化に取り組む。
主な著書に、『忍者の教科書 新萬川集海』(伊賀忍者研究会編、笠間書院、2014年)、執筆に『歴史読本』(2004年8月号・特集 忍びの戦国史)、『図説・日本武器集成 決定版』(学習研究社、2005年)など。

中島篤巳(なかしま・あつみ)
古流武術連合会会長。片山流柔術11代宗家。柳生心眼流居合術12代。糸東流空手道教士6段。天神明進流兵法57代・智心流・浅山一伝流・天心古流拳法師家その他。
主な著書に、『忍術秘伝の書』(角川選書)、『正忍記』『陸軍潜水艦隊』(以上新人物往来社)、『日本山名辞典』(三省堂)、『プランクトン図鑑』(共立出版)、『あの戦国武将の晩年と最後』『御姫様の幕末維新』その他多数(共著を含む)。

川上仁一(かわかみ・じんいち)
約500年前から伝わる忍術を受け継いだ甲賀伴党21代宗師家。現代に生きる「最後の忍者」とも呼ばれ、三重県伊賀市の伊賀流忍者博物館の名誉館長を務める。2011年12月より、三重大学社会連携特任教授に就任。
主な著書(監修)に、『忍者 起源から忍術・武器まで闇の軍団の真実に迫る!』、『イラスト図解忍者 起源から忍術・武器まで闇の軍団の真実に迫る!』(どちらも日東書院本社、2012)など。

渡辺俊経(わたなべ・としのぶ)
甲賀忍術研究会前会長。尾張藩甲賀忍者の子孫。甲賀忍術研究会では、古文書の解読や実地探索を行い、イベントや研究成果を発表するなど、甲賀忍者の真の姿を伝える。
主な執筆に、『歴史読本』(2004年8月号・特集 忍びの戦国誌 忍者が描く闇の戦国誌)など。

山田雄司(やまだ・ゆうじ)
三重大学人文学部教授(日本古代・中世信仰史)。
主な著書に、『跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史―』(吉川弘文館、2007年)、『怨霊・怪異・伊勢神宮』(思文閣出版、2014年)、『怨霊とは何か─菅原道真・平将門・崇徳院─』(中央公論新社、2014年)など。

吉丸雄哉(よしまる・かつや)
三重大学人文学部准教授(日本近世文学)。
主な著書に、『武器で読む八犬伝』(新典社、2008年)、『式亭三馬とその周辺』(新典社、2011年)、『鳥獣虫魚の文学史 虫の巻』(三弥井書店、2012年、共著)など。

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関連書

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前著もよろしくお願いします!
●伊賀忍者研究会編・山田雄司監修『忍者の教科書 新萬川集海』(笠間書院)
http://kasamashoin.jp/2014/01/post_2805.html