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2014年12月16日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●宮島達夫編『万葉集巻別対照分類語彙表』(笠間書院)

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1月下旬の刊行予定です。

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宮島達夫編
『万葉集巻別対照分類語彙表』
ISBN978-4-305-70751-2 C3081
定価:本体9,500円(税別)
B5判・上製・カバー装・256頁
付録CD付

万葉集全二十巻の中でどの単語が巻毎に何回ずつ使われているか。
意味とともに一覧できる、至便の書。
語彙計量の入門に最適な「集計表 数値を見ることへのいざない」を収載。

本書は、万葉集でどの単語が何回使われているかを巻別にしめし、対照できる表としてまとめたものである。
すべての単語に国立国語研究所編『分類語彙表』(増補改訂版、2004年)の分類番号を記して、個々の単語がもつ性格も即座に識別できるようにした。
『分類語彙表』は品詞と意味分野とを組み合わせた形になっている。
品詞としては体の類(名詞)・用の類(動詞)・相の類(形容詞・副詞)・その他の類(接続詞・感動詞など)があり、これに意味分野として
  抽象的関係
  人間関係の主体
  人間活動-精神および行為
  生産物および用具
  自然物および自然現象
が組み合わさる。
分類番号については、CDにて分類番号順語彙一覧を見ることができる。

表の数値によるいくつかの集計表を、巻末にしめす。集計表には、どのように集計して、どのようなことを知るかという、解説をくわえる。語彙を計量的に研究するための入門となるであろう。

本書に印刷されたすべてを、エクセル・ファイル、PDFファイルとしてCDにおさめる。
CDには、また、PDFファイル「Excelによる『万葉集巻別対照分類語彙表』のデータの活用」(小木曽智信氏監修 笠間書院編集部編)をおさめる。エクセルによるデータ処理の初歩をしるしたものとして、本書のデータの活用のために有益である。

【資料】
作品本文およびその用語の意味解釈は、おおむね、古典索引刊行会『万葉集索引』(2003年 塙書房刊) が採用したものを尊重し、あとの 【本文】などに述べる方針によって調整する。

【本文】
[1]歌の部分だけを対象とし、序・詞書・左注などはふくまない。
[2]本文は索引のよっているものをとり、解釈や漢字の読みも原則として索引にしたがう。
[3]かけことばは、文脈からみて重要だと思われる意味だけをとる。

【表の構成】
表は1単語ごとに1行をもうけ、次の10種類のことがらを左から順に29列でしるす。
・見出し...かな表記。単語はこの五十音順に配列する。
・順...同音語のなかの順番。同音語がなければ空白。
・漢字...「見出し」の漢字表記。おおむね索引により、代表的なもの。
・語種...空白=和語、漢=漢語、混=混種語。外来語はない。
・品詞...空白=名詞。他は品詞名の初めの漢字により、動詞には活用の種類を添える。
・注記...単語のはば、地名、漢字などにつき、必要に応じて。
・巻数...20巻中のいくつの巻でつかわれたか。
・合計...20巻で合計何回つかわれたか。
・巻ごと...それぞれの巻で何回つかわれたか。つかわれていなければ空白。20列にわける。
・意味分類...国立国語研究所編『分類語彙表 増補改訂版』(2004年 大日本図書刊)の意味分類の項目の番号および名称。いくつかの意味分類にわたるつかわれかたをしているばあいは、必要なだけしめす。

■使い方をインターネット公開(PDF)
○Excelによる『万葉集巻別対照分類語彙表』データの活用...小木曽智信(国立国語研究所准教授)監修・笠間書院編集部編
http://kasamashoin.jp/shoten/manyo_goihyo.pdf

■本書のパンフレットをPDF公開
http://kasamashoin.jp/shoten/manyo_goihyo.pdf

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■編者紹介

宮島達夫(みやじま たつお)
1931年、茨城県水海道町(現・常総市)生まれ。1953年、東京大学卒業。国立国語研究所勤務ののち、1991年より大阪大学教授、1995年より京都橘大学教授、2009年退任。国立国語研究所名誉所員。

主要著書に『単語指導ノート』(むぎ書房、1968年)、『古典対照語い表』(笠間書院、1971年)、『動詞の意味・用法の記述的研究』(国立国語研究所報告43、秀英出版、1972年)、『類義語辞典』(共編、東京堂出版、1972年)、『専門語の諸問題』(国立国語研究所報告68、秀英出版、1981年)、『角川小辞典 図説日本語』(共編、角川書店、1982年)、『雑誌用語の変遷』(国立国語研究所報告89、秀英出版、1987年)、『フロッピー版古典対照語い表および使用法』(共編、笠間書院、1989年)、『語彙論研究』(むぎ書房、1994年)『現代雑誌九十種の用語用字 全語彙・表記』(国立国語研究所言語処理データ集7、三省堂、1997年)、『「長塚節「土」会話部分の標準語訳と方言による朗読』(編集 「環太平洋の言語」成果報告書、大阪学院大学情報学部、2003年)、『日本古典対照分類語彙表』(共編、笠間書院、2014年)などがある。
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70751-2.html
または、直接小社まで、メールでinfo@kasamashoin.co.jpご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html

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【目次】
・凡例
・あ〜を
・集計表 数値を見ることへのいざない

○付録CD
・万葉集巻別対照分類語彙表.xls
・万葉集巻別対照分類語彙表.xlsx
・集計表_数値を見ることへのいざない.pdf
・凡例.奥付.pdf
・Excelによる『万葉集巻別対照分類語彙表』データの活用.pdf
・異なり語数・延べ語数・平均出現頻度.xlsx
・20巻すべてに出現した見出し語.xlsx
・巻数からみた語数.xlsx
・高頻度語.xlsx
・万葉集全体での出現順位・頻度・比率および累積.xlsx
・20巻すべてに出現した見出し語_出現頻度順.xlsx
・万葉集語彙表.xlsx
・万葉集語彙表.出現比率.xlsx
・万葉集語彙表.出現順位.xlsx
・語種.xlsx
・品詞.xlsx
・20巻すべてに出現した見出し語_品詞別.xlsx
・分類語彙表の類・部門・中項目・分類項目_および万葉集の見出し語数.xlsx
・一語の意味分類の数.xlsx
・語数が多い意味分野.xlsx
・20巻すべてに出現した見出し語_意味分類順.xlsx
・万葉集語彙表.意味分類展開.xlsx
・万葉集分類語彙表.pdf
・万葉集の巻のあいだの類似度.xlsx
・万葉集語彙表.出現頻度・比率対応.xlsx


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