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2014年11月26日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●井田太郎・藤巻和宏 編『近代学問の起源と編成』(勉誠出版)

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長尾宗典氏よりいただきました。

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【創られた「知」の枠組みを可視化する

明治日本における西洋の教育・学問制度の導入は、それまでの知のあり方との融合・折衷・対立・拮抗を経つつ、現在につながる学問環境を作り出してきた。
しかし、科学的・客観的とされるいまのわれわれの学問の枠組みは、果たしてニュートラルな存在としてあるものなのか―。
近代学問の歴史的変遷を起源・基底から捉えなおすことによって、「近代」以降という時間の中で形成された学問のフィルター/バイアスを顕在化させ、われわれをめぐる「知」の環境を明らかにする。 】

●版元公式サイト
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100396

ISBN 978-4-585-22099-2
Cコード C3000
刊行年月 2014年11月
判型・製本 A5判・上製 456 頁

●目次

序言 井田太郎

◆総説
近代学問の起源と編成 藤巻和宏

◆第一章 近代学問の起源と展開
近代国学と人文諸学の形成 藤田大誠
明治期における学問編成と図書館 長尾宗典
近代学術と漢字翻訳語―日本と中国における「合衆国」の展開― 千葉謙悟
近代日本のフランス語教育の起源と編成―宣教師の果たした役割― 西岡亜紀
神話学の「発生」をめぐって―学説史という神話― 平藤喜久子
近代日本における政治学の二つの起源と編成 飯田健
経験知から科学知へ―高等農学教育における英国流からドイツ流の選択― 熊澤恵里子

◆第二章 近代学問の基底と枠組み

近代科学の起源―本質を探求する学としての科学― 森田邦久
宗教史研究の近代性
―欧米におけるキリスト教と近代化をめぐる宗教社会学理論から― 杉木恒彦
アンリ・ピレンヌと近代史学史の十字路 青谷秀紀
〈実証〉という方法―〈近世文学〉研究は江戸時代になにを夢みたか― 井田太郎

◆第三章 学問の環境と諸問題

フランス近代詩と学問―「ボードレール研究」の確立を例に― 倉方健作
日本発沖縄経由アジア行の視点―海域アジア史の視点をめぐる断章― 高江洲昌哉
近代経済学とマルクス経済学―我が国経済学界における受容と対立の歴史― 齋藤隆志
日本の美術史学の展開過程とその特徴―一九一〇~五〇年代の学術研究化― 太田智己
「文化情報資源」をいかに活用していくか
―博物館・図書館・文書館が連携し合う時代の学術情報流通― 岡野裕行
学問領域と研究費―日本中世文学という辺境からの覚書― 藤巻和宏

あとがき 藤巻和宏

●編著者プロフィール

井田太郎(いだ・たろう)
1973年大阪府生まれ。近畿大学文芸学部准教授。専門は、近世文学、文学と美術の相関性の研究。
著書に、『原本『古画備考』のネットワーク』(古画備考研究会編(共編)、思文閣出版、2013年)、『近代日本政治思想史―荻生徂徠から網野善 彦まで』(河野有理編、ナカニシヤ出版、2014年)などがある。

藤巻和宏(ふじまき・かずひろ)
1970年群馬県生まれ。近畿大学文芸学部准教授。専門は、日本古典文学、思想史、学問史。
著書に、『聖地と聖人の東西―起源はいかに語られるか』(編著、勉誠出版、2011年)、『中世寺社の空間・テクスト・技芸―「寺社圏」のパースペクティヴ』(大橋直義・高橋悠介と共編、勉誠出版、2014年)などがある。


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